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こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

「来年から夏季休暇を有給休暇にすることにした。問題ありますか?」

このような質問がありました。
理由は有給休暇の取得率が悪いから、ということ。

この質問は実に多く寄せられます。
会社によって事情は様々ですが、私の答えはほとんど同じ。

「問題あります!」

理由は簡単です。

休みの数や賃金は変わらず、有給休暇だけ減っていく。
従業員にとって何か得することはありますか?
損をするだけではありませんか?

このようなことに賛成する従業員がいるわけはありません。
会社に悪いイメージを持たれるかもしれません。

やってはいけない、ということではありません。
ただ、明らかに労働条件の不利益変更となります。
慎重にやらないとダメですね。

やむを得ない事情があるのであれば、その旨をきちんと説明して
同意を得る必要があります。一方的に決めるのは得策ではあり
ません。


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07年02月28日 | Category: 就業規則
Posted by: niigata
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

現在、「時間外・休日労働に関する協定書」いわゆる36協定書を2社分作成
しています。

その内1社が運送会社様、通常の会社と労働時間管理が大きく異なりますので慎重に行う必要があります。

純粋な労働時間の他に拘束時間に対する定めがあります。
運転時間に関しても、2日、2週間という区切りで一定の規制があります。

細かく言えばもっとあるのですが、要するに自動車を運転する業務に関しては上記のような「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」という規制があり、その規制に適合した働き方をする必要があるということです。

そして、その働き方に合わせて36協定も作らなければならない。

私にとって特に難しいというわけではありませんが、慎重に行う必要が
あります。


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07年02月20日 | Category: 就業規則
Posted by: niigata
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

今日、就業規則改定業務を受託したのですが、結構大変そうです。

普通に考えれば、就業規則をはじめから作るよりは簡単だろう、と思うかもしれませんが、
今回はそうはいかないようです。

一番困るのは、法律以上に優遇している部分をどうするか。
みんな頑張っているから、他で我慢してもらっているからということで、
手厚い特別休暇制度を設けています。

また、法律には適合していない社内ルールがあり、これをどのようにして
現行法に合わせて行くか。

結構大変そうです。

これはひょっとしたら、最初から就業規則を作った方早いかもしれません。


制度は一から作るより、変えるほうが大変です。
最初に手抜きをしないようにしましょう!


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07年02月19日 | Category: 就業規則
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

本日、新たに就業規則作成業務を受託しました。

今回の事業所は従業員が10名未満ですので、本来であれば作成義務はありません。
ただ、ルールが不明確なために業務に混乱が生じている、ということで作成を思い
立ったそうです。

内容や料金についても数十名の従業員がいる会社と同じ。
お互いに、決して簡単な作業ではありません。


小規模事業所だから就業規則はいらない、簡単なものでいいという言葉を良く
聞きますが、必ずしもそうではないと思います。

労働基準法に関する知識を持った人がいない、就業規則もない、これでは
イザという時大変です。

組織にルールは必ず必要です。
ルールがなければ、その都度判断が必要になり大変です。

逆に、ルールがあれば楽をできます。
ルールがあれば働きやすくなります。

このように思いますが、どうでしょうか?


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07年02月15日 | Category: 就業規則
Posted by: niigata