長野市の税理士　星野直信

　先週７日（水）、隣接士業・長野県社会保険労務士会と関東信越税理士会長野県支部連合会との連絡協議会が開催された。同協議会では、友好関係を維持することを原則とし、両者間における諸問題を県レベルで協議し、発生した課題にはお互いに警告・調整するとしております。


（協議事項）

・役員報酬期中増額での両者での対応相違
・傷病手当の取り扱い
・業務ソフト（給与計算）の取り扱いと年末調整
・ファィナンシャル・プランナー（ＦＰ）の年金・税金指導について
・両資格保持者の綱紀観察事案対応について
・下部組織での協議会開催促進


（当面する課題：電子政府に対する対応への意見交換）

　税務行政の電子化を国のモデル事業として数値目標を設け、積極的に推進している国税庁の取組と厚生労働省から総務省へとシステム移管が行われる社会保険業務における電子化では監督官庁の対応に差がある。高齢の会員への対応には双方で苦慮している。これまで提出書類に会員の自署押印を求めて名板貸し行為を防いでいたが、ID・パスワード（ＰＷ）で不正利用防止策は如何にすべきか等々意見交換を行いました。



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　文部科学省調査によれば、給食費滞納は全国小中学校児童生徒の１％、総額２２億円であり、その６０％の子供については「保護者としての責任感や規範意識の問題」、約３３％については「経済的な問題」と見ているとのことであります。


（給食の制度は・・・）

　学校給食は、半世紀前の敗戦で食料事情が悪い時に、満足な食事が得られない生徒がいること、一日一回は満足な食事を提供することを目的でスタートした。元々、子供の食事を提供することは国の義務ではない。国家財政窮乏のおり、また飽食で肥満児の増加が取りざたされている現状下では再考することも一考。



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　土曜日の夕刻より、自由民主党国対筆頭副委員長の小坂憲次衆議院議員の政治資金パーティーがあり出席しました。小坂先生からは、安倍前総理の辞任当日の様子と「ねじれ国会」での与野党協議についての国政報告があり、特別講演として、元首相補佐官・岡本行夫氏から「５年後の世界に日本はどう生き抜くか」の話を頂きました。


（特別講演　日本は今、世界の人から内向きで頼りにならない国と嫌われるかの岐路にある）

　人口と資源消費が世界の三分の一を占める中国・インドが大きな存在となる時代の変化の中で、インド洋での給油活動の意義は大きい。７世紀のイスラム世界に時代を逆行させることを意図とするテロ集団は、世界の７５％生産するアフガンのアヘンを密輸し、武器を調達し、世界で文明への挑戦テロ活動を継続している。そのアヘン密輸資金調達を止めさせる最も効果的なのが海上阻止活動である。燃料補給のために港に帰還しないで効率良くパトロールさせるのが海上自衛隊給油艦の役割であります。その結果、陸上で戦闘している兵士が一人でも死ななくてすむと感謝され、世界平和への貢献が出来ているのである。


（日本はテロの味方ではない、常在戦場）

　小坂先生は、今や日本は経済大国として世界から見られている国ではない。中国・インド・韓国が力を付け、世界からは東アジア動勢に不安と期待を持って見られているが、日本の存在が薄くなっている。アヘン密輸を阻止するインド洋での給油活動の継続は意義深い。民主党も給油した燃料が他の目的に使われていないか、艦船の航海日誌公開を求めているが、最高の軍事機密に属する作戦行動を明らかにしろとは理解しがたい。多くの国の軍隊が参加し、その内最も安全な世界平和への貢献活動である給油活動に賛同して欲しい。


（個人の思い）

　私の祖父は貧しかった日本での生活をあきらめ、中国満州に渡りました。当地は日本陸軍精鋭５０万人で守られていたはずが、終戦時には重火器のない幽霊部隊で、一週間で広大な満州平原がソビエト軍に蹂躙され、多くの女性・子供が犠牲になり、成年男子はシベリアでの使役に駆り出され、挙げ句に蒋介石・毛沢東両軍の盾にされ、多くの命が大地に消えた。国家の安泰は戦を避け、常に負けないことが大事であります。負けないためには犠牲の少ない選択を常に求められます。犠牲ゼロへの願望は国を滅ぼす。



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　昨日９日午後、ＴＫＣ長野支部職員研修時でＴＫＣ全国会創業者の飯塚毅会長との出会い、支部活動草創期の苦労話を、支部会員事務所職員向け研修会で伝える為に、８５才になる父親の収録がありました。


（父親の話）

　父親は三代目支部長、関信会の会員導入委員長として、ＴＫＣ会務を手伝いました。自身国税OBとして冷静に飯塚事務所の運営を見、飯塚毅先生の生き方に共鳴しておりましたので、同志を増やすべく、遠くの人でもこの人と見込んだ方には事務所に訪ね、断られ、何度も足を運び、飲食を共にして、一人ひとり会員の数を増やしたとのことであります。３５年ほど前を、私も思い出し、多くの方々のご苦労があってこそ現在があることに感謝いたします。


（喜んだ父）

　高齢になると仲間が減り、足弱で行動の範囲も狭くなり、寂しい境遇であるところに、若い職員の皆さんにアドバイスをと取材のチャンスを受け、父親は自分の思いを語り終え、安堵しておりました。



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　長野県税理士政治連盟では、現在平成２０年度税制改正審議が政府税調・党税調などで行われておりますので、納税者の最も身近な相談相手である税理士として意見集約しました改正事項を代議士にお伝えすべく、次なる企画を関係各位に発信しました。　


平成１９年１１月吉日
税理士政治連盟会員各位
長野県税理士政治連盟
会長　小山　秀典
若林正俊後援会　　　
会長　宇賀田　潔

〜若林農水大臣表敬訪問のご案内〜

拝啓　晩秋の佇まいに、深まりゆく秋の気配を、ひしひしと感じる季節となりました。皆様におかれましてはご清祥のこととお喜び申し上げます。また、平素は税政連活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

　税政連は、租税に関する法令が常に公正、公平、不偏であるべきと考えその実現を図るべく、昭和３８年８月、立法府（国会）に法令の改正等を働きかける政治団体として発足しております。昨今、政局の混迷には当惑する思いでありますが、この様な時こそ我々税政連が行動を起こし、代議士各位に納税者の願いを伝え、正常な国会運営を願うところであります。

　さて、長野県選出の若林正俊先生は農林水産大臣に就任されており、重要閣僚として国務に従事しておられます。そこで、この好機に下記の通り、税政連有志を募り、若林先生を農水省に訪ね、税制改正の要望を陳情を行いたく企画いたしました。

　師走の頃で、誠にご多用のこととは存知ますが、多数ご参加の程よろしくお願いします。準備の都合上、誠に急ではありますが、１１月９日（金）までにお知らせ頂きますよう、重ねてお願い申し上げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具
　　　　　　　　　　　　　　　　記
　
　　　　　　　　　　若林農水大臣表敬訪問

日　時　：　平成１９年１２月　３日（月）
行き先　：　東京　農林水産省と国会議事堂
会　費 ：　１万５千円（予定）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 以上

追伸：交通手段はバスを予定しておりますが、参加人数により変更があります。 　
詳細の行程は、参加の申し込み頂いた方に後日お知らせいたします。



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