【質問】

現在住んでいるマンションは、当初、母・姉の共有名義でした。
しかし、姉の結婚、母の定年から支払いが困難となり、私が住宅金融支援機構にお願いして債務者に追加してもらいました。
追加してもらった理由は、借り換えが目的です。
そこで質問ですが、持分は母5/10、姉4/10、私1/10となっていますが、私一人の収入で借り換えは可能なものでしょうか?

【回答】

まず、気づいていらっしゃらないかもしれませんが、借換えができたとしても贈与の問題があります。
ですから贈与税について税理士や税務署に確認をしてください。

借換えが可能かについての回答ですが、可能な金融機関はあると思われます。
※しつこいようですが、贈与の問題は解決したとして。

ただし最低でも次の条件は満たしていないといけません。

●相談者様がそのマンションに住んでいること。
●相談者様の年齢が金融機関の定める年齢の範囲内であること(多分大丈夫でしょうが)
●マンションの築年数がそれほど経過していないこと(20年程度)
●相談者様の収入だけでローン残高から求められる返済負担率をクリアできること。
●その他 相談者様がローンが借りられること(カードの滞納などがない、団体信用生命保険に加入できるなど)

本人一人が借りてお母様とお姉様が物上保証人(もし本人が返せなければ、母、姉が自分の持分も処分していいという同意)として署名するような形です。

ただ、かなり大変な借換えになると思われます。(贈与も含め)

そこまでするメリットがあるのか、他に良い方法がないかを検討されると良いと思います。