帝国データバンクがコンプライアンス違反(※「粉飾決算」や「業法違反」、「脱税」など)が判明した企業の倒産を「コンプライアンス違反倒産」と定義しています。

食品業界で騒がれた産地偽装や原材料偽装なども重大なコンプライアンス違反です。

かつて私が実質的な顧問をしていた企業。

重大なコンプライアンス違反をしていたので、早急な改善すべき、具体的な改善方法についてワンマン社長に提言。

しかしワンマン社長はとりあわず(その状態で何十年もやってきていたということもあったので甘く見ていたのでしょう)。

社長長期不在時にその問題が激怒したお客さまから指摘。ちょうど食品偽装問題が話題の中心であり、週刊誌記者が食いつきそうなネタ(大手企業も巻き込まれかねない問題)。

もしお客さまが週刊誌に駆け込んで週刊誌で取り上げられていたら、コンプライアンス違反倒産していた可能性も。

なんとか対応しましたが、社長不在時なのであまり感謝もされず。。。。

中小企業にこそ、社長・トップがいやがる口うるさい第三者からのチェックが必要な時代です。