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私のところにはマイホーム購入予定の方が多くいらっししゃいます。

新築、中古、マンション、戸建色々です。

私は、その方のライフプランと住宅ローン、将来の教育費、老後資金、転勤の状況、親の面倒など様々な方面からマイホーム取得の可否の診断をします。

診断の結果、マイホーム購入をやめた方がいいとアドバイスすることも多くあります。

その理由の多くは、住宅ローン破綻することが予測されること。それにせっかく買っても近い将来手放す可能性が高いことなどがあります。

そのあたりを相談者にきちんと説明すると、大変喜ばれます。その後、不動産屋、マンション業者などに購入の断りを入れていただきます。

そこで必ずと言っていいほど、不動産屋・マンション業者などは、しつこく食い下がってきます。

「今、この物件を買った方がいいですよ。」
「なんで急にやめるなんて言うのですか?」

実は、断りの連絡をした時にその不動産屋・マンション業者の本性が出ます。同時にその物件が本当に良いものかがわかります。

悪質な不動産屋は、断りの前はとても親切丁寧・お世辞もよく言います。ところが断ると態度を豹変させて、なんとか契約に持っていこうとします。

中には「そんなアドバイス(購入するな)をするFPは誰だ!!」と怒鳴ってくるところも。そういう態度を取ったら、もうお客様はその営業の方と契約をしたいとは思いませんよね。しかし、それに気づいていないのが、驚きです。

それに、本当に良い物件であれば次の購入見込み客が得られるはずです。

その見込みがないということは物件に問題があるか、価格が高いかということがあるといえます。

マイホームを購入する方は、試しに契約寸前で断ってみるといいかもしれません。

もちろん売り手以外のFPに事前に相談してください。

それで営業マンの本質と物件の本来の価値が見えてきます。

生涯で大きな買い物ですからそれくらいしてもいいではないでしょうか。


本日朝、某テレビ局で秋田県の悪質マイホーム業者による被害の放映がありました。

新築したマイホームに設置した温水器のボイラーに安全弁を取り付けていなかったために、ボイラーが爆発。

幸い住人は留守でしたが、90度にもなる熱湯が建物のいたるところに流れ出す。

湿気が抜けない構造になっていたため、しばらく建物が高湿度になり、建物・家財ともにカビだらけ。

とても住めない状態に。

回復を求めて訴訟中。

建物の状態をチェックしたら他に欠陥が見つかったとのこと。

この業者は今も営業中。

テレビのコメンテーターは『こんな業者が今も営業しているんですか!!』と怒りのコメントを出していました。

確かに営業を続けている問題はありますが、もしこの業者が倒産していたら、この被害者は何千万円も損をして救済されません。

倒産しないところに頼んでいたのは不幸中の幸いで救いといえます。

マイホーム業者が倒産したらどうなるか。オリジナル小冊子を発行していますので、ご興味のあるかたは資料請求してください。