●専業主婦年金問題 国民年金法を改正へ(10月14日)
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厚生労働省は、専業主婦の国民年金切り替え忘れ問題に関して、
対応策を盛り込んだ国民年金法の改正骨子案を民主党に提示した。
本来受給すべき年金額よりも多く受け取っていた人は、支給額が減額
され、過去5年分の差額については返還が求められる内容。対象者は、
受給者が約5万3,000人、現役世代は約42万2,000人と見込まれている。

●年金支給開始年齢「68歳以上」への引上げ案 厚労省(10月12日)
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厚生労働省は、年金の支給開始年齢を「68歳以上」に引き上げる案を
社会保障審議会(年金部会)に示した。政府の「税と社会保障の一体
改革」の内容に沿ったもの。

●在職老齢年金の減額基準を「月46万円超」に統一へ(10月8日)
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厚生労働省は、在職老齢年金について、60~64歳で減額対象となる
年金と賃金の合計額を引き上げて、65歳以上と一本化する方針を明ら
かにした。65歳以上の場合、現在は合計が「46万円以下」であれば減額
の対象とはならない。2012年の通常国会に関連法案を提出する考え。