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06年09月30日

行政書士バッジ

私は32歳のとき、登録・開業しました。

その時に、行政書士のバッジも購入したのですが、「はたして自分は行政書士と名乗るほどの経験と知識があるのだろうか?」という気持ちが強く、「自分が行政書士としての自信ができたら、バッジを付けよう。」と思いました。

10年以上たって、やっとつい最近、そういう気持ちになってきました。

すると今度は、バッジというものが醸し出す、権威とか特権意識がいやで、結局、必要な時以外はバッジは付けません。

敷居の低い、気軽に相談できる行政書士であり続けたいと思っています。


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紛争当事者の一方の代理人となって、示談の交渉をすること、これは弁護士さんの仕事です。

感情的になっている紛争当事者の間に入り、連絡係となって相手の言い分を行政書士がそれぞれに伝え、法律的な解釈を交えながら妥協点を見つけ、話し合いで解決していく。

そして、行政書士が解決をした旨の書類を作成し、後日のための証拠として残す、これは行政書士の仕事ではあると、最近考えるようになりました。

第三者が間に入ることにより、まったく進展しなかった問題が動き出すことがあります。

ただ、これにはある程度の技術が必要であり、人生経験が必要であると考えます。

こういう仕事は、やりがいもありますし、解決に向けて双方の話し合いが始まると、間に入ったものとして、本当にうれしくなりますね。


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私は平成5年開業ですが、開業当時に比べあきらかに行政書士に対する皆さんのイメージは変わってきています。
今までの行政書士のイメージは、運転免許試験場で手招きをしている、簡単な書類だけを扱うというイメージです。

ドラマや漫画のおかげと先輩方の努力で認知度も高まりました。それと同時にさまざまな弊害も出てきています。

行政書士は、まるで弁護士さんのように何でもできると誤解している方もいれば、登記もお願いしますという方もいます。

HPを見ればあきらかに、できないことをしている行政書士も大勢います。

私自身に考えとしては、自己の利益のためでなく、国民の利便に資するか、ということが重要なことであり、国民が後押しをしてくれるよう、業務の拡大が図られるべきです。

そのためにも、これからの行政書士はモラルとマナーを遵守し、驕ることなく謙虚に、他士業の皆さんに敬意を払いながら、行政書士の業務を皆さんに理解していただき、少しずつできることを増やしていって欲しいと思います。


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06年09月16日

内容証明郵便の力

行政書士の仕事に、内容証明郵便の起案・作成があります。
貸金の請求、損害賠償の請求、クーリングオフ等、内容証明の出番は結構あります。

市販の本のように作成するのでしたら、行政書士に依頼する意味がありません。私は状況と経験により、条文を睨みながら、一番有効と思われるものを作ります。

内容証明は、やり方によっては本当に力を発揮します。

ただの「手紙」になるか、ならないかはプロとしての腕の見せ所です。


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今日、お客様のところへ伺う途中、電車の中で司法書士さんや弁護士さんの広告を多く目にしました。

司法書士さんのほうは無料相談をしていると記載してあり、弁護士さんのほうに目を向けると、これまた無料相談の記載が・・・。

皆さん大変なんだと思って別の弁護士さんの広告に目を移すと、「債務整理、○○、××、許認可」と記載してありました。

えっ、許認可、もう、やるんですか、弁護士さん・・・。
弁護士さんも大変なんですね。

数年後には弁護士さんが大幅に増えます。登記や許認可等に進出する弁護士さんも増えると思っています。

私たち行政書士も、紛争性のない法律事務であれば、任せていただけるようになるため、頑張らなければいけません。


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お客様と役所のはざまで、右往左往することがあります。

お客様は、ご自分にとって都合の悪いことはなかなか言ってくれません。
些細なことならよいのですが、許可・免許等の要件にかかわる事項となるとそうはいきません。
「何故はじめから正直に話してくれなかったのですか?」と、なります。

しかし、お客様は行政書士に頼むのだから、何とかしてくれると考えます。

最悪の場合、許可・免許の取消になったり、新規で取り直しになってしまいます。
こういう場合私は、書類作成と提出はお断りせざるを得ません。アドバイサーとしてバックアップするしかありません。

役所は行政書士が作った書類であれば、当然正確であろうと考えています。

行政書士は実際に申請事務所へ行き、申請によっては写真の撮影もしますし、人的、設備的、財産的等の要件を満たしているか、一番よく把握しています。

ある意味においては審査の一端を担っているようなものです。

要件を満たしていないのに、書類を偽造したり、事実と違う書類を作成することは、役所の信頼を裏切ることになるばかりか、そのことが露呈すれば他の行政書士にも迷惑をかけることになります。

「行政書士の作成した書類なら間違いなく信頼できる。」と役所に言っていただきたいですし、お客さんにも「行政書士に依頼したから安心だ。」と言っていただけるようモラルを持って研鑽を積まねばならないと考えます。

役所の信頼を得なければ、役所に苦言を呈することもできませんし、要望も受け入れられません。

お客様の信頼が得られなければ、行政書士という資格は不要となってしまうでしょう。


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