梅雨時から、日本の気候は湿気がむんむん。。不快指数が高くなりますね。^^;
暑苦しい空気の中では、カエルならともかく、ヒトは不快感が増します。
そういう日の続く中、身体が重く感じ、倦怠感を伴ったり、むくみや、胸のむかつきを覚えたりすることはないですか?
実は、その症状は、身体の中の「水湿の邪」によって、起こっていることなのです。

中医学の定義では、私達の体は、気・血・水によって運営されています。
この身体を潤している水分、体液のことを「津液(しんえき)」と呼びます。
「津液」 が不足すると、口や唇が渇き、皮膚がカサカサしてきます。
さらに、この 「津液不足」が進行すると「陰虚(いんきょ)」と呼ばれる状態となり、手足のほてりやのぼせなどの症状が発生します。
体を冷やす力を持つ「陰」の力がが足りないために、熱を抑えることが出来なくなったので、ほてりやのぼせが起きるわけです。
足がほてって眠れないといって、クーラー利かして寝たら、寝汗がかけずに、湿邪はますます溜まったり、冷えによって内臓や関節を痛めることも。^^;
逆に、津液が停滞し過剰になると、体が重くなり、むくみなどの症状も出てきます。

これが「水湿(すいしつ)」と呼ばれる状態で、体に余分な体液があふれてしまったことにより起こるのが、この症状です。
「水湿」、略して「湿」とは、簡単に言えば、体の水分が溜まっている状態です。
この「水湿の邪」によってもたらされる症状は、その性質から、雨の日など湿気の多い日に悪化する傾向があります。
また、胃腸に影響を及ぼすことも多く、食欲や胃もたれなども引き起こしやすくなります。
それで、「水湿」になると、体が重い、顔や手足がむくむ、尿が少ない、悪心などの症状が出るのです。
あ。悪心は「おしん」と呼んで、胸のむかつき、吐き気がする症状のことです。
「あくしん」と読んでしまうと、悪い心で、人に害意を持つことになっちゃいます。^^;
「水湿」の持つ性質は大きく二つに分類され、それぞれ「寒湿(かんしつ)」・「湿熱(しつねつ)」と呼ばれます。特に「湿熱(しつねつ)」は、臨床上多くみられるもので、口が苦く粘る、尿が濃く黄色くなる、便が臭くベトベトした軟便が多くなる、
関節が重く痛むなどの症状を伴います。
舌診で舌を観ると、黄色くぼってりとした苔が舌に付着しています。
鏡で、舌を見てみましょう。
もし、舌に白い苔がやや厚く付着してるなら、それは「湿」であり、未病の段階。
黄色くなってたら、内臓に障害が出てるので、早期に「水湿の邪」を除く必要があります。
「水湿」が体の中で長く停滞すると、それが凝縮されて「痰飲(たんいん)」と呼ばれる状態になります。
「水湿」のさらに悪化した状態で、より邪が重くて動きにくく、取り除くことも困難になってしまいます。
症状としては、痰が多い(飲んだらいかんぜよ。^^;)胸苦しい、精神不安、嘔吐、腫れや痛み・しこり、果ては意識障害をも引き起こすのです。
「水湿」の症状や兆しがある人は、特にこの季節、生活を改めて水湿体質から脱却しましょうね。
中医学では、水の代謝は、五臓が互いに協調し合って維持されるとしますが、何らかの要因によりこれら臓器に異常が起こると、水液が停滞して「邪」に変化するのです。
つまり、「水湿」とは 2 次的な病因なのです。
よって根本的な解決には、水湿を生み出しやすい体質の改善に努めるべきでしょう。

ただし、まずは水湿を取り除く事が大原則です。
中医学には「補」う前に、まずは「瀉」すことにより邪の除去を優先させるという考え方があります。
余分な「水湿」を取り去ってからでないと、せっかくの体に良い成分が体に入っていかないですから。
また、「水湿」体質は余分な水分が溜まった状態ですが、体に必要な水分は積極的に摂らなければいけません。
代謝を良くすれば、古い水が溜まってしまうこともないのです。
代謝を良くするには、運動で、体全体の巡りを良くすることが不可欠です。
そして、適度に汗をかけば、体中の余分な湿が出ていくことになります。
ただし、運動が苦手な方や、クーラー漬けの生活の方、運動する気や時間のない方にとっては、その継続はなかなか難しく、だからこそ「水湿」体質になってしまったとも言えますね。^^;
そんな方には、長めのお風呂で、たっぷりと汗をかくことをお勧めします。
しかし、汗をかいたから水分の補給が大事といっても、水分の摂取方法には、気を配ってくださいね。
冷たい水をガブガブ飲むと、これが「水湿」を生み出す原因となります。
特に日本の習慣では、レストランやラーメン店などでも、氷を入れた水やジュースを飲む傾向がありますが、好ましいことではありません。
暖かいほうじ茶や紅茶、麦茶やはと麦茶を飲むことをお勧めします。
水出しのお茶や沸かさぬ良い水を、がぶ飲みではなく、日中にこマメに飲むのが、最も良い水分補給法です。風呂上りのビールやチューハイ、うまいんだけどなぁ。。あまり良くありません。^^;
アルコールで却って水分不足になりますので、ちゃんと水は補給しましょうね。^^v
また、なまもの(お刺身や果物)や脂の多い食事は、胃腸に負担をかけてしまうため、代謝しきれずに「水湿」として溜まってしまいます。
「湿」傾向のある方は、くれぐれも、食べ過ぎに注意しましょう。コバヤシ君。。。

夏には欠かせぬものですが、アイスクリームも「水湿」を生み出しやすい代表的な食べ物です。
チョコレート・パフェなんて、「水湿」には、最強最凶最悪のモノですよ。(ワラ)

冷たい甘いものは、分量や頻度を控えめにして、良い水分補給をお忘れなく。^^
除湿の必要な季節、体内の除湿も、考えてみてくださいね。^^v

10年07月02日 | Category: General
Posted by: kinokagaku
お肌の健康の要諦は保湿に尽きます。
春から夏にかけてはベタつくという理由で保湿を少なめにする方がいるようですが、保湿は肌のお手入れにはたいへん大事なことです。
この時期に保湿を怠ると、次の季節の変わり目にタタリが出て(笑)、肌のトラブルにつながることもあるのです。
いかなる季節でも、肌の保湿は、肌と健康を守る要なのです。

ところが、保湿剤を使っていても、正しいスキンケアが行われない場合、乾燥肌対策にはなりません。
肌の水分を保持するにはクリームなどの保湿剤で水分の乾燥を防ぐのがよいと思っておられる方が多いですが、これは間違いです。^^;
最近の科学的分析で明らかになりましたが、皮脂で肌を覆うと皮脂の保湿効果は低く、皮膚呼吸を妨げ、却って肌を痛める結果になるのです。
油性クリームなど、オイルを使わないことが、正しいスキンケアには重要なのです。

角質層と言う言葉をよく耳にしますが、角質は表皮に属します。
肌の一番表面にある表面細胞の死んだもの(角質細胞)から出来ているのが角質層です。
角質層は約30%の水分を含んでおり、その厚みはわずか0.02ミリほどですが、この薄い角質層が皮膚を外部から守ってくれるのです。
角質層が正常に機能しないと、すぐに乾燥肌となってあらわれます。

角質以下の表皮である顆粒層・有棘層などは、角質層と違い、生きた細胞で出来ています。
そこは約65%の水分を含んでいて、外からの刺激に反応してその情報を神経に伝えたり、アレルギー反応を起こしたりする事で、
身体を守ってくれています。
これらの層は約14層が重なり合って出来ていて、ケラチンというタンパク質・セラミドが角質細胞の間を埋めています。

セラミドとは、角質層の細胞と皮膚の細胞の間に存在する水気を含む接着剤ともいえる脂質です。
表皮が健康で、セラミドがまんべんなく細胞間に満たされていれば、外からの刺激やダニ・ほこりなどの抗原(アレルギーの原因になるもの)は、
皮膚の中まで入ってこないのです。
乾燥肌・敏感肌・アトピー性皮膚炎の人は、このセラミドの量が少なく、バリア機能が低下しているのです。

潤い感・プルプル感のある肌は、セラミドの量も多いのですが、加齢や気候・環境の変化によって、その量は増減します。
肌が弱い人に限って、良い石鹸だからといって、よく丁寧に洗顔する人が多いものですが・・・
実は、洗いすぎると、セラミドまで失ってしまうのですよ。。
それで、却って、肌を傷めている人の多いことよ。^^;
肌には自浄作用があるのですから、洗顔石鹸にクレンジングにと、あまりに洗いすぎないことです。

ところで、「オイルフリー・界面活性剤フリー」として販売されている、ほとんどのゲルタイプのクリームには、カルボマーが含まれています。
カルボマーとは、カルボキシビニルポリマーの略で、安定化成分・粘度調整剤として使われているモノです。
肌につけたら、しっとり、プルプルしたような感触が得られるのですが・・・
乾くほどに、皮膜感や、きしみ感が出てくるのもあり、中には、ボロボロと剥がれてくるようなものまであります。。

有名化粧品会社では、このボロボロ剥がれたモノを「老化物質が取れたものです。」と説明しているところもありますが、間違いですっ!--
このボロボロのモノノケの正体は、そのほとんどが、乾燥することで肌から剥がれ落ちた、カルボマーそのものなのですよ。^^;
サラリとした使用感が、乾いた後も続き、スベスベでツルツルのお肌が良いですね。
それには、カルボマーも使ってないゲルクリームが、良いのです。

もちろん、保湿と肌の修復に役立つヒアルロン酸やトレハロース、コラーゲンなどの有効成分を含み、髪や肌そのものを構成するアミノ酸を
しっかりと配合していることが良いのは当然として、浸透性、吸着性、吸水性、通気性、保水力に優れたもので、
なおかつ、化学合成された指定成分やオイル、カルボマー、刺激あるアルコール類もまったく使わないものが、最も良いですね。

望むべくんば、メイク落としも洗顔も美白もリフトアップも保湿も、一品ででき、顔だけでなく、身体の各部にも使えるクレンジング・ジェル。
さらにまた、化粧水も乳液も栄養クリームも美白液も化粧下地も一切必要なく、一品で、肌の保湿と自然治癒力を高める保湿ゲルクリーム。
その上で、ふところにも優しいエコに役立つ価格であること。^^:

アトピーやモロモロのストレスから、肌を傷め、心を痛め、懐(ふところ)も痛めている人が、世の中にあふれています。
化粧品とは、「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、健やかに保つためのもの」と定義づけられています。
肌を健やかにするのが目的であって、隠して誤魔化したり、不必要・不経済なケヤーで却って肌と健康を損なうことのありませんように。

付記:リアルスキンケアについて。
株式会社ビューズの本條さん。ミスピュア・クレンジング・ジェル、ミスピュア・スーパーモイスト・ゲルは、全身、髪や頭皮にも使える、効果のある優れものです。
ご縁大事に、この価格で、多くの人に役立ってくださいますように。
蔭ながら、賛同申し上げます。^^v
10年06月11日 | Category: General
Posted by: kinokagaku
今までのピタゴラス数秘学や数霊術、数命学などを、「胎因律法則」と「因縁果のリズム法則」という観点からまとめ、10数年に亘る研究の結果、ネオ数理数命学によるリズムと運命の法則が、まとまりました。

ニーズに応じ、日時の都合に応じて、特別法則講座で開示することにします。^ ^
その資料の1ページ目を、ご披露しましょう。
興味のある方は、ご一読ください。

一年十二カ月は、地球惑星上、太陽が支配するリズムであり、春夏秋冬の4拍子のリズムとなる。
四柱推命でも、十二支つまり12カ月のリズムを、胎児の始まりから天干が起因するが、人の生命とその因果律が、母体の中から起因することは、生物学から観ても正しいメカニズムを言える。
「胎因律と」名づける法則に於いて、生命の始まりは、受胎が根本起因となり、受胎から胚児、胎児へと母体内の生命の運命と様相が変化し続け、出生にて母体内という小宇宙での生活が終了する。
この因果律は、出世後の地上生活に於いても、生老病死の人生の中で、生命のプログラムとしてそのリズムと運命に現れるのである。

推命や算命には、空亡という概念があり、60種の干支は6種の空亡があって、たとえば干支番号の1~10(甲子~癸酉)は、戌亥が空亡となる。
甲子の月日から受胎が始まり、十月十日の胎児生活を経て出生すれば、戌亥の月日は母体外にあり、母の体調や運命から疎外されている。
胎因律でも、同様に、たとえば12月(子月)から受胎が始まれば、確認、転換を経て出生の4拍子のリズムが終わり、出生する月は9月(酉月)となり、10月・11月(戌亥の月)は、母体外にある期間となるのである。
出世後、この母体外に在る期間は、母体での生活とは無縁の時期となり、因果律上、胎児のリズムと運命のメカニズムから、空しく外れている期間となるのである。

一カ月は、地球を周回する月が、生命のリズムと運命をつかさどっている。
地球上のありとあらゆる生物は、動植物を問わず、ミクロの生命体も含めて、月の引力の影響を受けているからであり、そのリズムは満ちて行き、欠けて行き、終息する3拍子になる。
密教における宿曜でも、一カ月を27の宿が循環することを基盤として、三九の法として因果律が説かれているが、人のDNA遺伝子が、陰陽交わって生じ、二重螺旋を描くように、運命数の循環法則に於いて、因縁果の因果律もまた、原因、過程、結果の二重螺旋の構造を持ち、三九のリズムを現すのである。

自然数は、1~9の数字で構成されている。ピタゴラス数秘学は、「万物は、数から成り立っている。宇宙間の一切の事物の根元は、数である。」と定義している。
その系列は、1-4-7,2-5-8,3-6-9の3つの同系列と、総和が同一数となる(たとえば1-10-19-28→∞)同計数から成り立っている。
すなわち、3組の三と九の等差数列によって、自然数は構成されているのである。
西暦の年数を総和した計数を社会運命数というが、この計数が1になるとき、東洋占星術である、九星気学では、一白水星に相当する。
計数(社会運命数)が1個ずつ移行するにしたがって、九星は一個ずつ順に逆行してゆく。
計数:「1」 →「2」 →「3」 →「4」 →「5」 →「6」 →「7」 →「8」 →「9」 →「1」
九星:「一」→「九」→「八」→「七」→「六」→「五」→「四」→「三」→「二」→「一」
このように、計数1-4-7の同係数は、一・七・四の九星数と同系数であり、2-5-8の同係数は、九・六・三と同係数となり、3-6-9の同係数は、八・五・二と同係数に並ぶのである。
洋の東西を問わず、数理は普遍であり、整合することが、この数列の対比にも表れる。


各数字の持つ意味合いは、方法論から定義と観点が異なるが、数理的因果律の観点から、原因・過程・結果という因縁果の法則を捉えたとき、まさに三九のリズムが現れるのである。
社会運命数が、個人の持つ運命数の原因・過程・結果、未定・予定・決定の二重構造のどのポイントに位置するか、また、巡り来る月日が胎因律の月日のどのポイントに位置するかによって、生命と生活の上に発生する事象と運命が、意味合いと様相を、はっきりと因果の上に表すことになる。
そのポイントが、胎因律と循環する運命数の位置上、ダブルバインドやトリプルバインドされるとき、また、数理上、同係数や同計数となるとき、生命と生活の上で、そのポイントの示す運命と事象は、確実に符合し、実に明らかな形となって現れるのである。


四柱推命や算命でも、「空亡たりとも寅の物事は、巳で祟る」などといわれるように、刑の法則が働くが、申→寅→巳(→申の循環)、
丑→戌→未(→丑の循環)の三刑や、子⇔卯の相刑も、まさに三・六・九の循環リズムであり、沖もまた対極する6日月後の地支は、
十二運上、太陽の生まれる胎の対極は陽が南中する帝旺、家を建て立身する建禄の対極は家が絶滅する絶、オギャアと誕生する沐浴の対極は息を引き取る死であるように、胎因律上の十二カ月のリズムでも、受胎の6ヵ月後は転換、確認の6ヵ月後は出生というように対極し、因果づけられているのである。

また、数字は、運命的に人間の生活や縁と符合するもので、類は類を呼び、縁は時期とそのときの運命に符合し、呼応するものである。
数理数命の意味するところ、その人が入手する物件は、不動産、動産を問わず、証券、金融口座、自動車、時計、定期券、切符、受験票、診察券など物品のすべてが、その番地や番号と、縁と運命が符合する傾向が働くのである。
その物件が入手された時期と対比することによって、その意味合いと運命がより精妙に表れる。

この世の時空間に現れる現象は、逐一偶然ではなく、因縁果の必然によって生じるものである。
そこには、複合要因が働き、また様々な法則性が存在するのだから、単一な観点や法則からだけで現象を捉えるのではなく、効果的な複数の観点と法則から整合性を見出し、事象の意義意味合いや傾向と対策をつかむことが必要である。
占いとは、「裏な意」を読み取ることであり、統計や直感に支配されるものではない。

易経について触れる、荀子の言葉「易をよくおさむる者は占わず」、荘子の言葉「占わずとも吉凶を知る」などは、変わりゆくものと変わらぬものの交差する哲理とそれを読み取る方法論をよく修め、裏なる意味を読み取った先賢の言葉である。
事象の裏面に隠れている意味を、数理の符合と因縁果の法則リズムから読み取るこの方法論は、あまりにファジーなたくさんの象意を取捨選択する煩雑な作業を必要とせず、誰にでも分かりやく整合性を見出し、傾向と対策をつかめる手立てである。

10年04月27日 | Category: General
Posted by: kinokagaku
2010年は、庚寅、八白土星が中宮に入る年となります。
黄帝内経の気交変大論に、庚の年は、金運大過(過剰)とあります。
金気が大過すると、木気を剋すだけでなく、制されるはずの火気をも剋することが起きます。
これを「侮火」と呼びます。
大過の気は、天の時に先立って至ると書かれています。
金運が大過する年は、燥気が広まり、肝木の気が害されます。
症状でいうと、両脇の下や下腹部が痛んだり、目が赤くなって痛み、目尻が爛れたり、

耳が聞こえにくくなるなどの病気に罹りやすくなるということです。
よって、今年は、花粉症が早く強く起こるということが考えられますね。
一月末くらいから、グァバ茶やシジウム茶を毎日飲んで、予防しておくことが賢明でしょう。^^v
体内の燥金の気が強すぎて制御できなくなると、咳や喘ぎが出て呼吸が困難になり、

肩、背中、尻、股、生殖器、大腿部、膝、ふくらはぎ、足などが痛みやすくなります。

喘息やインフルエンザに対応して、秋や冬の乾燥シーズンには、加湿器の利用をお勧めします。
(ヤサカ電気、ギオンの今井社長。卸値で、良い品をお安くお勧めして下さい。^^)

痛みのある方は、冷えが厳禁です。
衣服で調整するだけでなく、兆候あるときは、体内を生姜や唐辛子などで温めてくださいね。
金気があまりに強いと、木気が剋されますので、草木も生長が萎縮し、葉が青いうちに枯れたり
散ったりしてしまうことが多くなります。
家庭菜園などをされてる方は、適時、水気を補ってあげて下さい。
脇の下の痛みや肝炎などがある方は、過労に到らぬよう、また水分補給が大事となります。
息が逆流して、ひどい場合には鼻血や吐血する症状は危険で、もしも太衝脈が途絶えると
死に至ると記載されています。
気のテキストP31~を参照して、督脈や陽維脈、陽僑脈、帯脈に関する症状が出る場合にも、
裏をとって、衝脈を通すべく、公孫・内関の奇経を通す法が良いでしょう。
さらに黄帝内経の六元正紀大論と五常政大論を紐解き、解釈すると、少陽相火が天を司る今年は・・・
年度初運は寒冷、夏は炎暑で、また寒冷の傾向で、地上の草木に害が出やすく、
人は咳やクシャミ鼻水、鼻づまり、鼻血、寒熱、浮腫み、おできに罹りやすくなる。

風気が地に流行して、土ぼこりが飛び交うので、流行性感冒や黄砂の害に要注意。
心痛、胃痛、息詰まり、胸のつかえなどの病気にも罹りやすく、こうした現象は
急激に発生しやすい。
感情面では、悲しみに囚われず、喜びを見い出さねばっ。
気学九星では、八白土星の今年の象意は、変化・改革、停止・中止、親類縁者・相続など。
易経の説掛伝を紐解き、解釈すると、艮の卦は・・・
方角にすれば東北であり、時節にすれば冬の土用であり、節分から立春に当るとき。

ここで、以前のことを完成し、次のことの始めを完成すると、全ては滞りなく運ぶ。

何かを終わらせ、整理して、最初の手立てを全うしましょう。
先ずは1月17日から2月4日までを重点に、終わりを成し、始めを成してみましょう。
土木請負業、不動産業、旅館業などは八白土星に属しますが、八白土星の方も含めて、

中宮に入るので、整理が年間課題となります。
山の如く不動の境地で、古きを捨てて、締めくくり、新しき出発に向かいましょう。

艮は、丑寅の東北、鬼門に当ります。
どなたにとっても、鬼門を清め調えるのが良い年。
鬼門を喜門にして、財運を良くしましょう。^^v


10年02月07日 | Category: General
Posted by: kinokagaku
気学では、年々月々、方位の吉凶が移行していくものですが、
その二大凶方位と呼ばれるものが、「暗剣殺」と「五黄殺」です。

「五黄殺」とは、後天定位盤の八方位に、五黄土星の巡った方位を指し、
「暗剣殺」とは、その反対の方位を指します。

2010年では、五黄土星は、先天定位盤の二黒土星の定位置「坤宮(こんきゅう)」に巡りますので、
北東60度が、「五黄殺」に当たります。

「暗剣殺」はその反対側ですから、今年中宮に入る八白土星の定位置、「艮宮(ごんきゅう)」の方位、
南西60度が、2010年の「暗剣殺」となります。

「五黄殺」の方位を犯すと、自発的に、徐々にと、災難や損害が生じたり、
縁や物事の結果を腐らせるといって恐れられます。
例えば、死者を出すこともあれば、営業・財産・信用の破滅、家庭不和や親子断絶、
一家離散の因となるなどと言われていますね。(><)

南西の凶方位を犯したり、南西位凶相の家に住むと、次のようなことが生じやすくなるといいます。
●土地や不動産に関する問題や損害が生じる。
●売買や営業に関するトラブルや損害が生じる。
●主婦や老婦人関係で、トラブルや災難、損害を受ける。
●胃腸の病気に罹ったり、それが元で死亡する。
●怠けが生じたり、体調や物事の調子が衰えてくる。

「暗剣殺」の方位を犯すと、他動的、突発的な災いや損害を被り、
その累を子孫にまで及ぼすことがあるといって恐れられています。
例えば、交通事故で先方から出し抜けにぶつかって来るとか、
先方の事業の失敗や倒産で、こちらもあおりを被って突如の危機に瀕するとか?(><)

北東の凶方位を犯したり、北東位凶相の家に住むと、次のようなことが生じやすくなるといいます。
●財産を失ったり、借金が返せず倒産する。
●貸した金が返らず損害を被ったり、保証に破れが生じて損害を被る。
●長男が家出したり、相続が絶えて、家が滅ぶ。
●親子や兄弟や親戚の仲が悪くなったり、損害や迷惑が生じる。
●リストラに遭ったり仕事が変わって苦労が生じたり、離婚が生じる。
●鼻や関節の病気、盲腸炎、乳癌などの病気に罹る。

もちろん、陰陽五行の定理によって、相克相生の関係がありますので、生まれ年と生まれ月の干支九星との配合によって、その時々の吉凶も多少することは、自明の理ですが。^^;

また、今年は庚の年ですから、24方位の辰と巳の南東には「金神(こんじん)」が巡ります。
土を動かしたり、造作、修理、移転、旅行を忌み、家族7人に災いが及び、
家族の数が足りないときは近隣にまで害を及ぼすとか?^^;
巡り金神には、季節別の遊行期間と遊行方位、間日(まび)と称する差し支えのない日もありますから、大事に考える方は手立てを講じるといいですね。

こういったウラナイを、信じる、信じないは、人それぞれの自由です。^^
天気予報も、スポーツの勝敗予想もまた同じこと。
ただ、その時でなくても、後々災いが出た場合に、あの時こうしておけばと、後悔はしたくないですね。^^;

備えあれば憂いなしとか、心得あれば災難去るとか?(笑)

凶方位にゼッタイ出かけないなんて、できっこないですもんね。^^;

凶方位を防ぐ手段は、色々考えられます。

一般的によく用いられるのが、方除けのお札ですね。

地元の氏神、産土の神社や、方除け神社へ行って、ご祈祷を依頼し、お札とお守りをもらうこと。
身代わり不動や身代わり観音などの社寺で、災いや厄を形代が身代わりに受けるお守りをもらうこと。
気を込め、心を込めて、依頼されてそうした護符を作成することもありますが・・・
信じる者は救われるのか?未だ、クレームは付いたことがない。善哉、善哉。^ ^

次によく言われるのが、方違え(かたたがえ)の法ですね。

例えば、今年、八白土星の人が、五黄殺と歳破神の重なる裏鬼門方向申の方位にある会社へ大事な商談に出かけるとします。
八白土星の人は、今年、北西60度が大吉方、東方30度と南東60度が小吉方ですので、
南西申方向へ直接赴かず、北西60度にある顧客や関係業者を回ってから、
東方30度に入る目的地に向かうという方法です。

旅行や移転も、こうして吉方位に当たるところへ寄り、吉気を受けてから向かうが良しと言われています。

もう一つの手段は、気を養うという方法です。

日頃、吉のある気を養い、凶方位のダメージを受けないようにする方法ですね。
ノロウィルスやインフルエンザなどの流行しているところへ往くのに、
日頃の元気と予防が大事な所以です。^^

予防は、凶方位に当たる方位を、家屋内できれいにして調えておくことです。
今年は、北東と南西が凶方位ですので、家屋の鬼門・裏鬼門ラインは、
日頃よく清掃して清めておくのが良いですね。
宝玉や縁起物(この方位には、神仏を祀ってはなりません。障害を生じます。^^;)を置いたり、
緑の強い観葉植物や南天の鉢植えを置いたり、盛り塩することも、一法です。

吉気を養う方法は、吉方位に当たる神社や気の良い土地の水や食物を取り寄せて、日頃の飲食に用いることです。神社は、墓地と違って、その土地のエネルギースポットに建っていますので、
産土(うぶすな)神社(土地の氏神神社)や吉方位の神社へ、お散歩や月参りなど、
足しげく通うのもいいですね。^^

また、今年の恵方(えほう、あき方)は歳徳神の巡る庚(かのえ)の方位で、
真西から7.5度南西寄り、15度の範囲となります。
時計の長針で言うと、時計の9時の短針を真西として、41分15秒から44分45秒の間です。
恵方に向かって進めば、何事も成就するといわれますが、それは迷信、妄信。^^;
家のこの方位範囲に、生花を飾ったり、アロマの良い香りを立てたり、
金運を良 くする風水手立てをするのは良い方法。^^
庚は、金の陽気です。色々工夫して、お楽しみください。^^v


10年01月13日 | Category: General
Posted by: kinokagaku
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梅雨時、身体の「湿」にもご用心リアルスキンケアで綺麗な素肌をネオ数理数命学による運命法則 2010年の傾向 2010年の凶方位の難除け陰陽論からみた、金運アップの財布とは?寝相と眠りの意識的活用スキーマに縛られず、好意の返る振る舞いを好印象を与え、好意を得る法人間関係に於ける「百度参り」の効果。
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