2008年7月16日(水)
新たに5物件で使用確認 神奈川の規格外生コン問題

 生コン製造販売会社の六会コンクリート(神奈川県藤沢市)がJIS規格外の不適切な材料を混ぜたコンクリートを出荷していた問題で、国土交通省は16日、新たに神奈川県内のマンションなど5物件で使用が確認されたと発表した。

 同社は、焼却灰を溶かして固めた「溶融スラグ」を混入した生コンを県内の建設や土木工事の現場計約300カ所に出荷しており、国交省はさらに調査を進める。

 新たに判明したのは横浜市のマンション2件と介護老人保健施設、鎌倉市のマンション、茅ケ崎市の工場。茅ケ崎市の工場は昨年10月に完成、残る4カ所は強度確認などのため工事を中断した。

 このうち横浜市のマンションと介護施設、鎌倉市のマンションの3件で、コンクリート壁などの表面がはがれる不具合が見つかった。

(共同通信社)

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ちょっと前にブログに書きましたが、なぜかそれほど社会問題化されていないのが不思議です。

あらゆるコンクリート製の建築物が調査の対象となりうるのに。

ただでさえマンション販売が伸び悩むのに、こんなことが大きく報道されたら、どうしようもなくなるからでしょうか。