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08年05月30日

独立前の私

私が独立FPとして開業して3年が経ちます。H17年6月開業

ふと、FP関連のメルマガからある関東のFPの方の講座の告知が届きました。

「FPとして独立するには」みたいな。

実はFPとして独立する前に、すでに独立している先輩FPということで個別に話を聞きに言ったことがある方でした。(DVDも買ったので3万円くらい払いましたね。)

当時の私は、独立FPはさぞかし立派なのだろうと思って期待していました。

しかし、実際お会いして話を聞いたら

「ただ、保険会社の情報だけを信じている典型的な保険代理店FPだ。」と感じ、その後お付き合いはしておりません。

不動産屋、相続、税金のことを聞いても、そもそも私が何を話しているのか理解できていませんでしたので会話が成立しませんでした。

私が目指す独立FPは難しい。FPとして食べていくには保険代理店として、相談者を騙す(騙すは言い過ぎですね。FPのマニュアルどおりの話をする)ことをしないといけないのかとショックを受けたのを思い出します。

DVDも見ましたが、やはり如何に相談者を騙すかのテクニック内容でした。(今も同じようなことをされているのかはわかりませんが、そのFPの相談者が私のところに相談に来ればおそらく8割くらいは私の話の方が正しいと思ってくれると思います。)

ちょうど独立3周年ですので、しばらくそのあたりのことをブログに書こうと思います。

08年05月28日

テレビのお得話

テレビでよくお得な情報とか裏ワザとかが放映されています。

テレビに限らず、雑誌などにもあります。

テレビも雑誌も時間や字数が限られています。

様々な例外があり、条件が整った場合にのみお得になる裏ワザとなります。


私が知っている裏ワザなども多く放映されますが
「○○の場合はダメなんだけど、それを説明していないな・・・。」

と思うことも。そういうことを知らずに失敗するとお得どころか大損することもあります。

水道光熱費など少額なお得なワザなら失敗しても被害はわずかですが、住宅ローンやマイホーム、保険、不動産取引、税金、社会保険料などで、中途半端な知識で裏ワザをして失敗すると数百万円もの損害になることがあります。

FPとして独立開業して3年。

会社勤めのときもFP的な仕事やアドバイスをしていまいたが、今思うとなんと恥ずかしいことをしていたのかと思います。

その頃は私は独身で子どももいませんでした。
※独立とほぼ同時期に子どもが生まれて親になりました。

そんな子育てをする親の気持ちもわからないで、自分より年上のお客様に(子育て経験をしている親)えらそうにライフプランの話をしていたこと、とても恥ずかしいです。

今も毎日子どもを育てることの勉強と新しいことの発見の日々です。

当方の相談センターにはお子さん連れでよく相談にいらっしゃいます。

だいたい、年齢・月齢は当てることができます。

その頃の子育ての大変さを共感し、旦那さんが気づかない奥さんの苦労などもお伝えして、よりよい家族関係を築くきっかけにしてもらえれば。

また、これから先に発生するであろう子育てトラブルについてもあらかじめ助言してあげることができます。

実体験に勝るものはありません。

本の知識だけでなく実体験に基づいたアドバイスができるのが本物だと思います。
08年05月19日

目からウロコ

昨日お伺いした●●です。

「目からウロコ!!」のようなお話ばかりで圧倒されてしまいましたが、保険・家計など
どのお話も大変興味深く 参考になりました。

先日の相談者からのメールでのお礼です。

※最近ホームページのお客様の声を更新していませんね・・・・。

メール以外や相談中・相談後もこの「目からウロコ!」という言葉が本当に聞かれます。

私の話をひとことであらわすとそうなるのでしょう・・・。

本を執筆するときは「目からウロコの●●●」というタイトルにしようかと本気で思っています。
(目からウロコシリーズで。目からウロコの保険見直し、目からウロコのマイホーム購入。など。)

私が相談して話すことはほとんどがオリジナルです。本や雑誌ではまず見たことがありません。

しかし、とても納得がいく内容であるからこその言葉だと思っております。

昔ホームページにお客様の声をのせたときにこの「目からウロコ」という言葉をそのまま載せたら、家族から

「お客様の声って勝手に考えて載せたんじゃないの?目からウロコなんていう人いるの?」

と疑われました(笑)。

でも、本当に目からウロコと言ってくださるんです。

目からウロコのFPです。
08年05月16日

実質無料の相談料

私は60分5000円という設定で相談を受けています。

多くの保険代理店や銀行、マイホーム業者が無料相談として見込み客を集めるのとは違いますので。

あくまでも有料。しかし相談者の利益優先で。

有料とはしていますが、これまでの相談者の95%以上は相談料以上の金額のメリットをお教えできています。

相談料1万円をいただいたとしても、ある家計の支出の中から、少なくとも10年間トータルで数十万円もの節約になるアドバイスを。

つまり相談すれば、必ずといっていいほど相談料以上得をするという事実。

しかし、これを広告という形にはできないのがつらいところです。

ぜひ相談者の方がお知り合いの方に口コミで教えてあげて数十万円得をする方が増えていただければと思います。
先日、目の一部が腫れて眼科に行きました。

※普段の相談はもちろんですが、テレビに出たり、写真を撮られたりするのであまり変な顔ではいられませんので。

当然薬を処方してもらうのですが、忙しい時間をぬって病院にいきましたので時間がなく、薬局が混んでいる時間を避けるのと、初めていく薬局だと色々書かされる(個人情報)のでいつも行く調剤薬局に後で行くつもりでいました。

そこでその眼科の窓口で

「この処方箋はどこの調剤薬局でも薬をもらえるんですよね。」

と確認しました。

それなら安心と、夕方にいつも行く調剤薬局に行きました。

すると

「これはうちでは置いていません。」

え!

近くにあった別の調剤薬局に行くとやはりそこにも無い。

眼科の近くの調剤薬局しか置いていないものらしいのです。

眼科の窓口でちゃんと確認したのに・・・・。

調剤薬局によっては置いていないということはちゃんと説明しないとは不親切も極まりない。

※ちゃんと処方箋にも「この処方箋は、どの保険薬局でも有効です。」と書いてあります。

眼科の近くの薬局にしかないのなら、そう言ってくれないと・・・・。

急いで眼科に電話しましたが、そっけない返答。

「法律で調剤薬局の指定をしてはいけないことになっていますので、こちらはどこの薬局でもあるとしか言えません。」

だそうです。それって事実と違うことを言いなさいと法律が規定していることになると思うのですが・・・・。

まあ、「ある」というのが取り寄せればあるという意味に理解しろということなのでしょう。でも患者は早く薬が欲しいですから。

確かに法律はそうなっているのかもしれませんが、一言断り書きやアドバイスがあってもいいのではと思います。


住宅にしても保険にしても消費者の立場にたって物事と考えないと生き残れない時代です。

医療に関してもそれは言えるのではないでしょうか。

もっと患者の立場に立って物事を改善していかないと。

後期高齢者医療の問題もそうですが・・。

医師や看護師も大変ですが、大変にしている大元の人たちが考えを改めないといけないと思います。