こんにちは。松田です。
今日は、
80対20の法則についてです。

結構、有名な法則なので、
もう知っているかもしれませんね。

イタリアの経済学者パレートが発見したので、
「パレートの法則」とも言われます。

もともとは、
全世界の上位20%の高所得者が、
全世界の所得の約80%を占めている。
という法則があることを発見したのが
はじまりです。

そこから、
80%の結果は、20%の原因から得られる
という意味で、様々な場面で用いられるようになりました。

例えば、会社の売り上げ。
よく売れる上位20%の商品が、
会社の売り上げの80%を占める。

よく買ってくれるお客さま上位20%が、
会社の売り上げの80%を占める。

営業成績の上位20%の従業員が、
会社の売り上げの80%を生み出している。

といったように使われます。

すべての商品やお客さま、
従業員を大切にすべきですが、

人間ですから、
すべて平等に、公平にすることは、不可能ですよね。

この法則を知れば、
どの商品を売るべきか?
どのお客さまを大切にすべきか?
どの従業員が重要か?

の、ひとつの基準を作ることができます。

大切にする、しないの基準ではなく、
大切にする、もっと大切にするの基準です。


順位が上がったり、下がったり。。。↓
にほんブログ村 経営ブログ 人事・総務へ
07年05月14日 | Category: 経営
Posted by: roudoumondai
07年05月08日

欲求不満

こんにちは。松田です。

従業員のヤル気を起こさせるには、
どうしたら良いのだろう?

という相談を受けることがあります。

人事管理や労務管理において、
従業員のヤル気を出すためには!!
モチベーションを上げるには!
というときに、よく出てくるのが、
「マズローの5段階の欲求」です。

マズローというアメリカの心理学者が提唱した、
人間の欲求の理論です。

人間の欲求には、5つの段階があります。
第1段階・・・生理的欲求(食欲、性欲、睡眠欲、生命の維持 など)
第2段階・・・安全の欲求(安全な、安定した生活・財産・居住 など)
第3段階・・・社会的欲求(家族、友人、仲間、パートナー、集団に所属すること など)
第4段階・・・自尊の欲求(地位、名誉、尊敬されたい、認められたい)
第5段階・・・自己実現の欲求(生き甲斐、自律性、自分の夢を実現する など)

人間は、
下の段階の欲求ほど強く、
下の段階の欲求がが満たされないと、
次の段階の欲求が出てこない

という理論です。

例えば、
忙しくて、寝る時間がない人は、
安定した収入よりも、
まずは、寝る時間が欲しいのです。


従業員のヤル気を出そう!
とするときに、
従業員の持っている欲求を満たしてあげないと
ヤル気は出ません。

従業員は、どの段階の欲求があるか?
を考えて、その段階の欲求を満たしてあげないと
社長のすることが、ムダになってしまいます。

例えば、
従業員の親睦を深め、または、
いつもご苦労さまという気持ちで、
飲み会や社員旅行をする。
このような会社の行事は、
第3段階の欲求がある従業員には効果的です。

でも、従業員が安定した収入が欲しいという、
第2段階の欲求が満たされない従業員には、
あまり効果がありません。


あなたの会社の従業員さん。
欲求は、どの段階でしょうか?
07年05月08日 | Category: 経営
Posted by: roudoumondai
こんにちは。松田です。

「がんばった分だけ、あなたの収入になります。」
よく見る、求人のうたい文句です。

関与先の社長さんとお話をしていると、
人件費を抑えたい。
がんばっていない人には、あまり払いたくない。
でも、
がんばっている人には、
たくさん給料を払ってあげたい!


というのが、共通した思いです。

たしかに、会社のためにがんばってくれる人には、
それに、見合った給料を払ってあげたいですよね。

でも、そのような会社は、こんなトラブルがよくあります。

社長・・・
がんばれば、給料もあがるし、ボーナスもたくさん払うぞ!

従業員・・・
こんだけがんばっているのに、
何年も給料が全然変わらないじゃないか。。。
ボーナスも少ないし。。。
社長は、がんばればって言うけれど、口だけだ!

社長はウソを言っているわけでもなく、
従業員さんも実際に仕事をがんばっているのです。

なぜ、このようなことになるのでしょう?

「がんばる」ことの定義が社長と従業員で違う
から、このようなトラブルになるのです。

具体的に言えば、
「がんばる」とは。。。

がんばって、結果を出すことなのか?

それとも、
結果にかかわらず、がんばる行為のことなのか?

この定義を社長と従業員との間で、
統一できている会社は、業績がグングンと伸びています。

一生懸命、1日何十件も営業しても契約が1件も取れなかった。という従業員。

がんばったと評価しますか?
がんばっていないと評価しますか?
にほんブログ村 経営ブログ 人事・総務へ
07年05月01日 | Category: 経営
Posted by: roudoumondai
おはようございます。松田です。

今日は、
少し前に読んだ本の話です。

犯罪は、どのような場所で起きているか?
を分析したところ、

高い塀がある1軒家。
木に囲まれた公園。
学校の死角。
店の中の死角。
エレベーターの中。
マンションの中。
などで、犯罪は起きている。

共通している特徴は、
人が「入りやすい」場所で
入ってしまうと人が「見えにくい」場所。

「入りやすく、見えにくい場所」で犯罪は起こっている。

犯罪が起こりやすい環境から、
犯罪が起こりにくい環境を考えるべきだ。

すなわち、
「入りにくく、見えやすい」環境を作ることで
犯罪も減るだろうという内容のものでした。

コレを読んだとき、
「この考え方は会社にもあてはまる!」と思いました。

従業員が、
入りやすく(入社しやすく)、
入社した従業員が、
見えにくい(働き方だったり、人間性だったり)
会社。


そんな、会社では問題従業員が多く、
たくさんのトラブルが発生
しています。

「入りにくく、見えやすい会社。」にする。

これが、問題従業員を発生させない方法の一つだと思います。
07年04月19日 | Category: 経営
Posted by: roudoumondai
 こんにちは。松田です。
 今日は久々の雨です。
 今日のお話は、人と親しくなるためのお話です。
 
 我々士業を含めた、人と接する仕事をする人に、
知っておいたほうがいいと思われる法則があります。
「ザイアンスの法則」というものです。

 ?人は知らない人には、攻撃的、批判的、冷淡に対応する。
 ?人は会えば会うほど好意を持つ。
 ?人は相手の人間的側面を知ったときに好意を持つ。

と、いう法則です。

ようするに、

 人は、接触頻度の回数が多いほど、
 その人に親しみを感じる。

 ということです。

 例えば、
 ?1時間の会話を、1回した人。 
   
 ?10分間の会話を、6回した人。

 同じ1時間の会話ですが、
 ?の人と?の人とでは、?の人のほうが親しみを持つことができるのです。 
 
 親しくなりたい人とは、接触回数を増やさないと親しくなれないのです。

 実際に顔をあわせるだけではなく、

 電話やメールする。
 手紙を書く。

 ことでも、接触回数が増やすことができます。
07年03月24日 | Category: 経営
Posted by: roudoumondai
ページ移動 前へ 1,2,3,4 次へ Page 3 of 4
新着ブログ10件
大切なもの。もっと大切なもの。欲求不満こんなに頑張っているのに。。。問題従業員が発生する仕組み。親しい仲になりたい。なぜ、それを買うの?、どうして、そんなことするの?話を聞いてもらえない。2:6:2の法則
コメント・トラックバック
カテゴリー
All
その他
セミナー
プロフィール
助成金
労働時間・休日・深夜
就業規則
年金
建設業
採用
松田の考え
無料プレゼント
社会保険・労働保険
経営
給料
行政書士受験対策
解雇
アーカイブ
月別アーカイブ
人気ブログ10件