私は様々な企業からの依頼で、講座を開催しております。

企業の既存のお客様の場合もあれば、新聞等に広告を出して新規のお客様を呼ぶ場合もあります。

結構な回数、そういった講座の告知記事で私が露出しているのですが、こんな質問を受けることがあります。

ほとんどが保険の代理店や保険会社からですが、

『セミナーや講座をよくやっているみたいですが、保険契約はどれくらいとれているんですか?』

まったくもって失礼な質問です。

ファイナンシャルプランナーがおこなっている講座は保険契約をとるためのものだと思っています。

確かに、ファイナンシャルプランナー主催のお金に関するセミナーは、保険につなげる目的のものが多いです。

まじめに将来や資産運用を考えていた参加者がショックを受けています。

そういった保険勧誘を目的にしたセミナーの構成はこうです。
●●スクールという名称が多いですが。

?これから大変な時代がくる
?インフレがくる
?株などで投資しなくてはインフレに対応できない
?でも一般の人は難しい
?投資信託というものがある
?保険の中でも変額保険がある
?死亡の時にも役にたつし、老後資金にもなる
?だからうちで保険を見直しをしましょう。

と、保険契約に結びつける構成です。

私の講座はまったく違います。目的は保険契約ではなく、参加者が安心した将来設計を手に入れることです。

本当に資産運用やライフプランが設計できる人は保険にはほとんど加入する必要がありません。

保険会社や保険代理店にいるとどうしても保険に話をつなげたくなるようです。

不動産、税金、社会保険料、海外情勢など広く知識と経験をもっていると保険だけで考えるのはとても恐ろしいことだときづきます。