先日、不動産屋が境界の杭を打っていないことを引き渡し当日まで黙っていたことを書きました。(10日ほど経ちましたがまだ打たれていません。)


今度は銀行です。
(すべての銀行がそうだということではありません。これを参考に少しでも銀行員のレベルが上がって、消費者重視になって欲しいという意味でここに書きます。)


住宅ローンの契約について、事前審査などすべてが済んでいざ契約という段階になって、追加の書類を出してきて、これに署名してくださいと言ってきました。


私は、立ち会っていなかったのですが、相談者から不審に思ったので、その場で署名せずにあとで私に相談がありました。

※こういうのがFPに依頼しておくメリットです。FPに相談していなければそのまま署名してしまったかもしれません。

その書類の詳細はかけないのですが、その書類に署名した場合、今回その銀行の住宅ローンを選んだ意味が全くなくなる可能性がある書類でした。

場合によっては何百万円もの損害が出る可能性がありました。

その問題は10数年後に明らかになります。

銀行は、今がよければそれでよいということでその問題点についてはなんら説明もしてくれていませんでした。(問題点に気づいていなかったのですが。)


今、その書類に署名していいかを調べています。


ただ、その方がその銀行の住宅ローンの契約をするにはその追加書類がどうしても必要だということ。

契約日より前にそれは銀行は知っていたのに、契約日まで黙っている・・・。

契約日に出されたら一般の人は署名してしまいます。

それで、10数年後に何百万円も損をしたことに気づく。

しかし、そのころには銀行の担当者は転勤等でいなくなっているでしょうし、銀行のミス(説明不足)を証明するのは容易ではありません。時効となるかもしれません。

そうなると消費者が泣き寝入りです。

きっと、世の中にはこんなことで損をしている人がたくさんいるのでしょう。

消費者保護のために顧問FP制度ができることを望みます。