09年03月05日

絶版本

昨日、石山修武研究室から待望の郵便物が届いた。それは絶版書房
「アニミズム周辺紀行2 空跳ぶ三輪車−アポロ13号」という本
です。

20090305_01.jpg

絶版書房とは良く付けたもので増刷はしないぞと言う意志の表われ
で、1号が203部、2号が220部だそうで、1冊1冊に石山氏
の手描きのドローイングが有り、手にした人は自分だけの一冊と言
う感じです。

この本は発売開始から絶版を目指している自費出版の本で、第1号
は、めでたく絶版となり、続いて第2号が発送され始めたと、
知らせが有り、心待ちにしていたので、ちょっと嬉しい郵便物です。

石山修武といえば、昔「秋葉原感覚で住宅を考える」と言う本を
出版した頃はアメリカから2x4材を1軒分コンテナで輸送して建築
のローコスト化を唱えていたと思いますが、その後「幻庵」に見る
コルゲート管を使った住宅を発表して「世田谷村」になって来てい
て、作風は毛綱 毅曠(もずな きこう)や六角 鬼丈に通底する
物を感じていて私には無い感性で有る為、このアミニズム周辺紀行
には刺激を受けているので、今後の展開が楽しみです。

09年03月05日 | Category: 日記
Posted by: shimasekkei
09年02月20日

黒点と景気

日経ネットPlusの2月19日に「地球寒冷化の予兆?黒点のない太
陽」と言う記事が載っていました。
この記事を読んで、そう言えば以前、三鷹の国立天文台に行った時
に黒点を観測していた望遠鏡が有ったのを思い出しました。

20090220_01.jpg
この建物は三鷹の国立天文台にある第一赤道儀室で建設は1921年
(大正10年)で天文台では最も古い建物ですが、おそらく日本で一
番古いドームだと思います。そして此処で1933年〜1999年迄太陽の
黒点の観測を此処で行っていた場所です。現在は新しい施設で
CCDカメラで自動追尾して観測しているそうです。


20090220_02.jpg
この望遠鏡は太陽などを自動追尾するのですが錘を巻き上げてその
重さで望遠鏡を回転させて追尾するので1時間ほどしか出来ないた
め、その度に錘を巻き上げて観測していたのでした。

この記事によれば太陽に黒点が無い状態が1年以上も続いているそ
うです。太陽の黒点と言えば、黒点が活発に発生している時は電離
層に影響して短波が遠くに飛んだりして思わぬ国と交信が出来ると
アマチュア無線界では喜ばれますが、この黒点の発生は周期が有り
その周期と景気の関係を指摘しているのが三菱UFJ証券の嶋中雄
二景気循環研究所長だそうです。

そして、この嶋中氏は20年以上前から「景気循環理論のコンドラ
チェフの波が約55年周期なのと符合する」と指摘してきていて、

その周期から見ると今年は世界経済が上昇傾向になるそうなのです
今は未曾有の経済危機といわれているので、この景気循環理論の通
りになれば良いのにと思うのでした。
09年02月20日 | Category: 日記
Posted by: shimasekkei
09年01月27日

同じ

今日は、昨年から計画が進んでいた「開感な家」の解体工事が昨日
から始まりましたので、現場の状況を確認するために現地へ・・・

20090127_01.jpg
空に浮かぶ家の素顔は一瞬オブジェを感じさせる。

現場は私の事務所から電車を乗り継いで1時間半程掛かりますが、
距離的にはそんなに遠くない感じなので、天気もよい事だし自転車
で行きますか・・・ てな事を思いついて、一路現場へとペダルを
踏み出したのでした。

現地に到着してみると、何と事務所を出てから1時間半。
電車で来るのと変わりない。まぁ、ちょっと疲れますけれどもね。
でも、身体には良いかも、これからは度々このようにしますか。
09年01月27日 | Category: 日記
Posted by: shimasekkei
09年01月21日

テオ・ヤンセン展

この前の日曜日、誘われるままに、テオ・ヤンセン展という展覧会
を見てきました。
まったくの予備知識が無いままでしのでどのような物なのか判ら
ずに見たのですが、結構面白かったです。

20090121_01.jpg

20090121_02.jpg


展示物は樹脂のパイプを組み合わせた物で、それらは「砂浜動物」
と言われ、風力を利用した生命体であると書かれていました。
それでも展示物を見ているだけでは、へーそうなの!と言う感じ。
暫くするとテオ・ヤンセン氏が自らの作品「Animaris Modularius」
の説明が始まり、作品の動く様子を見せてくれたのですが、実際
に動く姿を見ると、これが風力だけで動くかと思うと凄いです。
そしてこの作品にはセンサーが付いていて水を感知すると反対方向
に進むと言うシステムになっている、との事でしたがそのセンサーも
全て樹脂製で電力等は一切使用していない所がまた凄い。
このテオ・ヤンセン氏の事については下記のHPをごらんに成ると
理解できると思います。

和蘭生活事始
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/REPORT/holland_s/07/

そんなちょっと面白い展覧会に行ってきました。

テオ・ヤンセン展
http://hibiya-patio.under.jp/theo/

Animaris Modulariusの動画
09年01月21日 | Category: 日記
Posted by: shimasekkei
09年01月08日

仕事始め

今日からが我が事務所は表向きに仕事始めの日と成りましたが、
白鳥が水面を優雅に動いているが如く水面下では足を激しく動かし
ていまして、今日が締め切りのコンペ案を出してきた所で、
今、事務所に戻ってこのブログを書いている所です。

そんな訳で優雅にお正月をのんびりと、したいのは山々でしたが
根が貧乏性で、家に居て寝正月など出来ない性質なのでしょうがな
いのですが、この正月はコンペ案をゆっくりと考えようと計画し
ていたのも束の間、昨年の暮れも押し迫った時に、一時中断してい
た確認申請の計画変更が動き出したので少し慌しい仕事始めになっ
てしまいました。

一年の計は元旦に有りと言われていて、我が事務所は今日が元旦な
のですが、計画の立て様も無い程に世の中が不透明なご時世なので
目の前の仕事を確実に進めて行く事を目標としました。<ー安易
09年01月08日 | Category: 日記
Posted by: shimasekkei
ページ移動 前へ 1,2, ... ,4,5,6,7 次へ Page 5 of 7
新規顧客開拓 FAXのdm faxdm