2010年も本日の大晦日で最後です。

今年も色々ありました。

年明け早々は、住宅メーカーと何度もバトル。
※フラット35Sや税制改正を予想しない。住宅ローン選びも適当。

色々なトラブルにもぶち当たりました。

なんとか住宅ローン関係は解決することができましたが、家づくり本体の方でトラブルになっていて完成数ヶ月経っても未解決であるということを耳にしました。

※残念ながらすでに住宅メーカーに問い合わせ後に私に相談にいらしたので私は関与できませんでした。

4月からはTBC(東北放送)ラジオでレギュラーコーナーが始まり、全国番組やネットで得られる情報に勝る内容の充実さで9ヶ月やってきました。

7月には事務所兼自宅が完成し、自宅も事務所も引越し。
同時期に第二子が誕生。

夏から秋にかけては自治体や育児サークル、銀行からの講演依頼が多くなり、特に蔵王町には毎週通いました。

秋から冬にかけては、保険商品が色々と改定になりましたのでそのあたりの案内が中心になりましたね。

特にガン保険は、これまではちゃんとしているところの商品であればどこも大差無かったのですが、秋に一気に差別化を図ったガン保険が登場しましたので。

後は残念な相談も

「西村先生 ご無沙汰しております。以前ライフプランのご相談をいたしました〇〇です。お恥ずかしながら今、非常に苦しい状況となっておりまして以前ご提案いただいた方法を今更ながらやっていただけないかというご相談です。」

お手紙の概略ですが、こんなところです。

この方は、高齢で年金暮らしでしたが、年金がとても少なく60歳を過ぎてパートをしてなんとか暮らしていました。しかし、パート収入があってやっとの生活をしているのであれば年齢からいっても近い将来立ち行かなくなるのが目に見えていました。

70歳を過ぎてもパートで同じ稼ぎができるわけもありません。(若干の借金もある)

保険は共済商品でしたので老後にはあまり効果的ではないため、もしも病気等になったらどうしようもありません。

そんな状況でしたが、唯一、自宅が持ち家であって売却すれば数千万円の価値がありました。

しかし、一般的な市場では売りにくい物件でした(土地の状態が特殊)。

それでも、色々な不動産開発業者にあたった結果、十分な金額で売却の目処が経ちました。

ただ、それをただ現金でおいておいて取り崩すだけでは、今後の賃貸生活にかかる家賃も発生しますので20年も持ちません。
そこで、更に売却したお金の一部で中古のアパートを購入し、空室に自分が住み他の部屋からの収入でまかなうというプランを出しました。

その売アパートも訳あってあまり表に出せない状況でした。(別に死人が出たとかではなく、持ち主の状況が色々難しく)

そのため、水面下でうまく自宅を売却してアパートを購入する買換え、しかも手元に1000万円の現金を残す。
(アパートの家賃と年金で十分生活できるのですが、万一の空室や修繕などの臨時費用として)

その段取りが関係者の間でまとめることができました。

あとは、契約して実行すれば完了だったのですが、ご本人から「親戚等と相談した結果、自宅を売るのは辞めます。」との話が。

関係業者は怒り心頭でしたが、私が間に入っていたのでそこは抑えることができました。

しかし、どうライフプランを組んでもこの買換えを実行した方がいい(というか実行しないと大変なことになる)と思いました。

しかし、親戚からはその自宅の思い入れがあるため売却をしないで欲しいとか、私を胡散臭いと思ったのかで猛反対を受けたとのこと。

一応私からその親戚に話をしてもいいということは伝えましたが本人が売らないという意思を固めていたので、それ以上は話ませんでした。

そして、数年経って先ほどのようなお手紙です。

残念ながら、一度ご提案したプランを断ってきている場合、再度のお引き受けできません。
また、ご提案したプランを大幅に替えている場合もです。
(ライフプラン改善のためには1000万円未満で小さな家を建てるいう提案だったのが、
知り合いの住宅業者に相談して営業を受けてしまって2000万円超になるなど。
まったくライフプランやキャッシュフローが違います。)


私はしたくともそのような条件の良い買い手や物件が今の情勢では見つけられません。
関係業者も一度土壇場で辞めるというようなことを言った人とは付き合いたくありません。(ムダなお金と時間を使う)

もしできたとしても以前のような手元に1000万円残すどころか、数百万円を払ってという形になります。
それでは、問題の解決にはなりません。

唯一の希望は以前反対した親戚がどれだけ援助してくれるかですが・・・・。それがあれば自宅は残せますが。

おそらく来年中には自宅を近所の不動産屋に売却を依頼することでしょう。
結果的に自宅を残すことはできません。

生活が逼迫していますので、二束三文でもいいので早く売って欲しいという形になるので高値は望めません。

一時的に1000万円超の現金は手にすることができますが、年間100万円使えば10年で底を突きます。
その後は生活保護でしょう。

その後、連絡は来ていませんがおそらく不安な年の瀬を迎えているのかと思います。
私の至らなかった部分でもございます。


なお、何年も信頼してすべて任せていただいた場合には、こんな方もいます。

〇800万円の埋蔵金(埋蔵預金)の発見
〇巧みに弁護士を騙して1600万円超請求の内容証明を送りつけてきた詐欺を見破る
〇600万円の詐欺被害後にその大半を取り戻す

この例示はあくまで短期間で額が多い場合だけです。

もちろん、保険見直し、住宅ローン選び、家づくり業者選びなど目だたないですが何百万円もの効果が出る相談もたくさんあります。
ぜひともより多くの方の相談と提案と実行ができるように私自身もレベルアップを来年図って行きたいです。

よいお年を。