平成20年2月19日の日本経済新聞5面に

『医療費こう変わる』の記事がありました。

リハビリに成果主義という題名(このことの記事はずいぶん前に出しましたが)で、回復期リハビリ病棟の入院料について

病院が受取る入院料は、現行では1日あたり16,800円と一律だったのが、

その1
新規入院患者のうち15%以上が重症、退院者のうち他病院に転院しなかった患者が60%以上で

16,900円

その2
さらに重症者の30%以上が退院時に日常生活を送る能力を回復していると

500円上乗せ。

その1の条件を満たしていない病棟は15,950円に減額となります。


どういうことになるかというと、これまではただ、入院させてリハビリ効果が上がらない病院もリハビリ効果が高い病院が同じ報酬だったのが、リハビリ効果が高い病院は高く、低いところは安くなります。

各病院がリハビリに一生懸命になる良い制度のように見えますが、現行の民間の生命保険・医療保険がいかに意味がないものになるかが、これで更に明らかになります。