’07年度の国民年金保険料の納付率は、’06年度の66,3%を下回り64%前後になる見通しだという。



 年金記録漏れ問題への対応に追われる社会保険庁が、未納対策にまで手を回せないのが原因とされている。



 しかし、保険料は督促などされなくとも、任意に支払うべきものである。



 ねんきん特別便に関わっていると、年金しか収入がなく、それで暮らしていかなければならないという人が大半であって、年金の重要性が分かる。



 働けるときに、働けなくなったときのことを考えなければならない。



 自分たちが受給年齢に達したときに、年金制度がどうなっているか分からないという不安をはじめとする年金不信が、未納の原因の一つになっていることは疑いない。



 もう一つは、年金額と生活保護費との不均衡が挙げられる。



 国民年金の満額よりも、生活保護費の方がはるかに高いのである。



 これでは、保険料を支払わないで、イザというときには生活保護に頼るという人がいてもおかしくない。



 制度間の不均衡の是正は急務であると考える。
08年05月31日 | Category: 年金
Posted by: marutahoumuj
08年03月08日

ねんきん特別便

 社保庁は、5000万件の未統合年金の照合が終了したと発表した。



 その結果、1200万件が特定でき、加入記録の可能性がある人には今月中にねんきん特別便を郵送するという。



 昨年末から郵送しているけど、当人に結びついたものは極めて少ないらしい。



 ねんきん特別便を受け取られた方は、加入記録に不足がないか、記憶をたどって、しっかり確認をして欲しい。



 来週から、私も近くの社会保険事務所で年金相談員として参加しますので、気軽にお越し下さい。
08年03月08日 | Category: 年金
Posted by: marutahoumuj
 毎日新聞が年金制度について調査したところによると、「今より給付額が減る」と考え



ている人が、2年前より6%少なくなり44%であり、「国が年金制度を維持できなくなる」



と考えている人が、4%増えて32%であり、若い世代を中心に存続自体に不安を感じて



いる。



 しかし、公的年金に「全面的に頼りたい」という人が、昨年より4%増えて40%だという。



 不安を感じながらも、頼らざるを得ない現実を直視して、政府には年金制度の充実発展



を望むものである。
07年10月01日 | Category: 年金
Posted by: marutahoumuj
 大阪府社会保険労務士会のお願いにより、国民の皆さんの不信と不安をできるだけ早期に解消すべく、当事務所は、「年金加入記録」の照会に限って、無料相談を承ることになりました。

 当事務所で、「年金加入記録照会票」を記載して頂くだけで、後日、大阪社会保険事務局から「回答書」が送られてきます。

 (流れ)

 (1)まず、相談者が当事務所に、「年金加入記録照会」を依頼します。

 (2)次に、当事務所が大阪府社会保険労務士会に、「年金加入記録照会票」をFAXします。

 (3)大阪府社会保険労務士会は大阪社会保険事務局に、「年金加入記録照会票」の処理を依頼します。

 (4)大阪社会保険事務局は、相談者に対し、「年金加入記録照会票」の回答通知をします。

*「回答書」については、1ヶ月程度の日数が必要とされることが予想されますので、早急な回答が必要とされる方は、最寄の社会保険事務所又は年金相談センターへ行かれることをお勧めします。

*まずは、お気軽にご連絡下さい。


07年07月09日 | Category: 年金
Posted by: marutahoumuj
07年05月18日

解体社会保険庁

 社会保険庁の組織の脆弱さが露呈されていたと思ったら、先日は、年金加入記録の生年月日が間違っていたり、記載がないものが約30万件あると報道されていて、ずさんな管理に呆れていた。

 ところが、今度は、厚生年金・国民年金の記録のうち、支給開始年齢に達しているのに年金給付の対象となっていない、80歳未満の保険料納付記録が約1900万件あるというから驚く。

 そして、本人が支給漏れに気づくなどして社会保険庁に年金額を訂正させた人数が、過去6年間で約22万人にものぼるという。

 1人の受給者がいくつもの不明の記録の対象となっている可能性もあり、記録の件数より実際の支給漏れの人数は相当少ないと見られるものの、それでも数の多さからして、支給漏れにまだ気づかず、本来より少ない年金額を受給しているものは多数にのぼるであろう。

 如何せん社会保険庁。

07年05月18日 | Category: 年金
Posted by: marutahoumuj
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