●年々伸びる会社の前線幹部には、以下のように共通性がある。「()内は逆のダメ会社の場合」

1、会社の健全経営は、どうすべきかよく考えている。
(「考えるのは社長ですから」・・という、もたれ意識が強い)
2、トップの方針を、サッと言える。
(方針そのものが明文化されていない)
3、業界の競合の厳しさを、具体的に認識し語れる。
(競合ライバルはどこの会社?と訊いても答えられない)
4、厳しい競合で勝者の条件は?、という問いにも、果たすべき具体的な行動要件を認
識し自覚している。
(こんな質問でもしたら、目を白黒させて戸惑うだけ)
5、社会の分身でありながら、創意工夫の知恵も感じさせる。
ある所長は独自の行動管理表を使い人使いのうまさを発揮。
(管理=マネジメントには、まるで知識も関心もない)
6、幹部が現場の知恵を発揮。ある営業所長は、Aクラス得意先には、<絶対に月2(月
に2回)の訪問をする>と決めている。
(得意先全体を無造作に把握しているだけ。見落としも多い)
7、上位(良質)得意先と、下位(劣質)得意先を自覚している。
(そういう、クラス別管理の意味も手段も知らない)
8、部下一人一人の能力や特性を掌握している。
(自分の評価は気にするが、部下への評価はどんぶり勘定)