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08年07月31日

新たな悪質商法

以前から、悪質な訪問販売はありました。

悪質リフォームや布団や健康食品を訪問して販売。

特に判断能力が衰えたお年寄りに対して。

一人暮らしでなかなか話をする機会がないので、見知らぬ人でも家にあげてしまう。

そのうちに高額な商品を買う契約をしてしまう。

最近は法律改正でクーリングオフや、消費者契約法などでだいぶ被害が抑えられる制度ができました。

しかし、それらの法律改正の抜け穴のような悪質な訪問業者がいるようです。

最近なぜか、そういった相談が立て続けにありました。

それは・・・・・。

ここに書きたいのですが、ここに書いてしまって真似をする悪質業者が増えても困るので書きませんん。

将来社会問題になるかもしれませんが。

※国民生活センターなどに言っても相手にされないでしょうし。

消費者庁を作るより顧問FP制度を導入して欲しいです。
08年07月22日

仙台・日本は狭い

仙台を中心に仕事をしていると世間の狭さを感じます。

初めて会った人でも実は共通の知人がいることもめずらしくありません。

仕事とは別のところでも狭さを感じます。

先日、娘と東京ディズニーランドにいくために仙台駅の新幹線のホームにいたところ、なんと娘の保育園の先生とばったり会ってしまいました。

まあ、これは同じ仙台なのでありえなくはないですが。

その後行った東京ディズニーランド内でも仙台の知人にバッタリ会う。

これもまあ、あの東京ディズニーランドですからありえなくもないですかね。

しかし、次のこれはびっくり。

先週の東京出張の帰りの新幹線。私は東京から乗ったのですが、上野から乗ってきて、私の後ろに数名が座りました。なにやら聞いたことのある声が。お客さんの社長さん声にそっくりだったので、少し振り返ってみてみると確かに似ている。

しかし、まさかと思い顔を私の席に戻すと私の隣に座ったのは、そのお客さんの社長さんの社員。(とても特徴のある体型なので見間違いはありえません。
確信しました。

私が声をかけたらその社員さんは何が起こったかすぐには理解できない状態。

まさか、仙台から東京に来ていて、まったく同じ日時の新幹線の同じ車両のほぼ同じ席に知り合いが座っているなんて。

世の中狭いですね。

※新幹線で読もうとしていた駅のキヨスクで買ったビジネス書を読みそこないましたが、楽しく過ごせたので.。

08年07月21日

ホテルの料理屋

先週、東京出張の住宅ローン相談がありました。

1泊したのですが、その際に泊まったホテル。

朝食は珍しくバイキングではなく料理屋(私は和食を選択)で朝食セットで出てくるところでした。

料理は良かったのですが、気になったのがカウンター席からすぐ手が届くところに包丁が10本くらいかけてありました。

ディスプレイを兼ねているようですが、どうみても本物。

東京出張の際には妻から「人ごみとか刺されないように」と言われてきました。

普通に歩いていても刃物で刺されるような時代。

そこにいて、簡単に包丁が見ず知らずの人間に手が届く状態(店員さんは奥に引っ込んでしまい、私と包丁だけになりました。)
くようなのは、なんともリスク管理がなされていません。

もし、そのホテルでその包丁で事件があったら・・・・。

リスク管理はしっかりと。
以前、親戚にマイホーム購入の相談をしてはいけないことを書きましたが、今回は別のパターンです。

親戚に占いや風水や宗教を深く信仰していらっしゃる方がいた場合、その方に相談してはいけません。

『その土地・建物を買って良いか、●●さん(占い師など)に相談してあげる!』
となります。

家相や風水などは、本人が気にしていなければ、みてもらうことはお勧めしません。

※本人が家相や風水を気にしていれば、かまいませんが。

それを気にしていたら、満足いく家は手に入りませんので。(予算が無限の人は別。)

親戚の人というのがかなりやっかいです。

そういった占い師などに相談したら、ダメという鑑定がおそらく出ます。

なぜか、それには明確な次のような理由があります。

「ダメという占いのをすれば、その判断した人(信じた人)は絶対に損をしないため。」

下記のいずれのパターンでも鑑定は当たったことになるので。

?ダメを無視して購入して、すぐ不幸(小さな不幸でも)が起きた場合→占いが当たった! 依頼した人は「私の言うことを聞かなかったからだ!ちゃんと私の言うことを聞きなさい!」と強気の立場になる。

?ダメを無視して購入して、まったく不幸が起きない場合→「今は起きないがいずれ起こる!」と言い続けて何十年もたつ。いつまでに不幸が起こるということはいわないので外れたことにはならない。

?ダメを信用して、後に鑑定で良いという物件を購入した場合で、すぐ不幸が起きた場合→占いのおかげでこれだけの小さな不幸で済んだ。前の土地だともっとひどいことになった。と言える。

?ダメを信用して、後に鑑定で良いという物件を購入した場合で、まったく不幸が起きない場合→占いのおかげだ!となる。


そして、
「最初に良いと占ってしまってすぐ不幸があると占ったた人の立場がまずくなるため。」

そういうことで、どうしてもそういう占いをする方は、最初の土地・建物はダメという鑑定を出さないといけないのです。

(2番目以降の土地なら1番目より不幸が少なく済んだといえるので良いといえる。)

単純な風水のルールに従っただけであれば最初から良いという可能性もありますが・・・。

できることなら、占い自体をしてもらわないで済んで欲しいものです。(お金もかかるでしょうし)

どんな結果になっても、親戚づきあいがきまずくなる原因になりますし。
08年07月14日

広い範囲の依頼

仙台という地方都市でFPとして活動していますが、インターネットというのはすごいもので、海外からの問い合わせもくるようになりました。

※もちろん日本人で日本語です。


首都圏からの問い合わせは、以前からあるのですが、最近は月1件くらいで海外から。

海外赴任などをしているらしいのですが、いずれ日本に戻ったときの生活について。トクに住まい、マイホームについてです。

東京や全国にいくらでもFPはいるのに、仙台の私にたどりついて、ご相談いただけるのはありがたいことです。

そういった方に私を選んだ理由を尋ねると、大体が

『ブログや各専門家サイトへのコメントを読んで、業者側じゃなくて私の味方になってくれそう』

と、ブログやコメントを参考にしていただいてのようです。

引き続き、業者の目を気にしない過激なブログやコメントをお楽しみに。
マイホームやライフプラン、保険の相談を数多く受けてきました。

お金に関するあらゆる分野についての相談なので、一人一人大きく違います。

面談の時には、様々な書類を見ます。

源泉徴収票
給与明細
家計簿
生命保険証券
固定資産税納付書
住民税納付書
住宅ローンの返済明細書
などなど

それらをみながら、さらに相談者から色々聞いています。

それを聞きながら、私の頭の中では何が起こっているか。

うまく言葉であらわすのは難しいのですが、様々なことが起こっています。

その書類に間違いがないか(意外とあります。源泉徴収票によく)

大きく損していることはないか

将来的な貯蓄はできるか。

10年後の貯蓄と家計状況から保険は十分足りているか。

このまま保険を更新していったら20年後には保険料はいくらになっているか。

住宅ローンの返済額は将来いくらくらいに上昇するか。

などなど。これからは複雑に絡みあっています。

10年後に住宅ローン返済額が上昇
→その時の貯蓄額はいくらだろう
→借換えできるだけの資金があるか
→繰上返済をすべきか
→繰上返済をしたら子どもの進学資金が足りるか
→教育ローンは借りられるか
→車の買い替えはいつか
→今すぐ借換えをしたほうがいいのではないか
→するといくら返済になるか
→そうなると進学資金はいくら貯まるか
→奥さんはどのくらい収入を増やせるか
→働き具合による社会保険料や税金はいくらで手取りはいくらになるか
→奥さんが働いてから住宅ローンの借換えをした方がいいだろうか。
→マンションだから修繕積立金の上昇があるな
→もしかしたら、今買い替えをした方がいいかも
→いずれ親と同居するらしい。親の健康保険料は世帯を一緒にするか
→後期高齢者医療制度の適用はいつからか
→今ある親の家は売却するのか
→同居しても世帯分離させた方がいいのでは

などなど。

走馬灯のように頭の中を駆け巡ります。

すべて最初に相談者がおっしゃっていただければいいのですが、あとからあとから追加情報がでてくるとさきほどの頭の中の回転がまた複雑に動きます。

その追加情報を聞き出すのが腕なのですが。

とにかく、本人は他愛もないことだと思っても、すべて言っていただくのが大切です。

そうすることによって


「え・・・・。この人、本人が気づいてない隠れ財産があるんじゃないか?」

となることがあります。

事実、これで数百万円、1000万円超の隠れ財産を見つけて差し上げたこともあります。

FPは錬金術師かコンピューターか。
ずいぶん前から、いまだに表面に現れていない後期高齢者医療制度について警告してきましたが先日の日本経済新聞に掲載されましたので、ここにも書きます。(記事の紹介ということであれば税理士法にひっかからない。)

※税金だけに関することなので、誰も発表していない段階で私が発表するのはまずいと思っていたので控えておりました。しかし、出席した仙台市の事前説明会ではここに問題があることを示すような質問を市長(市の担当者)にしています。

記事によると

後期高齢者医療制度が実施されて、年金から自動的に保険料が引かれるようになると、税金が増える可能性があります。

後期高齢者医療制度の保険料は社会保険料控除の対象で、払った分にみあった税金が安くなります。

年金の少ない奥さんから社会保険料控除を引くよりも年金の多いご主人や、生活を支えてくれている子どもが、その奥さんの代わりに保険料を払えば、社会保険料控除として、税金が安くなっていました。

しかし、今回自動的に年金から保険料を天引きされると、支払った人が明確に奥さんということになりますので、ご主人や子どもは社会保険料控除が使えないということになります。奥さんが税金を払うほどの所得があれば別ですが、公的年金の控除や、基礎控除などで年金の少ない人は社会保険料控除で引けるような所得が無いため、社会保険料控除の意味が無くなってしまいます。

こういった問題は来年の確定申告の時期になって問題になると東京のFPが警告しているというような書き方になっています。

※本当にFPが警告して記事にしてくれたのか?そうなら私もいっぱい警告したいことがあります。取り上げてくれるのか・・・・。そもそも仙台のFPは低レベルに見られているのか・・・。

過去に週刊誌なんかに色々警告を送ったことがありましたがさっぱり取り上げてくれなかった。
※時期も早すぎたのかもしれません、今のタイミングだったらいいのかもしれませんね。

しかし、今では話題になりすぎて私のオリジナルだという証拠が薄い(どこかのFPが言っていたことの盗用と疑われる)ので。

1年2年時代を先行するFPとしては、地道に私の顧客だけには、正しい情報をお伝えします。



金融機関の決算などが出てきています。

バブル崩壊後の不良債権は減ったもののまだまだあるようです。

わかりやすく言うと不良債権はお金を融資したけれども、回収の見込みが無い債権。

住宅ローンやアパートローンで言えば担保割れの物件なども入っているのではないかと思います。(不良債権の定義は色々なので必ずしも入っていないかもしれませんが)


不動産関係の投資に限定しますが、その不良債権を生み出してきたのは誰なのか。

見込みの甘い収支計画や返済計画をたてた不動産業者とそれを信用して大金を貸した金融機関。

返済不能になって困ったのは不動産業者と金融機関を信じてマイホームを買ったりアパートを建てた方。

不動産業者は困らない。金融機関は多少困るかも知れませんが生活を破綻するまでにはいたりません。

どうも、サブプライムローンのこともあってか金融機関の融資基準が厳しくなっているように思います。

私から見たら破綻するような人(プラン)にどんどん貸す。

私が見たら十分返済できる人(プラン)に貸さない。

もちろん私は経済学者でもないので、金融機関にいくら説得しても説得力は無いのかもしれません。

しかし、経済学者に近いような人たちが一生懸命金融や経済を勉強した理論に基づいて出した融資基準に従った結果が不良債権を生み出している現状はどうなのでしょうか。たかだか10年程度先も予測できない。

私が今なんとか金融機関を説得しようとしているプランはこれから確実にくる格差社会・少子高齢社会・一人暮らし問題・孤独死問題や介護問題を抱える社会には絶対に必要なマイホームプランです。

そうそう、サブプライムローン問題でマイホームを買えない人たちが増えるのにも対応しています。

しかし、金融機関は理解してくれない・・・腹立たしい限りです。私の力の無さにも。