今回は貸借対照表のうち、流動資産と流動負債に注目していきます。

 「流動資産の合計額>流動負債の合計額」となっているかどうかをチェックし、短期間の財務安定性を確認していきます。

 もし、流動負債の合計額のほうが大きい、となると、短期間の財務安定性に欠ける、ということになるので、ご注意ください。

 さらに、より慎重に判断するためには、「当座資産の合計額(=流動資産の合計額−在庫の金額)>流動負債の合計額」でチェックするのも一法です。

 なお、事業運営のためには、お金を有効に使うことが大事になってきます。
 なので、手元にお金があれば良いものではない、ということにも十分留意してください。