最近、何冊かビジネスの本を読みました。

いずれも働く人の「心(こころ)」をテーマにしたビジネス書です。

最近、「人間力をテーマ」にしたビジネス書籍が増えたなあ、と思います。



一昔前は経営戦略や問題解決力といった実践的・直接的なテーマを扱ったもの、

例えば競争戦略やバランススコアカード、財務・ファイナンス、改善活動など、

仕事のやり方をそのものをテーマにしたものが主流でした。

そう「仕事のノウハウ」でした。



今日「人間力をテーマ」にした書籍が売れているのは理由があると思います。

僕が勝手に考える、その大きな理由の1つは・・・

心の迷いを解決して、人間が本来持っている力をフルに発揮させたい、

多くの会社や組織がこのような問題に直面していることの表れだと思います。



コーチングという考え方が一般的に受け入れられるようになったこともあります。

「解決策は自分(達)の中にある」という考えに共感する人が増えました。

他人に教えられ借り物でやる仕事のやり方では自分固有の問題は解決できない。

自ら選択し、実施し、振り返り、改善する、PDCAこそが本質的な仕事、つまり、

「地に足を着け自らと向き合う中に解決策を見出す」という考え方です。



どの本にも言葉こそ違うけれど同じ意味のことが必ず書いてあります。

その1つは「徹底的に自分と向き合え」ということ。

自分の身の回りに起こる出来事は全て自分が行なった結果のフィードバックなのだ。

決して「人が悪い、周囲が悪い」と他のせいにするなということです。

そしてもう1つ、「人のために自分に何ができるかを考えろ」ということです。



「人を喜ばせることを徹底的に考え、人が喜ぶことを自分の喜びとすること」

ここまで覚悟ができたら何も怖いものなどありません。

人の評価は自分の行動を正すことで必ず変えることができる、

相手との距離は自分から与えることで必ず縮めることができる、

これで変らない人間関係など、あるはずがありません。

もし、どうしても、どんなに努力しても変らない人が万が一、いるとすれば、

その人は自分にとって何の価値ももらたらさない人です。

さっさとケリをつけてさよならするべき。未練など無用です。

大切なのは、本当にそう判断できるまで自分が努力をしたのか、ということです。



僕自身、最近になってようやくこのような考え方ができるようになりました。

困難を感じることはたくさんありますが、不思議と孤独ではなくなりました(笑)。

ご参考までに。

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