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07年10月31日

流し台の高さ

台所の話で作業をしていて腰が疲れる事が多いので今度造る家は腰が疲
れ無い流し台にしたいと言う話が結構有ります。流し台の高さが原因だ
と思うのだが疲れない高さって有りますか?と聞かれることもしばしば
です。現在流通している流し台の高さはJISで規定されていて80?
と85cmの2種類の高さが有ります。この2種類で70%以上の人が
適合値となるために設けられているわけです。しかし、より自分に適合
した物が欲しいと言うことになれば「身長cm÷2+5cm」が適合値
と言われていますが、この時に気を付けないといけないのがまな板の厚
みや作業している時の履物などが見落とされがちですし、力を入れる作
業の時は低い方が良く精密な作業の場合は高いほうが良くなります。
人間工学的な観点での適合値と言うのは筋肉の活動量やエネルギーの代
謝率が低い位置である事を知った上で判断されると良いと思います。

07年10月31日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月30日

トイレ掃除

トイレの話をしていると当然に掃除の話にもなります。最近のトイレは
便器が1つの事が多いので男女兼用で座式便器です。女性は腰掛けて用
を済ませますが男性の場合は小用の時は立って用を済ます事が多いので
便器正面側の床が汚れて困るという事になるわけです。そして最近の傾
向は床材がフローリングを使う事が多いので設計する側も床材にシミが
できる可能性の話もする事になります。この場合男性は断然と不利です
言い訳が効かない状態で、ご家庭によっては男性も常に腰掛けて用を済
ます様に厳命されたりする事も有ります。どのように使用するかは夫々
のご家庭の話ですが、汚れるのは床ばかりでは無く壁も汚れている事を
知っている人は少ないようです。

07年10月30日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月29日

床の遮音

床の衝撃音を下の階に伝えづらくする為の方法が幾つか有りますが、そ
の1つのに床材の下に衝撃吸収のゴム上の物を入れる事が有りますが気
を付けなければならないのが、幅木の選択です。住んでから物を置くと
床が少し下がり床と壁の間に隙間ができますので、その隙間が気になら
ないような幅木にしなければなりません。うっかりしてしまうと後で修
理をしなければいけなくなります。


07年10月29日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
トイレに入った時に音を気にする人は結構います。特に女性に多いよう
です。そこで水を余計に流して音を混合させる技を使ったりする事もあ
るようですが、水のムダ使いになるのと最近の便器は節水型であまり音
がしなくなってきています。メーカーからは擬音がでる機械も出ていま
すが家庭での普及はどうなのでしょうか。音が気になるという建築主の
時には、私は壁を防音仕様にする事を提案します。実際に採用されての
使いごこちは大変良いと、喜ばれています。
07年10月27日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
日本の多くの地域が湿潤な気候である事は知られていますが、建築では
この湿潤に対応するための1つとして床下の換気が図られています。
家の基礎部分に換気用の開口部が開けられているのを見た人は多いと思
います。

しかし最近新築される住宅はこの換気口をあまり見なくなったと思いま
せんか?

現在では木造軸組工法も従来の伝統的な工法から外断熱と言われる外壁
側を断熱する工法や最新技術が生かされた構造の物まで有り、見ただけ
では判らなくなってきています。換気口が無くても床下の換気が出来る
方法もその1つで、基礎と土台との間に硬質ゴムを挟んでその隙間に風
を通して換気をする方法です。

現在は様々な技術が有り、それらを設計者によって採用されますが、
建築主も設計者やハウスメーカーに全面的に任せないで、理解できるま
で説明を聞いておくと、自分が住まう家の事がより身近になると思いま
すが、如何ですか?



07年10月26日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月25日

色を決める時

設計も進み、工事に入る段階になりますと様々な事を決めなくてはなら
なくなります。その中の1つに色を決定すると言う事が有りますが、そ
の時に感ずるのは、殆どの人が、普段街を見ているようで見ていないと
言う事です。

屋根の色を決めようとする時に、現在建っている家を参考にしたいとの
話で暫く時間を取りますが、その後の打ち合わせではあそこのお宅は
何色でこちらのお宅は何色だった。普段見ているようで見ていないと
皆さん一様に話されます。それだけ街が全体としてまとまっているとい
うことの証かも知れません。
それでも一軒一軒の家は個性がありますので、皆さん一度何かテーマを
決めて街を歩いて見ると意外な発見があるかも知れません。

07年10月25日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月24日

液状化現象

地盤の液状化現象とは砂質の土が水を多く含んだ時、今まで砂の粒子と
粒子がぶつかり合って安定していた状態がぶつかり合っていた摩擦が水
に妨げられて振動する事によって粒子が移動する状態で、その土の上に
建っている建物が土の中に沈んで行ったりする危険な事です。

地震が起きるたびに最近は地盤の液状化現象が報道されますが、この現
象が初めて経験されたのが1964年に起きた「新潟地震」だったと記
憶しています。それ以前は地盤にひびが入るような事は有っても地盤自
体が液体のようになるとは考えられていなかったのです。ですから建物
を支える地中の杭には横から力が掛かり折れるとは考えられていません
でした。この新潟地震の時に4階建ての県営アパートが倒壊したり陸上
競技場が壊れたりして液状化現象が広く認知され、その後の建築の構造
計画の基本の見直しが図られた訳です。過去の経験が1つ1つ生かされ
て今が有る事に、人間は経験で進歩して行くのだなぁと、感じさせられ
ます。
07年10月24日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
窓にも色々と種類が有りますが、その中の1つピクチャーウィンドウと
言われる窓が有ります。外の景色を窓で切り取って絵画のように見せる
役目をしている窓です。写真は世田谷F邸の窓で外の樹木を切り取って
部屋に導いて部屋の構成の一部としました。

07年10月23日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
セキュリティを考える時に、人によって捕らえ方に大きな違いが有りま
す。その違いは経験から来ていて、実際に泥棒に入られた経験を持つ人
は微に入り細に入り検討するのですが、そのような経験が無い人(殆ど
の人がそうだと思いますが)は表面的な事で大丈夫と判断してしまいま
す。実際に被害に遭われた方は窓の位置、窓と下屋の関係、隣地境界線
との塀と部屋との関係など様々な事に話が及びます。その一つ一つが貴
重な意見です。今迄に多くの人の家の設計に携わってきた者にとっては
そのような色々な話を踏まえてセキュリティの話をしていますので、新
たな計画をされている方は私の話を参考にしていただければ良いな?と
思っています。
07年10月22日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月20日

太い柱なら安全か

能登半島地震の時の報道でちょっと気になった記事が有りました。

朝日新聞 3月27日朝刊14版第2面の時時刻刻の見出しで
”少なかった住宅全壊「太い柱」伝統工法が守る”と言う記事です。
見出しだけを読むと太い柱であれば倒壊しないように読めますが、実際
には太い柱だけで出来ている建物が倒壊しないとは言えないと感じたか
らです。

勿論太い柱は耐力に有効に働く事は有りますがそれだけで倒壊しない
建物であるかのように印象を持つことは危険だと感じます。
阪神淡路大地震の時に木造在来工法の住宅は危険であると印象付けられ
た事や、瓦屋根の家は倒壊してハウスメーカーの建物は倒壊しなかった、
などの記事を思い出します。
阪神淡路大地震以来、地震動は横揺れだけでなくて上下動を起す事が知
れています。このため、建築基準法が改正されて上下動に効果がある金
物の取り付けが定められています。

やはり能登半島地震で倒壊した家にはこの金物の設置が有効に施されて
いなかったのが原因と思われる物も有ります。

現在色々な研究成果が発表されていますが正しい知識と理解で自分の家
を把握しておく事が大事だと思います。
07年10月20日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月19日

少しでも緑を

家に木や草花などの植物が植えられていると、潤いを感ずる事が出来ま
す。少しでも土の部分を造り積極的に植栽を施した例が画像の家です。
如何ですか?このようにすると自分の家だけでなくて街にも潤いが出て
街が豊かになります。最近は土地の細分化が進み緑が少なくなって来て
いて何か硬い感じになる場所が多いですが、このように少しでも植栽を
する事をお勧めします。因みに、こちらの家は屋上に草花を植えて奥様
が楽しんでいらっしゃいます。そしてその草花が断熱効果を与えてくれ
ると言う二重の効果が有るというわけです。



07年10月19日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月18日

安息角

建築物が建つ条件は一般的には地面が必要となります。地面が平坦なら
条件は良くなります。ですから土地を分譲している所などは地面を平ら
にして、雛壇上に造成して販売する方法が取られている訳です。では
山はどうして山で有るのか考えた事が有りますか?どうして山が崩れて
こないのだろうか?「考えると夜も眠れなくなっちゃう。」などと言う
ギャグが昔有りましたが、知っているようで知らない事のようです。
土と言うのは粒子が集まっている物です。その証拠に土を乾燥させると
さらさらな粒子になります。その粒子が角張っている物であれば粒子同
士がぶつかって互いに抵抗して積み上げる事が出来ますが、角が取れて
いる場合はそうはなりません。砂などはその良い例です。粘土質の土は
より抵抗が大きいので高く積み上がることができる訳です。
そのような粒子状の物が崩れる事が無くて安定した状態が保たれている
場合の水平線と斜面との角度を「安息角(あんそくかく)」と言って、
その土地の地質によって割り出されています。関東地方の関東ローム層
では以前は45度と言われていましたが、より安全性を考えての事か最
近は30度で考えるように、という指導が行政庁から出される事が多い
です。山が崩れた状態は、安定していた斜面に水などが多く含まれてこ
の土の抵抗が少なくなる為にこの安息角が変化した状態です。ですから
その土地の安息角は一定では無いと言う事です。

07年10月18日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
この家にはバルコニーが有りません。多くの場合、洗濯物を干す事や
布団を干す目的でバルコニーの希望が出ますが、このうちの場合はそれ
よりも優先したい事が有った為です。細かい内容は此処で書く事は出来
ませんが、そういう事が有ったと言う事です。人が住むかたちは色々で
す。何々が無ければダメと言う先入観で話を進めると住む人のかたちが
見えなくなってしまいますので、何時もニュートラルな気持で打ち合わ
せに向かいます。何?洗濯物をどのように干しているのか気に掛かるで
すか?それではちょっとだけ、お話すると。洗濯物は乾燥機を使って全
て済ますそうです。その方が合理的で雨の心配も要らないという事です。

07年10月17日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月15日

日時計

日時計というと、昔の物で現代で使われる事は無いと思われる方も居る
と思いますが、建築では現役でこの日時計の原理を使用しています。
日照権などの問題でご承知のように、建築では太陽と影というのは非常
に重要な関係にあります。建築基準法では高さ制限を定ている第一種低
層住居専用地域、第二種低層住居専用地域などや、政令指定都市で高度
地区を定めている地域、日影規制を定ている地域などでは建物に対する
真北方向が必要となります。その真北を割り出すためには日時計を使用
する方法や、太陽の影の方向を測って、緯度、経度、測定した日や時間
などから計算する方法を用いています。日時計は永遠に現役なのです。

07年10月15日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
以前は要望が多くて、最近少なくなった物の1つにセントラルクリーナー
が有ります。アメリカでよく使われている事を日本に紹介され一時要望
が増えたのですが、その後余り聞かなくなり、最近では殆ど耳にしなく
成りました。一時のブームだったのでしょうか?機械が吸い込み口から
遠くに離れているので音が静かな事や、重い機械を引っ張って歩かなく
て済む事や機械の排気が部屋内でないために空気が汚れないなどの利点
が多く有る物ですがあまり普及していない様です。シックハウス症候群
の1つのハウスダストに敏感な人などには有効な機械だと思うのですが、
そのような話を聞いた事が有りません。吸い込み経路が長いためにパイ
プに物が詰まった時の心配が有るからでしょうか?機能的に良くても普
及しない物も有るのですね。
07年10月14日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月12日

通し柱

木造軸組工法には1軒の家に通し柱が何本か有る事が多いです。此処で
「有る事が多い」と書いたのは最近では金物を使用して通し柱を使わな
いケースも表われてきたのでわざと書いた訳です。

話を戻して、この通し柱は呼び名の通り土台から軒桁(屋根の構造材を
支える梁)まで1本の柱になっている物です。

ある時この通し柱を多く使って欲しいと言う要望が出た時が有りました。
この通し柱は家の角の1階2階共揃っている所に使うのですが、この話
のときは1階2階共柱位置が同じ所に全部使って欲しいと言うものでし
た。通し柱を使えば強くなると考えての事だとの話ですが、実際はそう
でも有りません。

柱には梁が横から付きますが梁を受けるためにホゾ穴(ホゾと言う漢字
は「木」辺に「内」と書くのですが漢字コードが割り当てられていなく
て入力しても?マークになるためにカタカナで書きます。)
と言う穴を開け、梁はホゾを作って柱に差し込んで柱と梁を繋ぎます。
当然梁が多くなればそれだけ柱の穴も多くなるわけです。
ですから梁が少ない所でないと穴だらけになって通し柱の役目を果たさ
なくなるわけです。

良い物を多く使えば良い物が出来るという訳には行かない事も有るのです。


画像の家はこの記事の家では有りません。画像真中の角の柱が通し柱です。
07年10月12日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月11日

アンダーカット

ドアの下枠(床に接している部分)を沓摺(くつずり)と言いますが
最近の住宅ではこの沓摺りがあるドアを採用する事は殆ど無くなりま
した。

室内換気を機械で行う事が多いためです。室内換気を機械で行う場合
換気の入口と出口と建物の気積の量を出して換気量の計算をするので
すが出口と入口を1部屋毎に完結する事は無く家全体で行いますので出
口である換気扇は1ヶ所か2ヶ所程で間に合う家が殆どです。

そうすると各部屋の空気を吐き出す出口が必要となりますので、
ダクト形式で換気を行う場合は別として出口の換気扇はトイレや納戸な
どに付ける事がある為に風の道を造る必要があるためにドアの下枠を無
くして床との間を開けて風の道を確保すわけです。
バリアフリー化と合わせての利用なので急に普及してきた手法です。

あるお宅に招かれた時、居間の椅子に腰掛けて話をしている時に風の音
が聞こえていたので今日は随分と風が強い日だと思っていたら何の事は
無く、排気量が多いためにドアの下の隙間から風が通るために音が出て
いた事が有りましたが、
空気量との関係をしっかりと考えた設計にしないといけないと気付かさ
れた出来事でした。
07年10月11日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
家の中には色々な危険が潜んでいる事を今までも何回か此処に書いて来
ていますが、我々設計者側で防げる事と防げない事がどうしても有りま
す。

以前に「バルコニー手摺」の危険な場合を書きましたが、我々ができる
事はどのような場合に危険があるかをお知らせして、防ぐ事です。
しかしバルコニーの場合、バルコニー手摺際に何処かから送られてきた
段ボール箱等を気を付けないで置いて、その箱の上に子供が乗って遊ん
でいて手摺を飛び越えて、転落死した事故が過去にも有りました。バリ
アフリーが言われて久しいですが、老人に対するバリアの事は結構気が
付いて、トイレと廊下の段差や沓摺りの有無などを言われる事が多いで
すが、このように住んでから注意しないと危険な場合も有りますので、

我々専門家がアドバイスした事を忘れないで、自分で安全を確保して欲
しいと思っています。



07年10月10日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
住む人の要望は色々ですがある時代に共通している要望も多くあります。
それが流行とは言えないでしょうが、必ずと言ってよいほどに要望が出
る物にウォークインクロゼットが有ります。

昔の生活では衣替えがあり季節の変わり目に洋服の虫干しをして防虫剤
と一緒に箪笥に仕舞って置く物でしたが、ウォークインクロゼットでは
洋服をハンガーに掛けて置ける為に服の選択が容易に出来る事が好まれ
たためなのでしょうか。

昔、外国から「ウサギ小屋」と揶揄された日本の住宅の広さも昔よりは
広くなり面積に余裕が出て来たからか、又は欧米人の生活を取り入れよ
うとしてなのかは判りませんが、それほどに要望があると言う事です。

そこで、この要望に対して私が確認しておく事が1つ有ります。この
ウォークインクロゼットに窓が必要か否かです。元来、日本の生活様式
に無かった物ですので、住む人が常識と思っている事が様々なので聞い
て置かないと後で大変な事になってしまうからです。

様々と言うのは窓を付けたいと思う人は自然の光が部屋に入った中で選
択したいと思うのと、窓を付けたく無いと思う人は、光が入る事により
洋服が色褪せたり焼けたりさせたくない。と言う事の違いが有ります。

しかし、洋服だけの収納を考えるのであればウォークインクロゼット
よりも奥行きの浅い収納スペースを寝室などの部屋側に扉を付けるよう
にした方のが家全体の面積配分を考えると良い場合も有りますので
バランスを考えて決めた方が良いです。



07年10月09日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月08日

釘頭のめり込み

木造住宅の工事現場から聞こえてくる音は、昔は大工さんが金槌を打つ
音でしたが最近はコンプレッサーのモーターの音と圧縮空気のが吐き出
される音です。

金槌がエアーガンのように釘を圧縮空気で打ち込む機械に変わった為に
このような音にも変化が表われて来ているわけです。
手で釘を打っていた時には問題にならなかった事がこの機械に変わった
事で注意をしないといけなくなった事に釘頭のめり込みの問題が出てき
ています。

圧縮空気の力が強いために釘の頭が構造合板の表面よりも深く入ってし
まい、本来考えられていた構造耐力が得られ無くなる事が起きます。
ひどい場合は地震などが起きた時に釘が板を貫通してして柱などから
構造合板が剥がれてしまう事もあるわけです。ですから、我々が設計を
して監理をする場合は、設計耐力が得られるように、このような所も
チェックしています。
07年10月08日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月07日

パノラマ写真

建築の計画をする時に現地に行き、敷地状況を確認する事と同じように
周りの雰囲気などを見たりしますが、記憶に留めて置くためにも周りの
写真を撮ります。フィルムで撮っていた頃は一枚一枚撮ってプリントし
た写真を貼り合わせて見ていたのですが、今はデジタル写真を撮って
パノラマ作成ソフトでパノラマ写真が出来るので便利に成りました。お
かげでこの写真の建築計画ではこの写真を基にしてこちらの面に浴室を
設けて浴室にコーナー出窓を造る事に成りました。ガラスは透明ガラス
です。こちらが南側で庭を造り眺めながら寛ぎたいとの要望を実現する
ために、相手側からの視線をどのようにすると遮る事ができるのか検討
出来たという訳です。

07年10月07日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月06日

自動食器洗浄機

流し台セットの中で要望が多い物の中に食器洗い乾燥機が有ります。
食事した後の食器を入れてスイッチを押すと食器を洗って乾燥までして
くれると言う優れ物の機械は皆さんご存知の物です。昔からこの機械は
有ったのですが、日本の米を主食とする食習慣から食器についたご飯を
洗い落とす事が以前の機械では綺麗に出来なかったために、あまり普及
していませんでしたが、メーカーの努力が実り現在の機械は綺麗に落ち
る様になっています。綺麗に落ちるようになったのは良いのですが洗い
始めてから乾燥するまでの時間が長いために電気代が馬鹿にならないと
考えられる事も有りますが、時間が掛かる原因はヒーターで水をお湯に
する事です。その為に給水の接続を電気温水器やガス給湯器のお湯にす
ると水の温度上昇のための時間が短く出来ますので、電気代の節約にな
ります。結果として省エネにもなると言う訳です。
07年10月06日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月05日

シューズクローク

靴を収納する場所で下駄箱が有りますが、最近では下足入れとか玄関収
納と言われたりしています。靴の量は家族構成によって変わって来る事
も多いですが、人によっては一人で沢山の靴を持っている事も有るので
一概には言えないのでよく話をした上で収納場所を決めて行きます。
そんな話の中から提案したのが、シューズクロークと言う玄関に隣接し
た空間です収納量が多く確保できる事と靴以外のゴルフバッグや傘など
色々な物を置く事が出来ます。画像で扉が見えるのは引き戸になってい
てそこが玄関の出入り口です。引き戸ですから、家族だけの時は開けた
ままの状態でも使えます。もちろん、廊下側の扉(引き戸)も有ります。

07年10月05日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月03日

栂普請

木造の家造りと言えば、桧(ひのき)の家をイメージする人は多いと思
いますが、関西圏では高級な木材を使った家造りは栂(つが)を使った
家がイメージされる事が多いようです。

栂の分布は関東圏以南だった為かもしれませんが、関東圏では栂普請が
一般化する事は無かった様です。
ある時、ハウスメーカーの知人と話をしていた時に、家が上棟した時点
で建築主が現場に来られて、木肌の色に赤味が有る事が気になってしま
いクレームのような状態になった事が有ったと言うのです。

その時の木材は輸入材の栂材が多かった様ですが、今迄に木肌の色を言
われる事など無かったため驚いた出来事だったので、それ以降は他の建
築主にも事前に話をする事になったと言う事です。

話を聞いていて疑問だったのは壁の中に隠れて見えない材料の色がどう
して気になるのだろう?と思ったのです。材料の強度から考えると桧よ
り栂の方が強いですから家の安全性を言えば栂材は喜ばれるはずなので
すが逆の反応です。

「桧で造られた家は良い家だ」と長い歴史の中で言い伝えられて来た言
葉が影響したのかもしれません。
しかし、その言葉も地域によって変わってくるので人それぞれと言う事
でしょうか。
07年10月03日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月02日

コンロ前の壁

台所の流し台前の壁の仕上でタイル仕上を敬遠する人が居るのですが、
敬遠する理由がタイルの目地が黒く汚れて綺麗にならないと言われる事
が結構有ります。目地のモルタルに油が染み込んで取れなくなるのが原
因ですが、そんな話の時に最近では光触媒技術が発達して来て油汚れが
付き難く、掃除がしやすくなっている事等の話をします。そんな事も
有ってか、タイルを使う事が一時期よりも増えてきました。タイル以外
ではパネル状の不燃材を貼る事が多いですが、そのような不燃材と比較
するとタイル貼は色々なデザインが出来るので、好まれると言う事で
しょうか。


07年10月02日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月01日

北側の庭

庭を造る事の話をすると、殆どの方が庭を南側に設けるのを希望されま
す。北側広く開けるのは勿体無いとの意見ですが、何が勿体無いかつい
聞きそびれて今まで来てしまいました。(笑)画像は旧前川國男邸
のダイニングから北側の庭を見た画像とその北側の庭の画像です。
この家は北側に玄関が有りますので北側の道路から入ってくるのですが
玄関は直接道路に面して無くて西を向いて玄関に入ります。そして道路
から庭を眺めながら玄関にアプローチしている事と、ダイニングから庭
が眺められるようになっていて、ダイニングの席についた人が自然に庭
を見る事が出来る様に造り付けのダイニングテーブルが窓面に対して垂
直では無くて角度が付いています。家全体の配置のバランスを考えて造
られていて北側の敷地を無駄にしないで生かしている事が良く判ります。
これなら勿体無くありませんよね。





07年10月01日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei