先週、電話がかかってきました。

「どこの金融機関の住宅ローンの金利が安いのか教えて欲しい。」


私は売り手ではない立場で正しい話をしますので、相談料は有料です。
※売り手は営業の一環ですから無料でしょうが。


それでもある程度は電話などでお答えしておりますが、上記の質問については

「その方にとってまったく違うのでどこが安いかは、詳しく聞かないと分かりません。」

との答えになります。

別に無料じゃ教えられないというわけではなくそれが事実だからです。


住宅ローンを借りる人の年収が違えば、住宅ローンの審査が違ってきます。


年収の高い人だったらかなり金利の低い金融機関も審査が通るでしょう。

しかし、そうでもない人はもう少し高い金利のところしか審査が通らない。

その見極めができるかです。

また、住宅ローンは様々な種類があります。

全期間固定金利や10年固定金利、2年固定金利など。

それによっても金融機関ごとにバラツキがあります。
全期間固定だとA銀行が安いが、10年固定ならB銀行というように。

さらに金利だけでなく、保証料や融資手数料、登記費用についても違っていて、金利の安さだけで契約すると保証料や融資手数料などが他の金融機関よりも数十万、中には100万円以上も高くて総額でいったら損することもあります。

住宅ローンは選択一つで何百万円も違ってきます。
※過去のブログ参照。1000万円クラスで違うことも。

不十分な内容だけを電話で無料で聞くだけではきちんとしたアドバイスはできません。

きちんと予約の上、実際に面談しながら具体的な物件資料や源泉徴収票を見ながらでないといけません。

相談料2時間で1万円としてもその何十倍、何百倍もの効果が返ってくるのが住宅ローン、マイホーム相談です。