08年12月22日

新暦と旧暦

昨日は冬至で我が家では恒例の一陽来復の行事を行い(昨年の記事に書
いていますので興味を持たれた方はこちら→「一陽来復」へどうぞ)
朝から長〜い一日だったのですが


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世田谷の次太夫堀公園に有る民家には、この冬至に行う慣わしを再現し
てました。冬至にかぼちゃを食べるのは良く聞く話で、仏壇が有る家で
は家族が食べるのと同じ物を仏壇に供える事は日常の事だと思います。
そんな事をこの民家では再現し(実際に位牌などは有りませんが)当時
の雰囲気を出しています。特段珍しい事では無いかもしれませんが、
この日以外には見る事が出来ない物ですね。

冬至の一日を過ごして、今まで深くは考えなかったのですが昨年の冬至
は12月22日で今年の冬至は12月21日、暦をあまり気にしないで
旧暦と新暦とのズレだろうという思いでいたのですが、そのズレの元を
辿ると面白い事が色々と出てきて止まらない。

その1つに旧暦の2033年問題という事があって現在のままだと西暦
の2033年か2034年に旧暦で月名を充てている月が無くなってし
まう、なんて事が出てきたりするのだそうです。

そんな事を調べながら冬至の日は過ぎて行きました。
08年12月22日 | Category: 日記
Posted by: shimasekkei
08年12月19日

判らない建築用語

今月の初め日経BP社が行った「建て主がわからなかった建築専門用語
というアンケートの調査結果が出ていました。

この調査は打合せ中に聞いてわからなかった専門用語は何かを5年以内に
戸建て注文住宅の新築を検討している全国の男女200人に聞いた結果だそ
うで、その用語から打合せの内容が透けて見えたりします。

その用語の1つが「坪単価」でこの用語は建築費の総額を建物の坪数で
割り算して出す数字ですが、この建物の坪数が一定ではなくて建築基準
法の延べ床面積なのか施行床面積なのか、施行床面積には吹抜や小屋裏
を含めるのか決まったルールは無いので坪単価を安く見せようとすると
分母である床面積を大きくするのがテクニックと考えられている面があ
ります。

坪単価に関しては私の過去記事「坪単価が安い」も参考になると思いま
すので是非一読を・・・  と 少し宣伝をしてみたり。

我々設計事務所から坪単価が幾らですよなどとはあまり発言しない事が
多いと私は思っていますが(建築主から聞かれて割出す事は有りますが)
その場合はこの言葉の意味を建築主が知っていると言う事です。

この用語が判らないと言うことは建築主の相手側から出た言葉で、明ら
かに営業トークと言えます。
営業する側は日々訓練をしていますので言葉の意味を良く聞いて理解し
ないと後悔する事になりますので、その場で確認したほうが良いですよ。
08年12月19日 | Category: 日記
Posted by: shimasekkei
08年12月15日

土曜の夜は

土曜の夜は国士舘大学のホールで槇文彦講演会「グローバリゼーション
のなかで建築を考える」が開催されたので聴いて来ました。

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槇文彦氏はモダニズム建築の正統派を貫いている建築家で、私が好きな
建築家の一人でも有り、聴くのを楽しみにしていたのですが、期待に違
わず貴重な話しの数々が有り充分に楽しめて良かった、良かった。
そんな訳で現場でしか聴く事が出来ない話の一部のご紹介。

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その中の1つが名古屋大学の豊田講堂の話で、この大学は今年ノーベル
賞で話題になっていますが、その講堂はコンクリートの打ち放し(うち
はなし)で出来ているのですがその建物の増築改修工事で、このコンク
リートの打ち放しを残すため表面を3センチ削って5センチ打ち増した
事や、設計図をインドで、ル・コルビュジェに批評(講演ではクリティ
してもらったと話していた。)して貰い、随分と気に入って貰ったが柱
だけが気に入らなかったと言う事です。

因みにコンクリートうちはなし、と言う表現は私がこのブログの始めの
頃「仕上げのこと」で書いていますが、20年程前に槇文彦さんから聞
いたのがきっかけです。現在でも建築家の口から「うちっぱなし」と言
われるのは気になる表現では有ります。
08年12月15日 | Category: 日記
Posted by: shimasekkei
08年12月10日

用賀Aフラット

雑誌に掲載された建物Vol.3
掲載紙 新建築1993年7月号
作品名 用賀Aフラット
設計者 早川 邦彦


雑誌に掲載されてすぐに見るの事も有りますが、こうして何年か過ぎて
見ると変わった所、変わらない所が有り建物の生き様というような物を
感じます。

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この建物は外壁塗装が変わっていて、打ち放しだったところが樹脂塗装
されていたり、濃い青色の所は竣工時は空と同化するような色であった
りとなっていました。居住者の条件は変わっていないようで、デザイナー
やアーティストで有るようです。ここの地下にはプライベートホールが
あって、時々イベントが開催されているようです。

そう言えば、この建物が完成する少し前に、ここを一緒に借りないか?
と友人に誘われた事が有ったなぁ・・・
08年12月10日 | Category: 日記
Posted by: shimasekkei
08年12月08日

寄り道

昨日の日曜日は現在工事中の現場が最終工程で、職人さん達は休まずに
作業をすると言う事なので、ちょっと現場に顔を出して・・・

午前中に仕事を済ませて、さて事務所に戻ろうか、と言う時に何となく
そのまま戻る気にならずに、ちょっと寄り道をするか!

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そんな勢いで、道程の途中に馬事公苑があるのでちょっと寄り道。日本
全国道路整備が進んで土の道が少なくなりましたが、馬が走る所はアス
ファルト道路と言う訳にもいかないので、こんな砂のトラック。

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トラックの中には児童公園や自然林のちょっとした散歩コースが出来て
いて、落ち葉がカサカサ音を立てる小道を過ぎると、柵の中には馬が遠
くに居たので立ち止まると、可愛い事に近づいて来たので御挨拶となり
ました。

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しばしお話をして・・・こちらは話をしているつもりですが
会話になっていたかどうかは馬のみぞ知るというところです(笑)

08年12月08日 | Category: 日記
Posted by: shimasekkei
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