こんにちは。
松田です。

子どもや従業員さんに、
目標を達成させようとするとき、
よく、ウサギとカメの話
に例えます。

ウサギとカメが競争をするわけですが、
ウサギは、ノロマなカメを相手に、
「カメはノロいから、昼寝しても勝てる!」
と油断をし、競争の途中で昼寝をしてしまいます。

結局、遅くても、
ちょっとずつ、ちょっとずつ、
ゴールを目指したカメがウサギに勝ちました。

能力があっても、手を抜く人より、
多少能力が劣っていても、コツコツと努力した人
のほうが目標達成するのですよ。
ということを教えられる寓話です。

私も、親や学校の先生から
良く聞かされました。

実は、この話には、
もう一つの教訓があります。


それは、
ウサギは、相手を見ていた。
でも、カメは、ゴールだけ見ていた。

相手ではなく、
ゴールを見続けることで、
目標が達成出来る
という教訓の寓話でもあるのです。


確かに、誰かに勝つということは、
自分を伸ばす要素の一つとして
重要なことかもしれません。

しかし、
自分の目標達成よりも、
相手に勝つこと目標にしてしまうと、
自分は、何を目指しているのか?
自分は、何のために、やっているのか?
がブレてしまいます。
 
近年、ニートや引きこもりといった、

生きがいがない・・・

やりたいことがわからない・・・

という若者が増えています。

彼ら、彼女らの
意識の持ち方に問題があるのかも知れません。

でも、彼ら、彼女らは、
小さい頃から、
偏差値、入試など、
他人との比較や競争だけを要求され、

何のために勉強をするのか?

何のために友達がいるのか?

何のために仕事をするのか?
を、
きっちりと教えてもらえなかった、

しかも、

考えることさえ否定されてしまった、
現代の被害者なのかもしれません。



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