東京都武蔵野市吉祥寺の税理士・渡辺順也のコラム

　今朝のニュースでも流れておりましたが、エコカーに対する助成など、大規模な景気対策が行なわれております。

　税制に関しても、贈与税の軽減、中小企業における交際費の損金算入枠の拡充など、景気刺激に資する改正案が盛り込まれるようです。

　税制改正の行方にも注目ですね。



　
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　同族会社、あるいは個人事業主にとって、資金繰りで基本の基本となることは何なのか？


　それは、業務とプライベートの財布を明確に区別する、ということです。

　言い換えれば、業務とプライベートのお金をごちゃまぜにしない、ということです。


　両者を混同してしまうと、得てして使いすぎてしまうもの。


　個人の財布から支払った経費も、形だけでもかまわないので、会社（事業）から精算するようにします。


　しっかりと使い分けるだけでも、かなり資金繰りの管理がしやすくなりますよ。
　

　４月になり、年度も変わりました。

　去年の、特に後半は世界的な経済不況で、苦労された方も多いかと思います。


　では、こういうときは奇策に頼るべきなのか？


　そうではありません。


　こういうときこそ、本業を地道にがんばってください。


　どの分野でも、セオリー・先人の知恵・王道があります。

　これらは、長い時間をかけて出来上がったもので、その分野で失敗しないための原理原則となります。


　いつかは経済状況も好転するでしょう。

　そうなった時に、それまで基本を大事にしてきて、実績を積み上げてきた方が強いです。


　また、奇策は一時成功しても、長続きしないのが特徴です。


　年度も変わったことですし、基本の大切さを再認識して、がんばってまいりましょう！！