警察庁の統計によると平成10年から毎年自殺者数が年間3万人を越えている。

平成21年もすでに2万人を越えていて、年内は3万人を越える見通しです。

毎日平均すると約100人が自殺する社会となっている日本。

日本の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)は23・7と、米国(11・0)や英国(6・7)など先進国の中で突出している。

自殺者の家族への心労も計り知れない。家族を亡くした悲しみはもちろんのこと、回りから『どうして自殺を止められなかったのか。』と非難されることも。

一生十字架を背負って生きていかなくてはならない。これが自殺の連鎖を引き起こしているのかもしれません。

自殺の理由には色々あると思いますが、経済的なことも大きな理由には間違いないでしょう。

経済的なことがきっかけで家族関係が悪くなってということもあるでしょう。

私のところにはそのような相談も多く寄せれれます。

『死んだ方が楽だ。』というような。

決してそんなことにはならないように懸命に対応しますが、やはり悔やまれるのは、自殺を考えるような状態になる原因を作る前に相談に来てほしかったと。

そのひとつの原因であるマイホーム。決して業者の言いなりになって返済可能な金額以上のものを買わないように。

買うのは一瞬でも住宅ローンを返すのは30年以上です。