私がFPとして独立する時に、別の独立FPとして成功している方の話を伺いに行きました。

首都圏におりましたので、それなりに時代の最先端の独立FPがいらっしゃるのだろう、お会いしてすばらしい話を聞けるだろうと思っておりました。

ところが、実際に会ってみると実情はただの保険代理店。

保険販売手法としてFPを名乗っているだけでした。

保険にとって大事な世帯主が死亡した後に必ずおこなう相続のことやマイホーム手続きのこと、遺族年金のことをFPとしてわかっていることを想定して会話しましたが、まったく噛み合いませんでした。

「あ!この方はFPとしての勉強はしていないんだな。保険販売のことだけ考えているFPの仮面をかぶった保険営業マンだ。」

と思いました。

最近になって、その方が保険代理店向けにセミナー講師をされていることを知りました。

もう8年以上も前なので、その間に本当のFPとしての様々な分野の勉強や経験をされていらっしゃることを望みます。

ただ保険販売をするだけの方、そういう代理店を増やすだけの方は「FP」「ファイナンシャルプランナー」を名乗っていただきたくありません。

本当に相談者の幸せを考えた上での保険代理店が増えるようなセミナー講師はぜひともやりたいですね。(ひがみが入っているかもしれませんけど(笑))