世の中の変化は様々ですが、裁判員制度が始まり、以前から議論は
有りましたが呼応するように警察の取調べの問題から取調室の可視
化の事が取り沙汰されえいます。

建築界では耐震偽装問題が発生して依頼、建築中の工事現場に居住
者となる、マンション購買者に、現場見学を行うなど、出来上がる
と見えなくなってしまう所の可視化に努めている会社も出てきまし
たが、それとて躯体が出来上がってからの話で、それ以前の現場見
学は難しいようです。

個人住宅の場合は何時でも現場を見る事ができるのでそのような問
題は有りませんが、多くの場合、建築主が家としての感覚が持てる
ようになるのは壁等が出来上がってきた時点の事で、それ以前は見
ていてもよく判らない?との事で記憶に留まる事は少ないのが現実
です。


20090625_01.jpg

(画像をクリックすると動画(AVI形式)に成りますので、音声に気を
付けてください。)

建築は基礎が大事とは誰も考えますが、基礎以前に地盤が大事で、
地盤調査の結果、補強が必要になった時に地盤補強をしている様子
を動画に納めるのも監理上有効な手段と考えて、我が事務所では動
画にして建築主に配信しています。

当然ですが、写真での報告はしていますので、両方合わせて何時で
もフィードバックが出来ると言う訳です。