09年04月13日
生食によし春キャベツ
今は昔、私の生まれた桂離宮の裏では、春になると、モンシロチョウがキャベツ畑に群舞していたものです。
春キャベツは、柔らかくて、生食に適していますね。^^
キャベツの栄養成分は、カルシウム、カリウム、ビタミンCやUのカロチン、食物繊維などですが、胃・十二指腸潰瘍、ガン予防、便秘、ストレス、美肌、疲労回復などに効果がある食材です。
キャベツの薬学的機能性成分としては、次の数々が挙げられます。
○キャベジン(ビタミンU):胃酸の分泌を抑え、胃腸の粘膜の新陳代謝を促して胃潰瘍や十二指腸潰瘍を改善する。ビタミンCとともに肝機能向上に働く。
○イソチオシアナート:発がんを抑制する。特に、食道、大腸、肝臓、肺などの抗がん効果が期待されている。
○インドール:キャベツから発見された植物ホルモン(植物の成長や生命維持に重要な活動を助ける物質)で、発がん物質の毒性を消失させる強い作用がある。
○ステロール:がん予防効果や抗がん作用がある。
○ペルオキシターゼ:食品を加熱したり調理したりする過程で発生する発がん物質に作用し、発がんを抑制する。
このように、キャベツは、胃腸を守り、癌を予防する優れもの。^^
この季節には、ビタミンを壊さないよう、生で食べるのがベストでしょうね。
ヨーロッパでは、昔から、「キャベツは貧乏人の薬」と言われてきました。(笑)
例えば、ドイツでは、「ビール1本と塩漬けキャベツは医者から金貨を奪い取る」ということわざがあるほどです。
トンカツにせん切りキャベツは憑き物ちゃう、付き物ですが、このキャベツは酸化しやすい脂肪の害を抑制し、ガンを予防します。
レモン汁を加えれば、成分機能的により効果的となりますよ。
胃痛や十二指腸潰瘍を起こしがちの方には、キャベツの絞り汁には腫瘍抑制効果がありますから、ジュースもお勧めです。
リンゴを加えると飲みやすくなりますよ。^^v
塩もみした5cm角のキャベツがしんなりしたら、レモンの皮を千切りにして散らして食べるのも、酒のアテには抜群の一品ですぞ。(笑)
思い起こせば、20数年前、全校生徒5名の僻地校に赴任して、サバイバル生活を送ってましたが、赴任早々、1週間で123個のキャベツを貰い、毎日毎日、オールキャベツの朝晩食。。。(苦)
汗をかくと、キャベツの香り、シャツに残るは青いシミ。(爆)
それほどキャベツを食べたけど・・・十二指腸潰瘍を患ったなあ。(自爆)
過ぎたるは猶及ばざるが如しとか。^^;
ストレス、溜めないようにしましょうね。
春は、天候も精神も、不安定なシーズンですから。
春キャベツは、柔らかくて、生食に適していますね。^^
キャベツの栄養成分は、カルシウム、カリウム、ビタミンCやUのカロチン、食物繊維などですが、胃・十二指腸潰瘍、ガン予防、便秘、ストレス、美肌、疲労回復などに効果がある食材です。
キャベツの薬学的機能性成分としては、次の数々が挙げられます。
○キャベジン(ビタミンU):胃酸の分泌を抑え、胃腸の粘膜の新陳代謝を促して胃潰瘍や十二指腸潰瘍を改善する。ビタミンCとともに肝機能向上に働く。
○イソチオシアナート:発がんを抑制する。特に、食道、大腸、肝臓、肺などの抗がん効果が期待されている。
○インドール:キャベツから発見された植物ホルモン(植物の成長や生命維持に重要な活動を助ける物質)で、発がん物質の毒性を消失させる強い作用がある。
○ステロール:がん予防効果や抗がん作用がある。
○ペルオキシターゼ:食品を加熱したり調理したりする過程で発生する発がん物質に作用し、発がんを抑制する。
このように、キャベツは、胃腸を守り、癌を予防する優れもの。^^
この季節には、ビタミンを壊さないよう、生で食べるのがベストでしょうね。
ヨーロッパでは、昔から、「キャベツは貧乏人の薬」と言われてきました。(笑)
例えば、ドイツでは、「ビール1本と塩漬けキャベツは医者から金貨を奪い取る」ということわざがあるほどです。
トンカツにせん切りキャベツは憑き物ちゃう、付き物ですが、このキャベツは酸化しやすい脂肪の害を抑制し、ガンを予防します。
レモン汁を加えれば、成分機能的により効果的となりますよ。
胃痛や十二指腸潰瘍を起こしがちの方には、キャベツの絞り汁には腫瘍抑制効果がありますから、ジュースもお勧めです。
リンゴを加えると飲みやすくなりますよ。^^v
塩もみした5cm角のキャベツがしんなりしたら、レモンの皮を千切りにして散らして食べるのも、酒のアテには抜群の一品ですぞ。(笑)
思い起こせば、20数年前、全校生徒5名の僻地校に赴任して、サバイバル生活を送ってましたが、赴任早々、1週間で123個のキャベツを貰い、毎日毎日、オールキャベツの朝晩食。。。(苦)
汗をかくと、キャベツの香り、シャツに残るは青いシミ。(爆)
それほどキャベツを食べたけど・・・十二指腸潰瘍を患ったなあ。(自爆)
過ぎたるは猶及ばざるが如しとか。^^;
ストレス、溜めないようにしましょうね。
春は、天候も精神も、不安定なシーズンですから。
09年02月10日
冬場、「ヒートショック」にご用心!
2006年の日本の人口動態調査によると、浴室内の溺死または溺水による死亡
者は、一年間で3316人でした。
そのうちの9割近くが、65歳以上の方々です。
この原因として考えられているのが、「ヒートショック」です。
「ヒートショック」とは、急激な温度変化によって、血圧や脈拍が急激に変化す
る現象のことをいいます。
お年寄りでなくても、暖房で暖まった部屋から廊下に出たり、トイレに入ったり、
服を脱いで浴室に足を踏み入れたときに感じる、ゾクッ!とした感覚。^^;
これが、「ヒートショック」なのですよ。
人間の身体は、体温を調節しようとするために、血管が収縮するのですが、
寒さによって、血圧が急激に変化すると、身体には大変な負担がかかり、
時には、血圧や脈拍数の急激な変化が、人体に深刻な事態を招くこともあります。
特に高齢者でなくても、普段から血圧が高めの人は、注意が必要です。
(聞いてるか?コバヤシ君。。^^;)
一見、寒さによる血圧の上昇自体が悪いように思われがちですが・・・
「ヒートショック」が本当に怖いのは、血圧が上がれば上がるほど、下るときも
急下降し、その揺れ幅が大きくなることにあります。
例えば入浴時、寒い脱衣所から浴室に足を踏み入れ、熱めの湯にすぐ浸かると、
血圧は急速に上昇します。
そのまま湯船に浸かり続けると、血管は温められて拡張し、今度は血圧が急激な
降下を始めてしまうのです。
この、短時間で、温度差を急速に身体に感じさせることが問題なのです。
日本の家屋環境は、実は「ヒートショック」を起こしやすい環境になっています。
鴨長明の「方丈記」にも、「家の作りやうは夏をむねとすべし。冬はいかなる所
にも住まる。」と記載されていますね。
日本の家屋は、伝統的に、真夏の暑さをしのぎやすく建てることが優先されていて、
窓が多く、気密性が低いため、冬場の冷え込みには厳しい構造が多く、暖房をつ
けている所とつけていない所の温度差が、大幅に生じるのです。
さらに、日本人はどうも方角的に南を好む傾向があり、リビングや寝室などを南
側に配置し、風呂やトイレ、洗面所、台所などの水回りは北側に配置する設計が
一般的です。
北側は日当たりが悪いため、冬になると、南の部屋と北の浴室やトイレとの温度差は、
約6℃から10℃にもなってしまいます。
特にタイル貼りの浴室やトイレでは、タイルからの冷気がさらに寒さを増します。
ぜひ、冬場はマットを敷くことをお勧めします。^^v
入浴は、日本人の日課で、湯船に浸かってこそ、一日の疲れが取れるものですね。
しかし、この急速な温度差による「ヒートショック」は、浴室の環境にも問題が
あるのですよ。^^;
ヨーロッパ諸国では、浴室の暖房の設備率は約9割以上です。
お隣の韓国では、5割近くが浴室の暖房設備を設けていますが、日本では・・・
1割にも満たないのが、現状なのですぅ。^^;
脱衣室は狭いところですから、ちょっとしたストーブやヒーターでも置くことが、
身体に優しい配慮ですね。^^
入浴前に、しばらく浴槽のフタを開けておくのも効果的です。
また、入浴時にシャワーで洗い場を流すだけでも、湯気で浴室が温められますから、
急速な血圧の上昇を防ぐ効果がありますよ。^^
入浴すると、大人の場合、約500ccの汗をかくといわれています。
水分が体内から失われると、血液は粘度が増し、血流が悪くなります。
入浴の前後には、水分を摂ることが、血管障害の予防にもなります。^^
入浴後は、身体の水気をよく拭き取って、暖かい格好に着替えることが大事ですね。
半裸や薄着で動き回ると、血圧に負担がかかってしまいますからね。^^;
浴室の次に気をつけたいのは、トイレです。
いわく「トイレで卒中を起こすと、助からない」とか。。
特に普段から血圧の高い方は、起床後や入浴後、身体が温まった状態でトイレの
冷気を感じると、「ヒートショック」を起こしやすいのです。^^:
また、起床後、朝刊を取り入れに行く時も、注意が必要ですね。
一枚何かを羽織ってでも、暖かい格好で、トイレや郵便受けに出向いてください。
者は、一年間で3316人でした。
そのうちの9割近くが、65歳以上の方々です。
この原因として考えられているのが、「ヒートショック」です。
「ヒートショック」とは、急激な温度変化によって、血圧や脈拍が急激に変化す
る現象のことをいいます。
お年寄りでなくても、暖房で暖まった部屋から廊下に出たり、トイレに入ったり、
服を脱いで浴室に足を踏み入れたときに感じる、ゾクッ!とした感覚。^^;
これが、「ヒートショック」なのですよ。
人間の身体は、体温を調節しようとするために、血管が収縮するのですが、
寒さによって、血圧が急激に変化すると、身体には大変な負担がかかり、
時には、血圧や脈拍数の急激な変化が、人体に深刻な事態を招くこともあります。
特に高齢者でなくても、普段から血圧が高めの人は、注意が必要です。
(聞いてるか?コバヤシ君。。^^;)
一見、寒さによる血圧の上昇自体が悪いように思われがちですが・・・
「ヒートショック」が本当に怖いのは、血圧が上がれば上がるほど、下るときも
急下降し、その揺れ幅が大きくなることにあります。
例えば入浴時、寒い脱衣所から浴室に足を踏み入れ、熱めの湯にすぐ浸かると、
血圧は急速に上昇します。
そのまま湯船に浸かり続けると、血管は温められて拡張し、今度は血圧が急激な
降下を始めてしまうのです。
この、短時間で、温度差を急速に身体に感じさせることが問題なのです。
日本の家屋環境は、実は「ヒートショック」を起こしやすい環境になっています。
鴨長明の「方丈記」にも、「家の作りやうは夏をむねとすべし。冬はいかなる所
にも住まる。」と記載されていますね。
日本の家屋は、伝統的に、真夏の暑さをしのぎやすく建てることが優先されていて、
窓が多く、気密性が低いため、冬場の冷え込みには厳しい構造が多く、暖房をつ
けている所とつけていない所の温度差が、大幅に生じるのです。
さらに、日本人はどうも方角的に南を好む傾向があり、リビングや寝室などを南
側に配置し、風呂やトイレ、洗面所、台所などの水回りは北側に配置する設計が
一般的です。
北側は日当たりが悪いため、冬になると、南の部屋と北の浴室やトイレとの温度差は、
約6℃から10℃にもなってしまいます。
特にタイル貼りの浴室やトイレでは、タイルからの冷気がさらに寒さを増します。
ぜひ、冬場はマットを敷くことをお勧めします。^^v
入浴は、日本人の日課で、湯船に浸かってこそ、一日の疲れが取れるものですね。
しかし、この急速な温度差による「ヒートショック」は、浴室の環境にも問題が
あるのですよ。^^;
ヨーロッパ諸国では、浴室の暖房の設備率は約9割以上です。
お隣の韓国では、5割近くが浴室の暖房設備を設けていますが、日本では・・・
1割にも満たないのが、現状なのですぅ。^^;
脱衣室は狭いところですから、ちょっとしたストーブやヒーターでも置くことが、
身体に優しい配慮ですね。^^
入浴前に、しばらく浴槽のフタを開けておくのも効果的です。
また、入浴時にシャワーで洗い場を流すだけでも、湯気で浴室が温められますから、
急速な血圧の上昇を防ぐ効果がありますよ。^^
入浴すると、大人の場合、約500ccの汗をかくといわれています。
水分が体内から失われると、血液は粘度が増し、血流が悪くなります。
入浴の前後には、水分を摂ることが、血管障害の予防にもなります。^^
入浴後は、身体の水気をよく拭き取って、暖かい格好に着替えることが大事ですね。
半裸や薄着で動き回ると、血圧に負担がかかってしまいますからね。^^;
浴室の次に気をつけたいのは、トイレです。
いわく「トイレで卒中を起こすと、助からない」とか。。
特に普段から血圧の高い方は、起床後や入浴後、身体が温まった状態でトイレの
冷気を感じると、「ヒートショック」を起こしやすいのです。^^:
また、起床後、朝刊を取り入れに行く時も、注意が必要ですね。
一枚何かを羽織ってでも、暖かい格好で、トイレや郵便受けに出向いてください。
09年01月11日
2009年の傾向
2009年は、己丑・九紫土星中宮の年です。
黄帝内経を紐解くに、「天元紀大論」に、甲・己年は土運に属し、丑・未の年は
太陰が天を司るとあります。
「六微旨大論」には、「天気は上にあって下に降りて来る。地気は下にあって上に昇って行く。
両者が交じり合うところを「気交」と呼び、人間はこの「気交」の中で生活している」とあります。
「気交変大論」に進むと、太陰が天を司る時は、湿気を主とし、己(つちのと)の年は、土運不及とあります。
土運が不及の年は、風気が広がって、土の化生能力が発揮できなくなる。
すると、草木は生長して茂るのですが、育ちすぎて、花が咲いても実が実りにくい傾向が働きます。
実っても、殻ばかり生育してしまいがちとか。^^;
こういうときには、春の花粉の飛来は、一か月余り早くなり、
花粉の量も多くなる傾向が働きます。
花粉症の人は、一月くらいから、シジウム茶やグァバ茶、甜茶などを飲み、
花粉に耐性をつけておくべきですね。
天文では、これに対応して、木星の光が強まり、土星の光が弱まって、黄色の穀物は実を結びにくくなるそうです。
人は夕食後に下痢を起こす人が増え、コレラ、腹の腫瘍、身体のだるさ、筋骨の
動揺、筋肉のぴくつきやだるさなどの症状が出やすくなります。
気分的には、怒りっぽくなる傾向が働きますね。^^;
顔の表情筋がピクピク、こぶしプルプルさせて、怒っちゃダメですよ。(笑)
土気が不及だと、水を剋することができ難いので、寒水が旺盛になります。
冬になると、虫は早く冬眠に入り、人は寒気に当って、病気になりやすくなります。
腹中に寒気があると、便が柔らかくなりますが、冷えから来る症状は、お腹の内から温めてあげる必要がありますね。
痛みある方に、冷えは禁物です。
ふむ。薬味はショウガと唐辛子が効きそうな。^^v
土運が不及の場合、四維の月(3月、6月、9月、12月)が気候のポイント。
雲が軽々と浮かんで、気が潤うような、正常な気候が現れれば、春は風そよぎ、
日差しの麗しい良い気候になるのですが・・・
もし、この四維の月に、風が荒れ狂うような異常な気候が現れれば、秋は寒々と
した陰鬱な雨が続く天気になると記載されています。
これによって起こる災害は、南東、南西、北西、北東の四維方位に、疾病は脾臓に現れ、
気候病は内側では心腹に、外側では四肢に現れるといいます。
土気の不及、つまり本来の土の気が足りないと、これに乗じて、本来の土の気か
ら生じる金気(土生金の理)が、土気に報復します。
金気が報復にやって来ると、苛烈な秋気が出現し、大きな樹木の枝や葉が枯れ落ちることがあります。
人は突然胸や脇が痛み、下腹が下に引っ張られて、しきりにため息が出るようになるそうです。
農作物では、黄色で甘い食物は虫に食われてしまったり、邪気が脾土に宿るため、
黄色の穀物は収穫できにくくなるといいます。
これに対応して、天上の金星の光が強くなり、木星の光が弱くなるそうです。
不及は、これを助ければ、災害が軽くなると述べていますので、通年の課題は、
土気を補い、脾胃を潤してやることですね。^^v
「五常政大論」に読み進むと、土気が不十分な年は、土が水を制せず、却って水
気が土気を侮って剋する事象が現れるといいます。
五行のバランスは、土気の作用が抑制されて発揮できず、木の生気だけは旺盛で、
火の長気が正常となると、適時に雨が降りにくいとか。
また、金の収気が正常であるため、大風と寒気が起こり、草木は果肉が実りにくく、人は湿気の停滞が生じやすいといいます。
甘味と酸味を大事に、注意してバランスを取ることが良いですね。
メタボリックな人はご用心を。^^;
風水上は、青と黄色に今年の気は現れるといいます。
今年の手帳、私は黄色にしました。
ネイビーブルーのスーツと合うけど、持ってないのだ。(自爆)
黄帝内経を紐解くに、「天元紀大論」に、甲・己年は土運に属し、丑・未の年は
太陰が天を司るとあります。
「六微旨大論」には、「天気は上にあって下に降りて来る。地気は下にあって上に昇って行く。
両者が交じり合うところを「気交」と呼び、人間はこの「気交」の中で生活している」とあります。
「気交変大論」に進むと、太陰が天を司る時は、湿気を主とし、己(つちのと)の年は、土運不及とあります。
土運が不及の年は、風気が広がって、土の化生能力が発揮できなくなる。
すると、草木は生長して茂るのですが、育ちすぎて、花が咲いても実が実りにくい傾向が働きます。
実っても、殻ばかり生育してしまいがちとか。^^;
こういうときには、春の花粉の飛来は、一か月余り早くなり、
花粉の量も多くなる傾向が働きます。
花粉症の人は、一月くらいから、シジウム茶やグァバ茶、甜茶などを飲み、
花粉に耐性をつけておくべきですね。
天文では、これに対応して、木星の光が強まり、土星の光が弱まって、黄色の穀物は実を結びにくくなるそうです。
人は夕食後に下痢を起こす人が増え、コレラ、腹の腫瘍、身体のだるさ、筋骨の
動揺、筋肉のぴくつきやだるさなどの症状が出やすくなります。
気分的には、怒りっぽくなる傾向が働きますね。^^;
顔の表情筋がピクピク、こぶしプルプルさせて、怒っちゃダメですよ。(笑)
土気が不及だと、水を剋することができ難いので、寒水が旺盛になります。
冬になると、虫は早く冬眠に入り、人は寒気に当って、病気になりやすくなります。
腹中に寒気があると、便が柔らかくなりますが、冷えから来る症状は、お腹の内から温めてあげる必要がありますね。
痛みある方に、冷えは禁物です。
ふむ。薬味はショウガと唐辛子が効きそうな。^^v
土運が不及の場合、四維の月(3月、6月、9月、12月)が気候のポイント。
雲が軽々と浮かんで、気が潤うような、正常な気候が現れれば、春は風そよぎ、
日差しの麗しい良い気候になるのですが・・・
もし、この四維の月に、風が荒れ狂うような異常な気候が現れれば、秋は寒々と
した陰鬱な雨が続く天気になると記載されています。
これによって起こる災害は、南東、南西、北西、北東の四維方位に、疾病は脾臓に現れ、
気候病は内側では心腹に、外側では四肢に現れるといいます。
土気の不及、つまり本来の土の気が足りないと、これに乗じて、本来の土の気か
ら生じる金気(土生金の理)が、土気に報復します。
金気が報復にやって来ると、苛烈な秋気が出現し、大きな樹木の枝や葉が枯れ落ちることがあります。
人は突然胸や脇が痛み、下腹が下に引っ張られて、しきりにため息が出るようになるそうです。
農作物では、黄色で甘い食物は虫に食われてしまったり、邪気が脾土に宿るため、
黄色の穀物は収穫できにくくなるといいます。
これに対応して、天上の金星の光が強くなり、木星の光が弱くなるそうです。
不及は、これを助ければ、災害が軽くなると述べていますので、通年の課題は、
土気を補い、脾胃を潤してやることですね。^^v
「五常政大論」に読み進むと、土気が不十分な年は、土が水を制せず、却って水
気が土気を侮って剋する事象が現れるといいます。
五行のバランスは、土気の作用が抑制されて発揮できず、木の生気だけは旺盛で、
火の長気が正常となると、適時に雨が降りにくいとか。
また、金の収気が正常であるため、大風と寒気が起こり、草木は果肉が実りにくく、人は湿気の停滞が生じやすいといいます。
甘味と酸味を大事に、注意してバランスを取ることが良いですね。
メタボリックな人はご用心を。^^;
風水上は、青と黄色に今年の気は現れるといいます。
今年の手帳、私は黄色にしました。
ネイビーブルーのスーツと合うけど、持ってないのだ。(自爆)
09年01月07日
2009年の凶方位の難除け
方位の吉凶といえば、先ず、気学が定番になっていますね。
そもそも、「気学」という呼称は、大正14年、故園田真次郎(地角)氏によって命名された呼び名で、その内容は、干支九星学が主体であり、その根源は、易経に由来しています。
気学では、年々月々、方位の吉凶が移行していくものですが、その二大凶方位と呼ばれるものが、「暗剣殺」と「五黄殺」です。
「五黄殺」とは、後天定位盤の八方位に、五黄土星の巡った方位を指し、「暗剣殺」とは、その反対の方位を指します。
2009年では、五黄土星は、先天定位盤の一白水星の定位置「カン宮(かんきゅう)」に巡りますので、北方30度が、「五黄殺」に当たります。
「暗剣殺」はその反対側ですから、今年中宮に入る九紫火星の定位置、「離宮(りきゅう)」の方位、南方30度が、2009年の「暗剣殺」となります。
今年は己の年ですから、午未の南方位と申酉の西方には、には「金神(こんじん)」 が巡ります。
土を動かしたり、造作、修理、移転、旅行を忌み、家族7人に災いが及び、家族の数が足りないときは近隣にまで害を及ぼすとか?^^;
巡り金神には、季節別の遊行期間と遊行方位、間日(まび)と称する差し支えのない日もありますから、大事に考える方は手立てを講じるといいですね。
「五黄殺」の方位を犯すと、自発的に、徐々にと、災難や損害が生じたり、縁や物事の結果を腐らせるといって恐れられます。
例えば、死者を出すこともあれば、営業・財産・信用の破滅、家庭不和や親子断絶、一家離散の因となるなどと言われていますね。(><)
北の凶方位を犯したり、北位凶相の家に住むと、次のようなことが生じやすくなるといいます。
●愛情面の問題が生じ、家運が衰退する。
●腎臓や陰部、下半身などの病気を患う。
●盗難や金苦に陥る。
●部下や使用人の失敗で、損害を被る。
●新しい仕事や取り組みで失敗する。
「暗剣殺」の方位を犯すと、他動的、突発的な災いや損害を被り、その累を子孫にまで及ぼすことがあるといって恐れられています。
例えば、交通事故で先方から出し抜けにぶつかって来るとか、先方の事業の失敗や倒産で、こちらもあおりを被って突如の危機に瀕するとか?(><)
南の凶方位を犯したり、南位凶相の家に住むと、次のようなことが生じやすくなるといいます。
●離別や死別、解散や離散が生じる。
●文書や印鑑、保証問題で公難に遭う。
●違反や不名誉な問題が起こる。
●女性関係で大きな損害を受ける。
●頭、眼、心臓、循環器系の病気を患う。
もちろん、陰陽五行の定理によって、相克相生の関係がありますので、生まれ年と生まれ月の干支九星との配合によって、その時々の吉凶も多少することは、自明の理ですが。^^;
こういったウラナイを、信じる、信じないは、人それぞれの自由です。^^
天気予報も、スポーツの勝敗予想もまた同じこと。
ただ、その時でなくても、後々災いが出た場合に、あの時こうしておけばと、後悔はしたくないですね。^^;
備えあれば憂いなしとか、心得あれば災難去るとか?(笑)
凶方位にゼッタイ出かけないなんて、できっこないですもんね。^^;
凶方位を防ぐ手段は、色々考えられます。
一般的によく用いられるのが、方除けのお札ですね。
地元の氏神、産土の神社や、方除け神社へ行って、ご祈祷を依頼し、お札とお守りをもらうこと。
身代わり不動や身代わり観音などの社寺で、災いや厄を形代が身代わりに受けるお守りをもらうこと。
気を込め、心を込めて、依頼されてそうした護符を作成することもありますが・・・
信じる者は救われるのか?未だ、クレームは付いたことがない。善哉、善哉。^^
次によく言われるのが、方違え(かたたがえ)の法ですね。
例えば、今年、一白水星の人が、暗剣殺と巡り金神の重なる真南にある会社へ大事な商談に出かけるとします。
一白水星の人は、今年、東方30度が大吉方、南西60度が吉方位、北東60度が小吉方ですので、南へ直接赴かず、東方30度にある顧客や関係業者を回ってから、南西60度に入る目的地に向かうという方法です。
旅行や移転も、こうして吉方位に当たるところへ寄り、吉気を受けてから向かうが良しと言われています。
もう一つの手段は、気を養うという方法です。
日頃、吉のある気を養い、凶方位のダメージを受けないようにする方法ですね。
ノロウィルスやインフルエンザなどの流行しているところへ往くのに、日頃の元気と予防が大事な所以です。^^
予防は、凶方位に当たる方位を、家屋内できれいにして調えておくことです。
今年は、北と南が凶方位ですので、家屋の南北ラインは、日頃よく清掃して清めておくのが良いですね。
宝玉や縁起物を置いたり、観葉植物や生花を世話することも、一法です。
吉気を養う方法は、吉方位に当たる神社や気の良い土地の水や食物を取り寄せて、日頃の飲食に用いることです。
神社は、墓地と違って、その土地のエネルギースポットに建っていますので、産土社や吉方位の神社へ、お散歩や月参りなど、足しげく通うのもいいですね。^^
さて、この原稿を終えたら、家の南西に出向いて、新春の升酒を飲みに行ってこようっと。^^v
そもそも、「気学」という呼称は、大正14年、故園田真次郎(地角)氏によって命名された呼び名で、その内容は、干支九星学が主体であり、その根源は、易経に由来しています。
気学では、年々月々、方位の吉凶が移行していくものですが、その二大凶方位と呼ばれるものが、「暗剣殺」と「五黄殺」です。
「五黄殺」とは、後天定位盤の八方位に、五黄土星の巡った方位を指し、「暗剣殺」とは、その反対の方位を指します。
2009年では、五黄土星は、先天定位盤の一白水星の定位置「カン宮(かんきゅう)」に巡りますので、北方30度が、「五黄殺」に当たります。
「暗剣殺」はその反対側ですから、今年中宮に入る九紫火星の定位置、「離宮(りきゅう)」の方位、南方30度が、2009年の「暗剣殺」となります。
今年は己の年ですから、午未の南方位と申酉の西方には、には「金神(こんじん)」 が巡ります。
土を動かしたり、造作、修理、移転、旅行を忌み、家族7人に災いが及び、家族の数が足りないときは近隣にまで害を及ぼすとか?^^;
巡り金神には、季節別の遊行期間と遊行方位、間日(まび)と称する差し支えのない日もありますから、大事に考える方は手立てを講じるといいですね。
「五黄殺」の方位を犯すと、自発的に、徐々にと、災難や損害が生じたり、縁や物事の結果を腐らせるといって恐れられます。
例えば、死者を出すこともあれば、営業・財産・信用の破滅、家庭不和や親子断絶、一家離散の因となるなどと言われていますね。(><)
北の凶方位を犯したり、北位凶相の家に住むと、次のようなことが生じやすくなるといいます。
●愛情面の問題が生じ、家運が衰退する。
●腎臓や陰部、下半身などの病気を患う。
●盗難や金苦に陥る。
●部下や使用人の失敗で、損害を被る。
●新しい仕事や取り組みで失敗する。
「暗剣殺」の方位を犯すと、他動的、突発的な災いや損害を被り、その累を子孫にまで及ぼすことがあるといって恐れられています。
例えば、交通事故で先方から出し抜けにぶつかって来るとか、先方の事業の失敗や倒産で、こちらもあおりを被って突如の危機に瀕するとか?(><)
南の凶方位を犯したり、南位凶相の家に住むと、次のようなことが生じやすくなるといいます。
●離別や死別、解散や離散が生じる。
●文書や印鑑、保証問題で公難に遭う。
●違反や不名誉な問題が起こる。
●女性関係で大きな損害を受ける。
●頭、眼、心臓、循環器系の病気を患う。
もちろん、陰陽五行の定理によって、相克相生の関係がありますので、生まれ年と生まれ月の干支九星との配合によって、その時々の吉凶も多少することは、自明の理ですが。^^;
こういったウラナイを、信じる、信じないは、人それぞれの自由です。^^
天気予報も、スポーツの勝敗予想もまた同じこと。
ただ、その時でなくても、後々災いが出た場合に、あの時こうしておけばと、後悔はしたくないですね。^^;
備えあれば憂いなしとか、心得あれば災難去るとか?(笑)
凶方位にゼッタイ出かけないなんて、できっこないですもんね。^^;
凶方位を防ぐ手段は、色々考えられます。
一般的によく用いられるのが、方除けのお札ですね。
地元の氏神、産土の神社や、方除け神社へ行って、ご祈祷を依頼し、お札とお守りをもらうこと。
身代わり不動や身代わり観音などの社寺で、災いや厄を形代が身代わりに受けるお守りをもらうこと。
気を込め、心を込めて、依頼されてそうした護符を作成することもありますが・・・
信じる者は救われるのか?未だ、クレームは付いたことがない。善哉、善哉。^^
次によく言われるのが、方違え(かたたがえ)の法ですね。
例えば、今年、一白水星の人が、暗剣殺と巡り金神の重なる真南にある会社へ大事な商談に出かけるとします。
一白水星の人は、今年、東方30度が大吉方、南西60度が吉方位、北東60度が小吉方ですので、南へ直接赴かず、東方30度にある顧客や関係業者を回ってから、南西60度に入る目的地に向かうという方法です。
旅行や移転も、こうして吉方位に当たるところへ寄り、吉気を受けてから向かうが良しと言われています。
もう一つの手段は、気を養うという方法です。
日頃、吉のある気を養い、凶方位のダメージを受けないようにする方法ですね。
ノロウィルスやインフルエンザなどの流行しているところへ往くのに、日頃の元気と予防が大事な所以です。^^
予防は、凶方位に当たる方位を、家屋内できれいにして調えておくことです。
今年は、北と南が凶方位ですので、家屋の南北ラインは、日頃よく清掃して清めておくのが良いですね。
宝玉や縁起物を置いたり、観葉植物や生花を世話することも、一法です。
吉気を養う方法は、吉方位に当たる神社や気の良い土地の水や食物を取り寄せて、日頃の飲食に用いることです。
神社は、墓地と違って、その土地のエネルギースポットに建っていますので、産土社や吉方位の神社へ、お散歩や月参りなど、足しげく通うのもいいですね。^^
さて、この原稿を終えたら、家の南西に出向いて、新春の升酒を飲みに行ってこようっと。^^v
08年11月21日
寝室の風水、「形サツ」に対して
皆さん、お目覚め、如何ですか?^^
寝ている間に、気は体内を還流し、心身を潤し癒します。
運気もまた、寝ている間に宿るもの。
したがって、寝室は最もリラックスでき、運気が高まる場所にしたいものです。
引っ越したり、改装したり、ベッドの位置を変えたら、夢見が悪くなったとか、
仕事や人間関係が上手く行かなくなったとか、よく耳にします。
全ての結果は、複合要因の所以ですので、総合的に解析して手立てすることが、
気の科学研究所の仕事ですが・・・
ここでは、風水学上、「形サツ」と呼ばれるものを挙げてみましょう。
「サツ」という字が、変換できないっ。><
日本では、「殺」を当て字にしてるところもありますが。。^^;
「形サツ」とは、有形の威身作用を及ぼす形勢を指し、尖・角・衝・射・直・急・圧
などを感じさせる形状を成すモノが、これに当ります。
寝室に関する「形サツ」には、次のようなものがあります。
1.枕の真上に、梁(はり)がある場合。
時どき、マンションによっては、梁があらわになっている部屋があります。
専門的には「懸針サツ」と称し、健康や脳の活動にマイナスになると説かれています。
速やかにベッドや枕の位置を、梁の下から移すべきですね。
2.寝室の入り口が、枕を直衝する場合。
寝室の入り口が、枕と一直線に当る場合を指します。
枕に頭を置いて入り口を見ると、まともに顔を直面しますね。
「八宅明鏡」という風水書には、「床(とこ)は房門(寝室の入り口)と相対することを
怖れ、一屏風を以てこれを防げばすなわち佳し」と説かれています。
ベッドや枕の位置を変えないならば、屏風や衝立を間仕切りに置くと良いですね。
3.寝室の入り口とトイレの入り口が直衝する場合。
寝室の入り口と、トイレの入り口が、一直線に位置する場合のことです。
この場合は、ベッドをその線上から外れた位置に移すことが、最も簡単で効果的な
「化サツ」となります。
鏡や観葉植物を活用する手立ても考えられますね。
4.ベッドの前に、鏡がある場合。
鏡は姿や顔を見るためだけでなく、風水上、「化サツ」のための強力なアイテムともなります。
風水学の上からは、寝室は家と本人の吉方位であることが前提となりますので、
鏡を置くことは不合理なのです。
枕(頭)の背後にある場合は、さほど妨げにはなりませんが、枕の横や、足元にある場合は
よろしくないですね。^^;
5.階段の下にベッドがある場合。
狭い空間を有効に利用するべく、階段の下に寝室を設ける家が間々ありますが・・・
凶ですぅ。
「陽宅撮要」という風水書には、「房内(室内)に楼梯(階段)を安ずるは寡
(やもめ)を主(つかさど)る」とあり、こういう場所で寝ていると、孤独に陥ったり、
独身のまま、子供も絶える傾向が働くと述べています。
6.ベッドが窓に隣接する場合。
ベッドが窓際にぴったりついている場合ですが、最も悪いのは、頭を窓に向けて
寝る場合です。
防犯上もよろしくないし、投石でもあれば怪我は必定です。^^;
窓際はとりわけ冷えますので、寝ている間に身体を傷めます。
血圧障害や痛みに冷えは厳禁ですので、ご用心ください。
カーテンを二重にし、一枚は厚くして、窓とは隙間を空けて欲しいものです。
7.頭と壁との間に、隙間がある場合。
寝ている状態で、枕のある寝床と壁との間に隙間が空いている場合のことです。
専門的には「露空」と称して、精神衛生上良くないとされています。
この場合、部屋が広ければ中央にベッドを置くもよし、ベッドを壁に接するよう
に移すか、隙間にローチェストなどを置くことも効果的な「化サツ」となります。
8.寝室の窓から、煙突が見える場合。
「陽宅撮要」には、「エンソウ(煙突や焼却炉)が床(とこ)に対するは、難産
を主(つかさど)る」とあります。
難産はともかくも、煙突や焼却炉の煤煙が寝室の空気を汚染しますし、窓を閉めておけば
寝室の通気が悪くなり、いずれも健康にも運気にもよろしくないですね。
視覚にとっても、汚れを見るのは精神上よろしくなく、煙突だけでなく、寝室に
刺さってくるような形状のものや、不快なものは見たくないものです。
窓際に良い観葉植物を配置し、空気清浄にも注意したいものです。
枕の位置にも、それぞれの方位に意味や作用があるものです。
ささいな要因が重なり合って、知らずと自ずから悪くなりませんよう、
気づいたことから一つずつでも、悪い要因を除去し、良い要因を重ねて行きましょう。^^v
枕の向き八方位:北枕の真実もどうか参考にしてくださいね。
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寝ている間に、気は体内を還流し、心身を潤し癒します。
運気もまた、寝ている間に宿るもの。
したがって、寝室は最もリラックスでき、運気が高まる場所にしたいものです。
引っ越したり、改装したり、ベッドの位置を変えたら、夢見が悪くなったとか、
仕事や人間関係が上手く行かなくなったとか、よく耳にします。
全ての結果は、複合要因の所以ですので、総合的に解析して手立てすることが、
気の科学研究所の仕事ですが・・・
ここでは、風水学上、「形サツ」と呼ばれるものを挙げてみましょう。
「サツ」という字が、変換できないっ。><
日本では、「殺」を当て字にしてるところもありますが。。^^;
「形サツ」とは、有形の威身作用を及ぼす形勢を指し、尖・角・衝・射・直・急・圧
などを感じさせる形状を成すモノが、これに当ります。
寝室に関する「形サツ」には、次のようなものがあります。
1.枕の真上に、梁(はり)がある場合。
時どき、マンションによっては、梁があらわになっている部屋があります。
専門的には「懸針サツ」と称し、健康や脳の活動にマイナスになると説かれています。
速やかにベッドや枕の位置を、梁の下から移すべきですね。
2.寝室の入り口が、枕を直衝する場合。
寝室の入り口が、枕と一直線に当る場合を指します。
枕に頭を置いて入り口を見ると、まともに顔を直面しますね。
「八宅明鏡」という風水書には、「床(とこ)は房門(寝室の入り口)と相対することを
怖れ、一屏風を以てこれを防げばすなわち佳し」と説かれています。
ベッドや枕の位置を変えないならば、屏風や衝立を間仕切りに置くと良いですね。
3.寝室の入り口とトイレの入り口が直衝する場合。
寝室の入り口と、トイレの入り口が、一直線に位置する場合のことです。
この場合は、ベッドをその線上から外れた位置に移すことが、最も簡単で効果的な
「化サツ」となります。
鏡や観葉植物を活用する手立ても考えられますね。
4.ベッドの前に、鏡がある場合。
鏡は姿や顔を見るためだけでなく、風水上、「化サツ」のための強力なアイテムともなります。
風水学の上からは、寝室は家と本人の吉方位であることが前提となりますので、
鏡を置くことは不合理なのです。
枕(頭)の背後にある場合は、さほど妨げにはなりませんが、枕の横や、足元にある場合は
よろしくないですね。^^;
5.階段の下にベッドがある場合。
狭い空間を有効に利用するべく、階段の下に寝室を設ける家が間々ありますが・・・
凶ですぅ。
「陽宅撮要」という風水書には、「房内(室内)に楼梯(階段)を安ずるは寡
(やもめ)を主(つかさど)る」とあり、こういう場所で寝ていると、孤独に陥ったり、
独身のまま、子供も絶える傾向が働くと述べています。
6.ベッドが窓に隣接する場合。
ベッドが窓際にぴったりついている場合ですが、最も悪いのは、頭を窓に向けて
寝る場合です。
防犯上もよろしくないし、投石でもあれば怪我は必定です。^^;
窓際はとりわけ冷えますので、寝ている間に身体を傷めます。
血圧障害や痛みに冷えは厳禁ですので、ご用心ください。
カーテンを二重にし、一枚は厚くして、窓とは隙間を空けて欲しいものです。
7.頭と壁との間に、隙間がある場合。
寝ている状態で、枕のある寝床と壁との間に隙間が空いている場合のことです。
専門的には「露空」と称して、精神衛生上良くないとされています。
この場合、部屋が広ければ中央にベッドを置くもよし、ベッドを壁に接するよう
に移すか、隙間にローチェストなどを置くことも効果的な「化サツ」となります。
8.寝室の窓から、煙突が見える場合。
「陽宅撮要」には、「エンソウ(煙突や焼却炉)が床(とこ)に対するは、難産
を主(つかさど)る」とあります。
難産はともかくも、煙突や焼却炉の煤煙が寝室の空気を汚染しますし、窓を閉めておけば
寝室の通気が悪くなり、いずれも健康にも運気にもよろしくないですね。
視覚にとっても、汚れを見るのは精神上よろしくなく、煙突だけでなく、寝室に
刺さってくるような形状のものや、不快なものは見たくないものです。
窓際に良い観葉植物を配置し、空気清浄にも注意したいものです。
枕の位置にも、それぞれの方位に意味や作用があるものです。
ささいな要因が重なり合って、知らずと自ずから悪くなりませんよう、
気づいたことから一つずつでも、悪い要因を除去し、良い要因を重ねて行きましょう。^^v
枕の向き八方位:北枕の真実もどうか参考にしてくださいね。