以前のお話です。

某税理士先生からお電話をいただきました。
「ご挨拶をしたいから、よかったら事務所まで来てもらえませんか?」ということでした。
人脈作りもありますし、お伺いすることにしました。

立派な事務所で、応接間で待っていると、ピシッとしたスーツで決めた税理士先生が入ってきました。
名刺交換の後、話は本題へ入りました。

「税理士資格による行政書士登録をしているが、実務はあまりやっていない。必要書類等は言っていただければ全部こちらで揃えるので、建設業の許可申請の書類作成をあなたにやっていただきたい。
しかし、お客さんの手前もあるので、私の職印を押して、こちらで作成し申請したことにしたい。」ということで、少し、上からものを言われている印象でした。

つまり、書類作成の下請けということです。

たぶん、この方はクライアントも多いと言ってらっしゃいましたし、税理士さんとしては立派な方であろうと思います。
しかし、ご自分でできないなら行政書士を名乗るのはおかしいと思いますし、私としても行政書士としての誇りと意地があります。

結局、丁重にお断りしました。

私は面接で落ちてしまいましたので、誰か他の方が代わりに下請けをやっているかもしれません。



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