こんにちは。

お金とくらしのセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。

保険診断をおこなっていますと、かなりの高確率で酷い保険の転換をされた生命保険の契約を見ます。


あなたに保険を勧めた方はあなたの味方ですか?



それとも保険会社の味方ですか?


保険の転換とは、わかりやすく言うと昔から加入している保険を下取りしてもらい、新しく加入する保険にその下取り金を充ててもらうことです。


マイカーを買い換える時のやりとりに似ています。そのような営業トークで保険の転換を勧める方もいますが、保険とマイカーは全く違います。


昔から加入している保険は総じて予定利率が高いのです。予定利率が高ければ、それだけ安い保険料で大きな保障が得られ、貯蓄性があるものではその貯蓄部分が高いもので年5.5%(目安)で運用されています。


マイカーは年々価値が下がりますが、昔の保険(バブル期に加入したもの)は年々価値が上がるのです。



その年5.5%の予定利率の保険を下取りに出して予定利率が低い(年1.65%等)現在販売されている新しい保険に加入し直させるという保険会社の利益を重視した場合が多いのです。それだけで加入者よっては数百万円の損をしています。

もちろん保険の転換全てが悪いのではありません。


ライフステージに合わせて必要な保障が変わっていくこともあります。その際に保険の再設計のために転換が行われます。


しかし、加入者の利益を優先した高い予定利率の保険を残しつつもライフステージに合わせた保険の再設計ができるのにも関わらず、保険会社の利益を優先した転換が非常に多いのが現実です。


保険会社の人に勧められて最近保険に加入していませんか?


保険証券に『転換』の表示はありませんか?



単なるお付き合いで数百万円ものお金を無駄にしていませんか?


将来大きな後悔・1000万円超の損となるかもしれません。くれぐれもご注意ください。

お金とくらしのセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台