円高・ドル安が加速しています。

今回の円高・ドル安は、報道でもよく言われていますが、アメリカ経済の不安のためにドルが安くなっているために相対的に円高になっているだけです。

ユーロなどにたいしては円は強くなっていません。


さて、この円高ドル安で外貨預金が人気とのこと。

確かにドルの外貨預金で為替差益と高利率を狙える可能性はありますが、今がピークで円安に動く保証はありませんし、今後何年も1ドル100円を切った状態が続くかもしれません。

近々使う予定のある資金を安易に大量に外貨預金にしないように気をつけてください。

08年03月18日 | Category: 金融投資のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
08年03月16日

架空投資話

架空投資話の被害相談も増えています。

今、円高・原油や金などの商品高。

これに乗じて儲けませんかというあやしい業者からの勧誘電話。

例えば、原油が1バレル90ドルの時に買って、1週間で1バレル100ドルになる。90万ドル買っていれば1週間で10万ドル(日本円で1020万円)の儲けになる計算になります。

損した場合は投資者が損をする。

得をした場合は、「言ったとおり上がったでしょう!もっと上がるから追加で投資しましょうよ。」

との勧誘で絞れるだけ絞る。

まともな業者ならちゃんとその方の名義で原油に投資しているでしょうが、怖いのは、ノミ行為(預かった金は投資に回さない)。

投資したはずのお金は暴力団へ上納金として渡ってしまい、解約して戻そうにもお金は無い。

絞れるだけ絞りとったら業者は連絡がとれなくなる。

なけなしの退職金2000万円と自宅を担保に借りた3000万円の合計5000万円を業者にとられる。

年金で3000万円を返せる訳もなく、自己破産して狭くてもぼろいさびしい老後を送り、孤独死する。

そうならないようにしてください。

※FP顧問契約(月5000円〜1万円)をしている方はそのような勧誘電話に対しても対応しています。
(「FPの西村さんを通してください。」として、業者に私の電話番号を伝えてもらいます。業者が私に電話を掛けてきて5分くらい話をすると大抵業者が突然電話を切ります。騙せないと悟るので。)

時々本当に怖い業者もいますので、それからすると安い安心料だと思いますが、なかなかそういうFP顧問の考えが浸透しないですが。

一瞬、一本の電話で人生をめちゃめちゃにされることを考えれば・・・・。
08年03月16日 | Category: 金融投資のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
<大手行決算>8グループの損失6950億円 2カ月で倍増


米低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題に絡む大手銀行8グループの損失額が08年3月期見込みで計6950億円に達することが31日、分かった。保有するサブプライム関連の証券化商品などが一段と値下がりしたため。損失規模は昨年11月時点から2カ月余で倍増した。個別では、みずほフィナンシャルグループ(FG)が3950億円と国内金融機関で最大。三菱UFJFGも950億円に膨らんだ。

 損失見込みは8グループが07年10〜12月期連結決算発表に合わせて明らかにした。損失拡大でみずほFGは08年3月期連結決算の最終(当期)利益が昨年11月時点の予想(6500億円)から4800億円に落ち込む。あおぞら銀と新生銀も08年3月期の最終利益予想を下方修正した。

 みずほFGのサブプライム損失が約4000億円に膨らんだのは、傘下のみずほ証券が営業用に保有する7000億円近いサブプライム関連商品に約2200億円の評価損が出たのが主因。3月末までにさらに500億円を追加処理する。また、米国の金融保証保険会社(モノライン)の格下げで契約通り損失保証を受けられないリスクが生じたことも損失を広げ、みずほFGが490億円、三井住友FGが100億円の引当金を計上した。

 一方、サブプライム問題を引き金とする株安で、各行の株式含み益は昨年末時点で計6兆7617億円と、同9月末から1兆3478億円(16.6%)も目減りした。年明け以降の株安進行で含み益はさらに減少しており、サブプライム問題の打撃は深まっている。
(1月31日 毎日新聞)

大手銀行の経営が悪化しています。地銀にも今回のサブプライム・世界株安で影響を受けたところもあるはずです。

もしも、銀行が倒産したら預金は1000万円までしか保証されないことを思い出してください。

ペイオフです。

どうも最近みなさん忘れているようですが、金融機関が倒産する大変なことになります。

1000万円は保証されるとしても、銀行の精算手続きが終わるまではその1000万円もおろせません。下ろせるのは60万円程度だけです。

災害は忘れたころにやってくる。
08年02月02日 | Category: 金融投資のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
日経平均が下げています。

去年の今頃は1年後には20000円台もありうると豪語していた数多くのFPは今どうしているのでしょうか?

証券仲介業をしているFPの方の顧客でなけなしの退職金を投資信託につぎ込んでしまった方の現状が気になります。

私は、投資信託等の私の力でなんとかできない投資はお客様にすすんで提案しないので、私のお客様については安心です。

1万4000円の下値抵抗ラインを下回ると、1万2000円も見えてくる。

このあたりのテクニカル分析はさておいて、この状況で何に投資すべきか。

原油・金等の商品系は高値をつけている。

円高(ドル安)ですから、外貨建て商品も魅力的ですが、アメリカ経済自体の雲行きが怪しいのでドル高にふれてくれるのか・・・。それはいつなのか・・・。

本当であれば、株式が下げているので、買いなのですがなかなか下げている時に買いにはいけません。

では、こういうときにはどうするか。

それは私のお客様にのみお教えしています。

※今日は意地悪ですね。でも、本当の情報や知識はタダでは手に入りません。

 人によってはわずか1万円の相談料が2000万円もの効果となって返ってくることもあります。

 こういうものにお金を払うのが本当に価値のある投資だと思います。

08年01月02日 | Category: 金融投資のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
先日、失敗がありました。

初めてお会いした相談者に、ある貯蓄性の保険への加入の相談を受けました。

その方は死亡保障は必要ない方でしたので、単純に貯蓄目的でした。

私は、すぐに計算して利回りの低い商品だということがわかって、
「これに加入するくらいなら定期預金にして、金利が上がったときやキャンペーンを利用した方がいいですよ。」

とアドバイスしました。

そのときはお客様も満足して帰られました。

ところが、後日そのお客様から電話がかかってきました。

「先日アドバイスいただい件で伺いたいのですが・・・。」

なんと、その方は利回りの悪い保険商品を契約してしまったのです。

契約に至った経緯は聞きませんでしたが、パンフレットの強調しているメリットや売り手の営業の方の説明を聞いている内に、

「これは良い商品だ。FPの西村さんは間違えたんだ。」

と思い込んでしまったそうです。

契約し、クーリングオフの期間も経過してしまったのですが、やっぱり気になって電話を私にしたのです。

その電話で丁寧に説明したところ、やっぱり得では無い商品だと理解していただきました。
相談者はとても後悔されていましたが、後の祭りでした。

長いお付き合いのあるお客さまはには信頼を得ていますので、私のアドバイスを素直に聞き入れていただけます。

しかし、付き合いの浅い方の場合は、このようなことも起こります。

売り手のパンフレットや営業マンは売るのに都合の良いように表現するのが得意です。
都合の悪いところは隠すか目立たなくして。

さらに、他のところに相談に行っているということがわかれば、そこの悪口、間違っていないのに間違ったアドバイスをしたかのような話をし、二度と他のところに行かないようにさせます。

そして、契約を結ばせて、お客様に損をさせます。

私も、初対面でしっかりセカンドオピニオンとして信頼を得られれば良かったのに、そこまでいたらなったためにせっかく相談に来ていただいた方に損をさせてしまったことは反省です。


07年09月28日 | Category: 金融投資のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
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