趣味としてパチンコする方も多いと思いますが、不思議とそのシステムを考察したことは意外にないのではないでしょうか?
 そこで、いくつか疑問であろうと思われる事例をいくつか書いてみましょう。

パチンコのプロセスは、一般的には
 サンド(台と台の間にある玉交換機)に現金を入れ、現金を金属の玉に交換し、遊技台で遊んで、運が良ければ、ドル箱(玉を入れる箱)を数箱にして、遊技終了後は、玉計数器で数を数え、レシートをもらい、カウンターでレシートと交換に景品(特殊景品とかボ−ルペンとかいう)をもらい、店外に出て、景品交換所で先ほどの景品を買い取ってもらって現金をもらう・・・・・(その後は、景品問屋が景品交換所から特殊景品を買い取り、パチンコ店に卸すという仕組みになっている。)こんな感じですよね。なぜ、こんな、ややっこしいことしている
と思いませんか????

答えは
   ホールが客の出玉を直接換金することは風営法第23条により違法行為になるために上記のようにホールと客の間に景品交換所を入れて、換金を合法的に行う仕組みをつくりました。これを「三店方式」といいます。完全に合法的とは言えないが、世の中にグレーゾーンはつきものなのですね。余談ですが、風営法では、景品交換所の経営は、パチンコ店が直接経営をしてはなりません。現実は意外と直接経営されている景品交換所は意外と多いんですよ(これを自家換金という)。公安委員会に知れたら、営業停止の可能性もあるみたいです。

 次回は、パチンコ店の会計や割数などのお話を予定しております。

「特殊景品の流れ」
  当然、商取引なので下記の流れには若干の利益が付加されています。

客 ⇒ 景品交換所 ⇒ 景品問屋 ⇒ ホール ⇒ 客・・・

文責 法人ソリューション部


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