アスコム倒産騒動 止まらない深刻な出版不況
2月26日9時30分配信

 都内の出版社「アスコム」の倒産騒動が起こっている。社員は20日付で解雇され、2月21日から事務所は閉鎖されている。アスコムは株式会社アスキーの一般書籍部門アスキー・コミュニケーションズとして設立され、田原総一朗氏、松山千春ら有名人の関連書籍を多数発行し、NHKの人気番組「ためしてガッテン」などの定期刊行物などでも知られていた。

 現時点ではアスコムの倒産について新しい情報は入ってきていないが、最近出版社の倒産が続いており、アスコムが倒産していても驚くことではなくなっている。

 ここ1年を見るだけでも、男性向け雑誌、特にグラビア誌の発行元として知られていた英知出版が2007年3月に自己破産、続いて同年11月に「超図解」シリーズなどPC入門書の草分け的な存在エクスメディアも自己破産した。また今年に入っても1月に徳大寺有恒の『間違いだらけのクルマ選び』シリーズなどで知られる草思社が破綻している。

 インターネットや携帯電話の普及などによる活字離れや業界構造の問題などにより、出版業界は1997年以降、市場規模が年々縮小している状況だ。業界大手の講談社は今月、12年連続の減収決算を発表した。売上高確保のために出版点数は増加しているが、返品率が高く、出版業界は悪循環に陥っている。また出版社の収益減少は、執筆で生計を立てている作家やジャーナリスト、フリーライターの収入にも影響しており、少額の印税にあきれて執筆を放棄し、投資などで収入を確保しようとする作家もあらわれている。このまま出版業界が何も手を打たないようでは、「次のアスコム」のニュースが流れるまでそう時間はかからないかもしれない。


出版業界の倒産が続いています。
新風舎
草思社
など。

出版不況とも言われる状況、様々な要因はありますが、いずれにしても時代の流れです。

これはマイホーム業者にも言えます。

人口は増えない。マイホーム業界はより顕著です。

大手ハウスメーカー、東北ミサワホームも伸び悩みを認めて、賃貸住宅重視にシフトしつつあります。(日本経済新聞など)

特に平成21年の秋にマイホーム業者の保険が義務化になります。
経営状態が悪くて、保険に加入できない業者も出てくるでしょう。
今、あなたが依頼しようとしているマイホーム業者が1年半後には無くなっているかもしれません。

きちんとマイホーム業者を調べてください。