本日の日本経済新聞に、生命保険の不払いの金融庁への報告件数や金額、未調査の有無が載っています。
ぜひ見てみてください。

年金商品がほとんどのところが少ないのは当たり前です。

それを除いて、医療や死亡を取り扱っているところを見ると、私がある程度医療保険や死亡保険を推奨してきたところは、件数・金額ともに不払い件数が少ない方から数えていずれも5番目以内でした。

今、少ないところでもまだ調査中のものもありますから、更に順位が下がるかもしれません。

手前味噌ですが、保険会社を選ぶ目は確かだったとあらためて自負しているところです。

『20数社から選びます』

というの強調している大手保険代理店をよく見ますが、本当に保険金を支払ってくれるのかを吟味していない。加入者のことを考えていなかった事実が明らかになった事件だったのではないでしょうか。

また、こういう生保の不払いは契約を勧誘した代理店がチェックすれば、防げたはずですが、そういうところには注目がいっていません。

ちなみに私がこれまで勧めた保険についての不払いは0件です。(自慢!)

大手保険代理店もこれからはそこをPRしていけばいいのでは?

『当社で契約した方で不払いにあった方は0件です!!』とか。

そうもいかないのでしょう。きっとそういう大手の保険代理店は件数も多いですから、そこまでチェックもできないでしょうし、実際、あれだけの不払いがあれば、数十件はあるのでしょう。

0件でなければ意味が無いですからね。

また、保険専属代理店であれば、多少厳しい健康状態の方も契約に結びつけなくては売上になりませんから
(もちろん告知義務違反は論外です。保険会社によっては健康状態の審査が甘いところもありますので。)
07年04月20日 | Category: General
Posted by: fplifewv
生命保険の不払い問題が13日発表になりました。

予想通り全ての生保で不払いが発覚しましたね。

件数や金額が少ないところがありますが、ホームページを見ると調査中という表記があるので、まだまだ出てくるかもしれません。

それを見越したとしても、私がある程度推奨してきた生保は不払い件数・金額ともかなり少ないのはFP冥利につきます。

保険商品を複雑にしていない分、当然不払いになりにくい。

保険はシンプルにいきましょう。




毎日新聞より

生命保険38社は13日、金融庁に01〜05年度の過去5年間を対象とした保険金の不払い調査の結果を報告した。同日公表しなかったカーディフ生命保険を除く37社の不払い件数は約25万件、総額は約290億円にのぼった。3大疾病(がん、心筋梗塞、脳卒中)特約などで、保険金2000万円を支払っていなかった事例もあった。これから契約者に請求を促したり、事実確認が必要な契約は少なくとも110万件残っており、調査完了は9月末までずれ込む。生保は顧客への支払いを6〜9月に終える見込みだが、最終的な不払い件数と額は膨らむ可能性が高く、金融庁の厳しい行政処分は避けられない見通しだ。



07年04月14日 | Category: General
Posted by: fplifewv
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