毎年協力させていただいております、週刊ダイヤモンドさんの保険特集。

今年はかなり私の辛口コメントを採用いただいているように思います(他のFPや編集の方と意見が重なっただけかもしれませんが)。

今回のダイヤモンドさんはぜひ買って読んでください!!!

私が皆さんに伝えたくても伝えられない、保険業界・保険代理店業界の闇を明らかにしてくれています!!
ダイヤモンド保険特集.jpg
http://dw.diamond.ne.jp/list/magazine

保険紹介サイトに商品券目当てで相談するということはどういうことなのか。

何度も、同様のサイトから「保険の見込み客を紹介しますので紹介料ください」と営業を受けてきましたが、お客さまのためにならないので拒否し続けてきた甲斐がありました。

ダイヤモンドさんの表紙にある「見直すなら最後のチャンス!」とありますが、
確かにそうかもしれません。

平成28年5月29日から保険業法の改正が行われます。

販売手数料が高い商品ばかり勧めないようにするためといわれています。
「なぜ、その商品を勧めて契約するに至ったのかを細かく記録しなさい」というところです。

言葉は悪いですが
「代理店手数料が高いものを勧めたわけでは無いですよ!」
という言い訳文を用意するということです。
※代理店手数料が高いものを勧めていけないというわけではありませんので結局抜け道が存在します。

もともと真面目にやっていた保険代理店にとっては、とても面倒な手間が増えただけです。

私もやってみてはいますが、かなり大変です。例えば医療保険の各社の三大疾病の内容は、実は違います。その違いを分厚い約款を見せて確認してもらいます(ここまで大手の保険代理店はやらないかもしれませんが、まじめに改正保険業法を守ろうとするとこうなります)

がん保険の一時金や通院給付金も支払われる要件が違います。

当然保険料も違います。

これらをすべて説明し、お客さまに理解した上で契約となるとかなりの手間です。

私がやっているような、代理店手数料ゼロの共済やグループ保険との組み合わせでは赤字必至です。

私がこれまでやってきたように相談者にベストの保険を提案してご契約いただいても、実際私に入る代理店手数料は年数千円(場合によっては数百円)です。

これでも細かく記録をとっていくとなると正直手間の時間ばかりかかってしまいます。

一部の代理店手数料目当てにお客さまにベストな保険を提案していない代理店の影響で真面目な代理店が6月以降多くなってきます。

保険の見直しは本当にお早めに。