昨日の話の続きで、建築基準法の集団規定と単体規定について。と
言ってもこの用語は法文の中に出てくる言葉では無くて法文の内容
について言われる俗称です。

そこで集団規定とは、都市計画法とも絡んでいて、建設しようとす
る敷地についての法律で、建蔽率とか用途地域における建築物の制
限等の事を言っていて、建物単体の事では無くて都市の全体的を秩
序立てている内容からこのように言われている訳です。

もう片方の単体規定は察しの通り建物のその物に掛かる法律で、構
造や安全に関する事が定められている法文で構造の性能はこのよう
な性能を確保する。とか部屋(基準法では居室と言います。)には
光が入る窓を基準に従って設ける事等が書かれています。

話をすると簡単な内容ですが言葉を聞いただけでは一瞬なんだろう
と思わせるような言葉ですね。