本日の日本経済新聞に、生命保険の不払いの金融庁への報告件数や金額、未調査の有無が載っています。
ぜひ見てみてください。

年金商品がほとんどのところが少ないのは当たり前です。

それを除いて、医療や死亡を取り扱っているところを見ると、私がある程度医療保険や死亡保険を推奨してきたところは、件数・金額ともに不払い件数が少ない方から数えていずれも5番目以内でした。

今、少ないところでもまだ調査中のものもありますから、更に順位が下がるかもしれません。

手前味噌ですが、保険会社を選ぶ目は確かだったとあらためて自負しているところです。

『20数社から選びます』

というの強調している大手保険代理店をよく見ますが、本当に保険金を支払ってくれるのかを吟味していない。加入者のことを考えていなかった事実が明らかになった事件だったのではないでしょうか。

また、こういう生保の不払いは契約を勧誘した代理店がチェックすれば、防げたはずですが、そういうところには注目がいっていません。

ちなみに私がこれまで勧めた保険についての不払いは0件です。(自慢!)

大手保険代理店もこれからはそこをPRしていけばいいのでは?

『当社で契約した方で不払いにあった方は0件です!!』とか。

そうもいかないのでしょう。きっとそういう大手の保険代理店は件数も多いですから、そこまでチェックもできないでしょうし、実際、あれだけの不払いがあれば、数十件はあるのでしょう。

0件でなければ意味が無いですからね。

また、保険専属代理店であれば、多少厳しい健康状態の方も契約に結びつけなくては売上になりませんから
(もちろん告知義務違反は論外です。保険会社によっては健康状態の審査が甘いところもありますので。)