照明器具の光源は昔は白熱電球でしたが、現在は省エネの事も
手伝って蛍光灯が主流になりつつありますが、これからはLED
(Light Emitting Diode)照明だと言われています。

このLED(発光ダイオード)の事は青色LEDの特許の所有権を
巡っての裁判でご存知の方も多いと思いますが。このLEDを用い
た照明器具が発売されたいますが、ネックになっているのは値段が
高いこと。照明計画で提案したいのは山々なのですが全体予算を考
えると二の足を踏んでしまうと言う状態です。

エネルギーコストを比較をすると100Wの白熱灯は現在では消費
電力も抑えられて大体90W程度で定格寿命が1000時間。
その明るさに相当するインバータ蛍光灯の消費電力が22Wで定格
寿命が6000時間。LEDだと消費電力が17.5Wで寿命が
40000時間。

LEDの寿命は原理的には半永久ですがダイオードを封印している
樹脂の劣化によって明るさが70%に落ちるまでの時間を言ってい
ます。数字を比較すると明らかに省エネであり寿命が長い為に廃棄
物となるサイクルが長いための環境に易しい製品と言う事が判りま
す。

景気浮揚策なのか省エネ推進なのかハッキリしないエコポイント制
度で、地球温暖化対策でCO2排出量が産業界でこれ以上絞る事は
困難で各家庭での排出量の削減が目されている事を考えると、照明
器具はどの家庭にも有るもので新たに買う事ばかりでは無くて買い
替えの出来る製品なので、このLED照明に補助金を出せば省エネ
推進は進み結果として景気浮揚の一助となる様に思うのですが・・・。