こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

1995年の今日、私は神戸市の長田にいました。
まだサラリーマンだった私は、震災の被害が甚大な長田の店舗に「応援」として
派遣されました。

あの時の光景は今でも脳裏に焼き付いています。

絶えず鳴り響く救急車のサイレン、家族を探してさまよっている人々、
生活物資を求めて商品を探しにくる人々。

こんな状態でしたので、お客さんが欲しいという商品があれば、半分崩れかかった
階段を上って上の階まで商品を探しにいって、言い値で販売もしました。

今考えれば結構危険だったのですが。

私自身も現場にいたころは何日も暖かいご飯は食べれませんでした。
でも、きちんと食べるものがあって、きちんと寝れる場所があっただけでも被災者
の皆さんに比べれば十分満たされていました。

毎年この時期になると、あの時のことを思い出します。

そして、平凡な毎日のありがたさを実感します。

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