最近の相談で多いのが家族の発達障害に関するものです。
医師の診断を受けている場合、既に家族がそのことに気付いている場合、あるいは、問題の原因を作っている家族が、発達障害であることが、相談の内容から推測されるるケースもあります。

特に多いのが夫婦関係や離婚に関する相談です。
パートナーの行動やコミュニケーションなどへの違和感、また、DVやモラルハラスメントといった相談の中に、夫婦いずれかに発達障害の兆候が見受けられることが数多くあります。また、夫婦の両方が発達障害の傾向をもっているようなケースもあります。いずれの場合にも、夫婦間に問題が起きやすいようです。

大人の発達障害については、まだ専門家も少なく、社会の理解が少ないのが現状です。発達障害に詳しい方に相談するのも解決の一つの方法と思われます。


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12年04月13日 | Category: 離婚・夫婦関係
Posted by: sakata
 カウンセリングやカウンセラーの勉強というと、心理学の難しい学問を思い浮かべる人が多いようです。たしかに、カウンセリングには心理学の知識が必要です。特に、治療的なカウンセリングを行なう場合には、心理学や医学、そして脳科学といった知識も必要とされます。

 しかし、カウンセラーにとってそれ以上に必要とされるのはコミュニケーション能力ともいえるようです。カウンセラーは言葉のやり取りの中で、クライアントの抱える問題や悩みを解決する手伝いをしていきます。聴く力と技術なくしてカウンセリングを行なうことはできません。

 カウンセラーの勉強を車の教習所に例えれば、心理学や脳科学は、交通法規や車の構造の知識の勉強といえます。実際に車に乗って運転をしないと本当の意味で車を動かすことはできません。それと同じように、カウンセリングを覚えるためには、いろいろな言葉のやり取りをたくさん体験することが必要です。カウンセリングはコミュニケーション技術だからです。

 日本では、相談というと、相談者の疑問に答えを出していくアドバイス的なものを考える方が多いようです。しかし、カウンセリングはそういったやり方とずいぶん異なります。相談者の心を、良いコミュニケーションを使うことで楽にしていく手法です。その意味において、リーガルカウンセリングは、今までの相談とは大きく異なる、新しい相談の方法と言えるかもしれません。
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10年03月05日 | Category: カウンセリング
Posted by: sakata
09年11月06日

老後のための貯蓄

 生命保険会社や金融機関は、60才の定年後夫婦二人で生活をするためには、いくらくらいの貯蓄が必要かという調査を実施しているようです。調査対象によってバラつきはありますが、概ねの数字を取ると次のようになるそうです。

 夫婦二人の世帯の、最低必要生活費は月額約24万円。夫婦が平均年齢まで生きたとすると、総額は7,700万円ほどになるそうです。年金受給額にもよりますが、夫婦二人で月額20万円受給とすると1,200万円ほどの貯蓄が必要となります。

 さらに、ゆとりある生活を過ごす場合には、生活費はその約1.5倍必要になるそうです。そうなると、定年時に約5,000万円の貯蓄が必要ということになります。定年後、趣味に没頭したりボランティア活動をしたりといった悠々自適の生活を望むのであれば、現役時代にそれだけの貯蓄をしておかなければならないということになります。

 定年を迎えた後のゆとりある第二の人生を期待されている方にとっては、まさに愕然とさせられる数字かもしれません。不景気の真っ只中、選挙も近いようなので、今後の日本について考えなければならないようです。
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09年11月06日 | Category: 家族関係・相続・遺言
Posted by: sakata
平成22年年6月18日の貸金業法改正法完全スタートに向けて、貸金規制がますます厳しくなってきました。総量規制により、年収の3分の1までしか借り入れできなくなるため、これ以降は、借りては返すことが不可能になります。借金100万?200万円の働く女性にとっては緊急の対策が必要です。

利息が引き下げられているため、今までのように、過払い利息を清算するといったやり方が難しくなります。低所得者、多重債務者救済のため地方自治体は低利融資制度を創設していますが、ここから借り入れることも難しくなっています。
公的融資なども含めた、根本的解決のために、女性生活カウンセラーなどによる無料相談を実施しています。


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09年11月06日 | Category: 公的融資・債務
Posted by: sakata
09年08月26日

相続の諍い

 少子化の影響で、昔のように兄弟がたくさんいる人が少なくなりました。4〜5人いればかなり多いといった感じで、2人兄弟とか1人っ子が主流になりつつあるようです。それぞれが自立してしまうと遠隔地に離れる事も多く、滅多に会うこともないといった兄弟も多いようです。

 同じ親から生まれ、同じように育てられているにもかかわらず、性格がまったく違うのも兄弟の不思議さです。育つ過程でも、兄弟同士の関係があまり良くないといった家庭も珍しくはないようです。兄弟が少ないと、知らず知らず互いに親の愛情を奪い合う心理が働くといった理由をあげる方もいるようです。

 昔のように、長兄が尊ばれるといったことは少なくなり、各々が対等の関係で関わる時代になったようです。そういった中で、兄弟間が疎遠だったり、反目してしまうといったこともよく起こるようです。兄弟間の確執についてのご相談を受けることも数多くあります。利害関係があるため、赤の他人同士以上に問題が大きくなるのかもしれません。

 家庭内での兄弟関係、あるいは自立した後での兄弟関係、また、相続の諍いなど様々な問題が起きます。兄弟が仲良くして欲しいと望まない親はいないはずです。親は、兄弟それぞれが対等の関係であることを認識し、比べない配慮が必要なのかもしれません。また、兄弟同士も対等の関係の中で、相手を認め合うことが求められる時代でもあるようです。財産が少ないからといって、相続の諍いが起きないとは限りません。むしろそういったケースのほうが諍いが起きやすい現状もあります。相続では、転ばぬ先の杖が求められる時代なのかもしれません。

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09年08月26日 | Category: 家族関係・相続・遺言
Posted by: sakata
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