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また宅建業法の話になりますが、賃貸の部屋を仲介するときも売買を仲介するときも宅地建物取引主任者という有資格者が重要事項を説明しなければいけません。

これは法律上の義務です。違反したら罰則があります。

しかし、実際上は賃貸は不動産屋も軽く見がちで、宅地建物取引主任者という有資格者が重要事項を説明していないのではないかと思われることがあります。

特に繁忙期の今ごろは案内で忙しく、契約する場合は契約書と重要事項説明書を郵送でやってしまう。

宅地建物取引主任者の資格の無い人が重要事項を説明する。

宅地建物取引主任者の資格を持っていてもその証明である主任者証を契約者に見せなければいけないことになっています。

私も何度も引越しをしていますが、主任者証を見せられて重要事項を説明されたことは1度くらいしかなかったです。
※私は学生時代に宅建に合格していましたので、契約のたびに『宅建業法違反なのにな・・・。』と思いながら重要事項を聞いていました。

そう、主任者証を見せなければ違法です。

もし、あなたが賃貸の契約をするときに不動産屋が違法なことをしていたら、契約が終わった時に指摘しましょう。

『主任者証見せてもらっていませんが・・・。』

不動産屋はドキっとします。

『この契約者は知っている・・・。トラブルになったら面倒だ。』

こう思ってもらえれば、その後部屋の不備があったときや、退去する時に現状回復のときに、カモ扱い(大家さんの味方ばかりする不動産屋に賃借人が損するように誘導・説得される)されないですみます。
08年09月22日 | Category: General
Posted by: fplifewv
多くの方の夢であるマイホーム。

マンション派の方はいくつもマンションを回ります。

戸建派の方は、土地を納得いくまで探し、家を建てる工務店やハウスメーカーを吟味します。

多くの方は、契約をしてから、住宅ローンをどこにしたらいいかの相談にみえます。

なにごともなければ、低金利でライフプランにあった住宅ローンを選びます。

ここまでは、普通のFPの仕事です。

しかし、くらしとお金のセカンドオピニオンはその先まで、その裏の裏までアドバイスします。

実は工務店が計画倒産を狙っているのではないかと思われる事例がありました。

計画倒産とまで言わなくとも、経営内容は倒産寸前で資金は自転車操業。

新しい契約者(銀行)からもらったお金を前のお客さんの材料費や大工さんへの支払にあてているとしか
思えない経営状態。

なんとか資金が回っていれば、ちゃんとした家が建つかもしれませんがいつ倒産してもおかしくない状態。

当然材料費や大工費を削るため欠陥住宅にもなりやすい状態。

近々倒産するから、せっかく建ったマイホームが5年後に欠陥が見つかってもだれも責任はとってくれない。

そこまで考えて家を建てる契約をしていますか?

こんな工務店と契約したら、ババ抜きやギャンブルで家を建てるようなものです。

こんな工務店を紹介する団体(第三者的な立場で安心だと思わせる団体)もいるようですので、注意してください。

本当に信頼できるところを見極めることが大切です。
08年09月22日 | Category: General
Posted by: fplifewv
一般の方が不動産屋と付き合うことが多いのは賃貸物件を借りる時でしょう。

不動産屋に行って、物件を案内してもらい、設備や環境などを説明してもらいます。

借りる方はその説明を聞いた上で契約をします。

その説明を書面に表したものが重要事項説明書。

重要事項は宅地建物取引主任者が主任者証を提示しておこないます。
※それをしないと宅建業法違反です。

そして、契約書。

契約書にサインしてオーナーさんに家賃や敷金を支払い、鍵を受け取って基本的には完了です。

だいたいこのタイミングで仲介した不動産屋さんに仲介料を払います。

家賃の1ヶ月分というケースが多いです。結構な額です。この結構な額を受け取れる理由の一つが重要事項説明です。

その不動産について詳しく説明する義務。

それをわかっていない不動産屋が多い気がします。

ただ空き物件を集めて、それを広告して契約をまとめるだけ。

不動産には色々あります。見た目でわからない欠陥があることもあります。

時間が経ってから発見された欠陥については、契約の時期の欠陥なのか、時間の経過で自然にできたものかわかりませんので、それを不動産屋に問うのは告かもしれませんが、契約後すぐにわかった欠陥は別です。

契約前は電気やガスや水道が通っていません。

入居してはじめて、水道が壊れている、電気の配線が切れているところがある。ということに気づくことがあります。

物件の状態について借主に説明する義務を負っているのは、不動産屋です。もちろん、電気配線が切れていることはオーナーも不動産屋も誰も知らなかったかもしれません。

しかし、この修理費用は誰がもつのか?どうやって直すのか。もめることがあります。悪質な大家であればもう契約した。消耗品だから、借主が負担しろということもあるかもしれません。

このような時にオーナーと借主の間でもめることが無いようにするのが不動産屋の仕事そのために仲介料を受け取っています。

それなのに、仲介料を受け取ったら、手のひらを返して
『直接オーナーと交渉してください。私はもう知りません。』という不動産屋も残念ながら存在します。

借主としては『だまされた!!』と不満をもつかもしれません。

不動産の契約に詳しくない方は泣き寝入りするかもしれません。

そうして、不満を抱えて、借主はそこから引っ越す・・・。
空室になる・・・・。オーナーは不動産屋に広告を依頼する・・・・。
不動産屋は次の借主から仲介料を受け取る。

悪質な不動産屋の方が儲かる仕組みはおかしいと思いませんか?

損するのは借主とオーナー両方。

もっと借主とオーナーが賢くならないと損ばかりします。

不動産屋に仲介料を払うのはできるだけ遅らせる方がいいですね。

これから例えば
『当社は借主第一に考えた仲介に自信がありますから、仲介料は半年の分割で受け取ります!契約後になにかあったら遠慮なくおっしゃってください!』
というところでてきたら伸びてくるかもしれません。

伸びて欲しいものです。


08年09月15日 | Category: General
Posted by: fplifewv
先日の新築マンション購入予定者の住宅ローンについてです。

自営業の方は、なかなか住宅ローンの審査は通りにくいのです。

マンション業者は自営業に強いということで、○○銀行に審査を出してみましょうと言い、そのように手続きを勧めいていました。

相談者から私は相談を受けて、○○銀行ということを聞き、マンション業者に電話をしました。

「FPの西村ですが、Aさんの契約と住宅ローンについて話しがあります。」

と。マンション業者にはAさんはFPの西村さんに相談してあるから、西村さんから電話があると伝えてもらっていたのですが、とても対応が悪かったです。

せっかくの契約をダメにされると思ったのか、余計な知恵をつけるFPがつくのを煙たがったのか。

(まあ、実際多数の契約をダメにしたことはありますけど。消費者の利益を優先にしたため)

この方の場合は、買っても良いマンションでしたので契約をダメにするつもりはありませんでした。

しかし、住宅ローンの選び方について文句がありました。

西村:
「△△銀行にどうして審査を出さないんですか?」

マンション業者
「そこは審査が厳しいそうなので・・・。」

西村:
「Aさんの状況を詳しく知っていますか?Aさんの状況なら△△銀行なら審査も通る可能性は高いし金利も安いですよ。」

マンション業者はすごく嫌な感じでシブシブ△△銀行への審査を出しました。

審査の結果は、
マンション業者唯一出していた○○銀行は審査は通りましたが金利はなんと6%台

私が教えた△△銀行も審査は通りました。
金利は2%台です。

4%もの金利差です。

多分マンション業者も驚いていたでしょう。
住宅ローンのプロの実力に。

もし、私がAさんの相談にのっていなければどうなったでしょうか。

おそらく○○銀行の6%台の金利で契約させられていたでしょう。マンション業者はとにかく早く契約を成立させたいですから。

そうしたら、何百万円もの利息の差になったでしょう。

本当に業者の言うままに契約はしてはいけません。

08年09月10日 | Category: General
Posted by: fplifewv
08年09月08日

FP講師あれこれ

私は講師業もおこなっていますが、月1〜2回程度です。

 ここのブログにあるように内容が過激すぎますし、伝えたいことをなるべく伝えたいので、一般的な講師とは少し色が違います。

 FPの講義を聞いて少しでも自分の将来について考えていただければそれでいいので、それは他のFPの講義などを聞いていただくほうが内容も初心者向けでわかりやすいと思います。

 私はそういう意識の芽生えた方を個別にサポートします。講義では言えないようなことや、その方独自の隠れた資産を活用します。

 先日、FPではないのですが家作りのコーディネーターの方の講義を聞いてきました。

 家を建てようとしている一般の方向けの内容でしたが、まず、家を建てることが先行していたのは業者よりでした。
 ※講師ご本人も業者からたっぷりお金をもらっていると言っていましたし。

 数多くの講義をされていると思うので、仕方ないのかもしれませんが、気にかかることが・・・。

 データが古い

 何年前のデータを元にしているのか?と疑うところも。

 個別のコンサルティングの際はデータは最新のものです。投資信託の基準価格・為替・株価・住宅ローン金利など。

 講師ばかりで最新データの収集をおろそかにすると個別コンサルでお客様におもわぬ損をさせてしまうことがありますので注意が必要です。

 データが古いと言えば、講師の方のがチラシなどで使う写真は実物よりかなり若いのはなぜでしょう?

 若く見せたいのですかね。(特に女性は)

 まあ、私は実際の年齢より高く昔から見られているので、反対に年齢を言うとそんなに若いの??と驚かれます。

 年齢の割りに顔がふけているし、話し方が落ち着いているし、内容が豊富な知識と経験に基づいているからだと、自分に都合の良いように解釈しています。

 反対に、最近の相談者の女性(既婚の30代〜40代が多い)は実際の年齢より若くてきれいな方が増えたなと思います。

 実際の年齢を聞けるFPならではですね。
08年09月08日 | Category: General
Posted by: fplifewv