雨降りはきらいだ。(><)
シクシク、胸が痛むのは、心の古傷?
それとも、肋間神経痛?

特に関節リウマチを持つ人は、天気が悪くなると、モロに影響を受けますね。

関節リウマチは30〜40代で発生しやすく、4:1で女性に多いといいます。
(うーん。弟子のハニワのコバヤシ君、中2で発症。やはりタダモノぢゃないっ。爆!)

関節痛は、特に雨天時に痛むものですが、その原因はリウマチだけではありません。

変形性関節症や、運動による酷使、骨折などの古傷が痛むなど、様々な原因があります。

このうち圧倒的に多いのは、背景に、変形性ひざ関節症がある場合です。

ひざが痛む人の半数以上はこのケースです。

ひざの寿命は65歳といわれます。
特に若い時に運動をしなかったせいで筋肉が少なく、肥満気味の女性は注意です。
(男性でもね、コバヤシ君。でんぷん・糖質をカットなさいね。w)

ところで、何故、梅雨になると、関節痛は強く痛むのでしょう?

ヒトは、自律神経によって、暑い・寒いなどの外的環境に合わせた体内調整をしています。
同時に、自律神経には、関節痛のような「慢性的な内因性の痛み」を普段感じにくくする働きもあると考えられています。

ところが、梅雨の季節は湿度が上がり、皮膚から蒸散が妨げられて体内に熱がこもりがちになります。

このため、自律神経は、熱を発散させようと、代謝を促す働きを活性化させるので、
痛みのコントロールにエネルギーを割くのが難しくなるのですね。

また、この季節、気圧変化やクーラーなどの冷えは、神経痛・リウマチの痛みを悪化させる大きな原因になります。

痛むたびに鎮痛剤を使っても、一時的に痛みを抑えることはできても、改善はできませんよ。

痛みの原因となる血行不良を改善することが、改善への近道です。

関節内の余分な水分を取り除いて、血行を良くして血液を浄化することが有効なのです。

慢性的な痛みが続いている方は、副作用や毒が体内に蓄積するような痛み止めに頼らず、
症状にあわせた有効な漢方薬や、皮内針、温灸、気功の擦火掌などをお勧めします。

また、関節痛には擦り減った軟骨を補強する栄養成分(グルコサミンとコンドロイチン)を補給することも大切です。
サプリメントもありますが、小さなエビ・カニの甲殻や、エイのヒレ、フカのヒレ、さまざまな魚のヒレのコラーゲン
に、これらの成分は多く含まれていますので、料理に採り入れ、食養生なさってください。
それが、家庭薬膳なのです。^^

梅雨時は、蒸暑いのに汗がすっきり出ず、体内の水分が多くなり過ぎて、体内に滞りがちになり、浮腫みや痛みを引き起こします。

関節痛やムクミに悩まない体質つくりには、体内の水分を、上手なコントロールすることが不可欠です。

水分コントロールに便利な食材としては、肺の呼吸作用を活性化させ、利尿作用が高いハトムギなんかが効果的です。
ハトムギ茶を水出しにしておき、常用するといいですね。^^

我が家では、お茶は水出しが常用です。
沸かさぬ水は、酸素が溶け込んでいますので、1週間から10日、体内にとどまり、古い水が排泄されます。
沸騰させると、酸素は飛んで、1日以内に排泄されるので、体内の古い水はそのまんま滞ります。^^;

身体を池に例えると、古い水が濁って、ヘドロになってくのが「湿」と漢方でいう状態。
ヘドロがさらに溜まり、水が乾いてきてひび割れになったら、「湿熱」で、もはや病気になっています。

この季節、部屋にも、身体にも、除湿が大事なのです。

特に、梅雨時に関節が痛む方は、湿度の高い環境を避けることが大事となります。

例えば、エアコンは、冷気を直接当てないで、ドライ運転にして除湿してください。
就寝時は風通しのいい部屋で、布団を半掛けにして湿度をこもらないようにしましょう。

痛むところは、サポートや温湿布による保温、気光パワーシールの銀シールや米ツブ療法で痛みをなくしましょう。

日頃の体操によって大腿四頭筋を鍛える事も大切です。
時間のない方は、気光テキスト第3章にある養気功のセクション、「太極タンチュン」を1日3分だけ実践してください。
三日坊主の方は、テキスト第4章の進化と成長の習慣創りのセクション、「連続三日坊主」のシートを使って下さいね。

梅雨時、私は常夏のバリかタイでしばし戦士の休息を・・・
うーん。今年は行けそうにないなあ。。。
日本で、せっせと、除湿に励もう。