セブン&アイホールディングスが農業に進出するという記事を今朝の新聞で見た。
イトーヨーカドーで自社の野菜を売る計画だそうで、小売の本格参入は珍しいとのこと。

経営者がどんな業種を選ぶかで、企業の成長発展を大きく左右する。
市場の拡大は見込めるのか、狭い分野で圧倒的に勝っていけるのか、新しい技術なのか、等々よく検討しなければいけない。

今まで規制によって守られてきた古い産業(農業や建設業など)は、ある意味競争が厳しい他の業界よりも自助努力が足りないと言える。
そういった業種に、工場改善のノウハウや流通のコスト削減等の考え方を取り入れることにより、努力していない同業他社に勝っていけるのではないかと考える。

「野菜の生産」と言えば、株式会社みらい(http://www.2004-mirai.co.jp/)と言う会社の嶋村茂治社長と先日お会いした。工場で野菜を作るという事業を立上げ、今さまざまなところから注目されている。
工場で野菜を大量生産できれば、農薬不要、天候の影響なし、害虫もなし、安全・・・・と良いことづくめである。
嶋村社長は高校生の時に「野菜工場」を作ることを夢見て、東京農業大学、千葉大学大学院で学びついに2004年に念願の起業を果たし現在に至っている。
もともと開発者ではあるが、現在社長自ら営業の先頭に立ち、忙しく動き回っている。
大発展の日はそう遠くないと思う。本当に成功してほしいと思っている若手経営者の一人である。