保険見直し会社のおかしな見直し?

『保険料を安くしていない!』

保険を見直したいと思っている方の動機のひとつに

『現在の保険料が高いのを安くしたい。』

というのがあります。

しかし、保険見直し会社に相談に行っても保険料が下がる提案をしてくれることはとても少ないようです。

当初の保険契約よりも年齢が上がっているという理由はあるのですが、月3万円これまで払っていた家庭に対しては、保険の見直しをしても月3万円は変わらない。もしくはそれより高くなる見直し提案をしてきます。

また、月保険料を3万円だったのを2万5千円に減らす提案をしたとしても、保険料を払う期間を長く、終身や80歳のようにして、生涯で払う保険料総額はむしろ増えてしまうような提案をしているのを良くみます。

これは、相談者を騙しているのでは?と思います。実際私のところに相談にいらして、保険料総額を計算してさしあげるとビックリされます。

保険見直し会社は保険料を多く払っていただく保険見直しをしていただかないと売上がきちんと入りませんので、仕方ないことかもしれませんが、相談者を騙すような見直し提案は企業モラルとして問題かと思います。

そのような姿勢が結果保険業界全体の信頼を下げるのですが・・・。

食品業界の不祥事に近いところもありますね。
07年10月21日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦は11日、東京・有明コロシアムで行われ、チャンピオンの内藤大助(宮田)が世界初挑戦の同級14位、亀田大毅(協栄)を3―0の判定で下し、今年7月に獲得したタイトルの初防衛に成功した。

亀田大毅選手の反則行為などが話題となり、1週間以上が過ぎました。

それでもまだ話題になっています。FP的にボクシングと絡むところはないのですが、内藤大助選手のトランクスにスポンサー名で出た『保険見直し本舗』が注目されているようです。

『保険見直し本舗』は複数の保険会社の商品を扱う保険代理店のようです。

ネーミングもあって、保険見直しに関心がある方が問い合わせをしているようですね。

私が主に活動している仙台に同店舗は無いので、どのような保険見直しを提案しているのかはわかりません。

ただ、仙台で営業している同種の保険見直しの会社の見直しは???という保険見直しをしていらっしゃるというのが私の感想です。

保険見直し会社に相談に行ったが、どうもおかしいということで私のところ相談にいらっしゃる方が大変に多いのです。

そこで、保険見直し会社の見直し案を私が見るとビックリします。

『本当に相談者のことを考えての見直し案なのか?』


という見直しなのです。


具体的にどのような保険見直しなのかは次回以降でご説明いたします。

07年10月20日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
アリコジャパンに排除命令=医療保険で誇大広告−公取委
10月19日18時1分配信 時事通信

 『生命保険のアリコジャパン(東京)が販売する医療保険の新聞広告に誇大表示があったとして、公正取引委員会は19日、景品表示法違反(優良誤認)で同社に排除命令を出した。
 公取委によると、同社は「元気によくばり保険」の新聞広告とパンフレットに、「悪性新生物 一括300万円」「ガン診断一時金250万円+生活習慣病一時金50万円(上皮内新生物の場合は一括60万円)」などと記載。上皮内新生物と診断されただけで、60万円の一時金が支払われるような表示をした。実際には60万円は入院し手術をした際のみ支払われる決まりだった。
 パンフレットには小さな字でただし書きがあったが、公取委は不十分と判断した。』


保険会社や銀行の商品広告には、ありがちなお話です。今回はちょっと酷かったため処分になったようです。

前にもブログでかきましたが、三大疾病特約もこれに近いです。

『ガン、急性心筋梗塞、脳卒中になったら500万円!』

そんな感じのパンフレットで大手の生命保険会社さんが特約としてつけています。

いかにも簡単にもらえそうですが、ほとんどの保険会社の場合は次のポイントがあります。

?上皮内ガンは対象外
?急性心筋梗塞、脳卒中の場合は60日以上の障害状態が続かないと対象外。統計からみても60日以上になるのはきわめて稀なケースのみ。
?一度もらえば再発しても対象外。

とにかく、広告のキャッチコピーだけで契約しないで、セカンドオピニオンとしてきちんとデメリットも説明をしてくれるところ。つまり売り手以外の人の話も聞いた上で契約してください。

07年10月19日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
最近、「持病・既往症をかかえている」「病気で通院・服薬している」など、健康上の理由で保険の加入をあきらめていた方でも加入できる医療保険が数多くの保険会社から発売されています。

健康な人の保険契約が限界にきたので、病気を持っている人が入れるような保険を発売していかないと業績が伸びない事情があるためです。

簡単な告知だけで加入できるので、普通の保険に入れないと思い込んでいる方は安易に通販なので申し込みがちです。

しかし、ある1社で加入できなかった方でも健康状態について、より詳細な告知をすることにより、保険料が割安な他の保険会社の普通の医療保険に契約できる場合があります。

安易に契約する前にきちんと調べましょう。

しかし、持病持ちで加入できる医療保険は保険料が高く、これから入院できなくなる時代に合っていないのがほとんどです。保険に頼らず貯蓄することもキチンと考えましょう。
07年08月29日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
 生命保険最大手の日本生命保険は、保険金の不払い防止策として、約5万人の営業職員が全契約者約1050万人の家庭や職場などを個別に訪問する方針を固めた。

 保険金が支払われる範囲や請求方法、請求を忘れやすい特約などについて改めて説明する。一連の不払い問題で全契約者を直接訪問するのは、生損保で初めての取り組みだ。

 訪問は8月から始め、来年夏ごろに終わらせる。不払いの多くは、契約内容が複雑で、特約部分の保険金を請求しなかったために起きていることから、営業職員が契約者と一緒に保険の内容を再確認する。

 日本生命では、これまでの調査で1万5450件、約60億円の保険金・給付金不払いが判明している。
              7月9日3時3分配信 読売新聞

というような記事が出ました。
不払いがきっかけでと言いますが、基本的に国内大手のセット商品の中身はほとんどの方がご存知でありません。

私の保険診断は、その説明から入ります。
『そんな特約にこんなに保険料払っているの?』
『80歳までしか続けられないなんて知らなかった!』
という相談者からの反応がずいぶんとあります。

保険は加入する時は色々気にするけれども、加入してからは忘れてしまいます。

そういう意味では、訪問して保険内容を確認してくれるのはいいのですが、これの本当の意図は別にあると気付いている方もいらっしゃるでしょう。

その意図は

『保険の見直し』の提案。

なかなか、闇雲に訪問するアポイントをとってもお会いできません。特に『保険のセールス、保険の見直し』という言葉では電話を切られてしまうことも多いです。

その点、保険内容の確認であれば、アポイントもとりやすくなります。

そこで、最後に新しい保険セットの提案をしていくという戦略でしょう。

それが本当に消費者にとっていいものなら、歓迎ですが・・・・。

期待できないでしょう。


07年07月09日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
ページ移動 前へ 1,2, ... ,29,30,31, ... ,33,34 次へ Page 30 of 34