マイホーム購入サポートのご依頼が多く、だいぶ不況による不安も落ち着いてきたのかと思います。

しかし、相変わらずマイホーム購入サポートをしているととんでもない不動産業者(特に大手)に出くわします。

いつも腹立たしいのは、

契約書と重要事項説明書は契約当日に初めて購入者に見せてそのまま印鑑を押させる

こと。

人生で最大級の買い物なのだから、じっくり契約書や重要事項説明書を読むことは当然。

なのに、多くの不動産業者は事前に購入者に渡さない。

※今月も3社くらいとケンカしました。何度かお付き合いのある不動産業者ですと私が関わっていることを知るとキチンとしてきますのでケンカになりにくいのですが、初めての不動産業者ですとまずはケンカです。




なぜか。

理由はいろいろ考えられます。ただの手抜きということかもしれません。

しかし、契約書や重要事項説明書を事前に渡してじっくり読まれると都合が悪いことが書いてあるためだと思います。

買主にとって都合が悪いこと=売主有利な内容

しれっと住宅ローン条項を削っていたり、違約金の額を高くしておいたり。

不動産契約に素人の一般の方は事前に読んでも気づかないかもしれませんが、当日に読んだらもっと気づきません。

仮に気づいたとして、修正を求めたとしても

「もうこの内容で売主さんは了解しているのでこれでお願いします。」

とごり押ししてきてきます。

※私がサポートしている場合は平気で買主に不利な内容があれば不動産業者に直させます。契約当日であろうと。

あとで、契約書の内容の問題に気づいて何百万円も損しても遅いのです。
契約書は重いです。裁判をするのにもお金はかかります。

本当に、マイホーム購入をするときに不動産業者の言うとおりにしてはいけません。第三者に間に入ってもらうようにしないと大変なことになります。