こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。


顧問先より「高年齢雇用継続基本給付金」について質問がありました。

簡単に説明しますと、60歳前の賃金と比べ75%未満の賃金で継続雇用された時にもらえる給付金です。


今回の質問は残業代を支払ったとき、給付金の金額は変わるかということ。


高年齢雇用継続基本給付金は2ヶ月毎に直近の賃金額によって支給金額が計算されます。

よって残業代によって賃金が増えたのであれば、支給金額が減ることがあります。

また、60歳前賃金の75%を超えた場合は支給されなくなりますので、要注意です。


よって、毎月「○○円」が必ず出るよ、という説明は危険ですね。

もっとも残業をさせなければ、良いのですが。


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06年12月12日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata
06年12月04日

8つの手当

こんばんは、新潟の社会保険労務士「越後の虎」です。


新しい賃金制度を作るにあたって現在8つある手当をどのようにまとめるか。

今日はそのシミュレーションをしていました。


何故8つも手当ができたのか。

退職金や賞与の金額を押さえるために基本給を下げたかった。

残業単価を下げるために基本給を下げたかった。

このような理由で考え、手当の名目を考えていたら8つになってしまったようです。


手当を増やさなくても、退職金や賞与の金額を適正水準に押さえることはできるのですが。


ちなみに、残業単価に含めないといけない手当を残業単価に含めていないということもありました。これは違法行為ですね。これはすぐ直してもらう必要があります。


あらためて、何の為に手当を払うのか、ここから検討をはじめたいと思ってます。



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06年12月04日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata
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