先月からあまり更新できずにいて、このブログを読んで頂いている
皆さんに心配かけているのでは?と思っているのですが、コメント
への書き込みもほとんどないので、まぁ、こちらで思うほどには期
待されている存在ではないのかなぁ、と言うような感じのこの頃で
すが皆さんご機嫌如何ですか?

そんな事を言いながら、つい最近ある建築家のブログを読んでいて、
あれ? と思う事がありました。そのブログには仕事の受注を受け
て現地を見に行った事が書かれていたのですが、その物件が他のハ
ウスコンペに出されていた物と同じ物ではないかと思わせる内容な
のです。

もし同じ物件であっても特段どうだという事は無いのですが、それ
でも何となく、すっきりしない気持ちでは有ります。
ハウスコンペに対して色々な意見が出されていますが、実際の仕事
に付けない若い建築家には良い機会であるとは言えます。しかし
実施設計に選ばれる事の不透明さやコンペ主催会社の担当者におけ
る恣意性と言うか誘導性と言ったものが働く事の不平等さ等、結構
偏向的決定がなされているのではと言う疑問が付き纏っているのも
現実です。

そんな中での今回のような建築主側のコンペへの出展の仕方が建築
家の才能を必要としているのではなく、ただ建築家に無駄な労力を
消費をさせているような感じに写ったのでした。