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 前回に引き続いて、貸借対照表について。

 なお前回も含めて、今回以降も、基礎的なお話をさせていただきます。複雑な分析については、追って「応用編」でご報告させていだきます。


 さて、貸借対照表を見るうえで、まずは総資産に注目していただきます。

 総資産を見ることによって、その会社の経営規模の大きさをつかむことができます。


 さらに、売上高を総資産で割る(売上高÷総資産=総資産回転率)ことによって、経営の効率性を把握することも可能となります。

 つまり、同じ総資産1億円の会社でも、A社売上が5千万円・B者売上が1千万円とすると、A社のほうが経営の効率が良いことになります。A社=50%・B社=10%で、A社のほうがB社よりも5倍総資産を回転させている、ということになるからです。
07年06月23日 | Category: General
Posted by: junyawatanabe
 経営分析を行ううえで、決算書は欠かすことのできない、客観的なアイテムです。

 さて、今回は決算書のうち、貸借対照表分析の大きなポイントについて。

 個々具体的にどのような分析を行うにせよ、次の2つは最低限必要になってきます。

  ?お金の流れの把握

  ?資金繰りに無理がないかどうか


 まずは、これら2つのポイントを念頭に置いて、貸借対照表に注目してみてはいかがでしょうか。


07年06月17日 | Category: プロフィール
Posted by: junyawatanabe
 決算をむかえるにあたり、税務・納税額のみならず、決算書の仕上がり具合までご相談なさることは、意外と少ないのではないのでしょうか。

 書店に行けば、「決算書の読み方」という書物がたくさんあります。

 逆に言えば、それだけ決算書分析というものは、経営にとって欠かせないものなのです。

 たしかに我々税理士の仕事は税金の計算ではありますが、税務のみしか考慮していない決算書というのも、いかがなものでしょうか。

 我々専門家でも難解な決算書分析まで求めなくても結構です。
 ただ、財務は経営と直結したものです。
 基本的な決算書の読み方ぐらいは、ご相談なさってみては?!


07年06月11日 | Category: General
Posted by: junyawatanabe